阿波踊り、男踊りの種類について

阿波踊りをこれから習い始めようと思っている方向けの記事となります。男性が阿波踊りに参加する場合は実際に男踊りとして踊るか、または鳴り物として踊らずにいずれの楽器(鉦、笛、三味線、太鼓)を習うかの選択となります。男踊りを希望する方が入連する前に知っておくとよいなぁと思えることを挙げておきます。

手踊り→ウチワや提灯などの小道具を使わず両手を高く上げ踊ります。手踊は踊りの基本となる踊りで動きは単純ですが奥は深いと言われています。上級者となると手踊りのみでも拍手が起こります。連の指導方針によってことなりますが初心者は手踊り練習から習い始めるのが一般的です。

ウチワ踊り→ウチワを捌きながら踊ります。男踊りの小物はウチワまたは提灯という二種類に分類されます。両方ともに技術を習得することは簡単ではりませんがウチワ踊りをする連と提灯踊りをする連では同じ阿波踊りでもスタイルがかなりことなります。一概には言えませんガ、ウチワ踊りをする連は比較的重心が低く低姿勢で踊るのに比べ提灯踊りは上下のリズム(躍動感)を大切にするので跳ね上がる印象を与えます。興味のあるかたはYOUTUBE内娯茶平(ウチワ踊り)と阿呆連(提灯踊り)の両方を見て比較してください。ウチワの捌き方、握り方ひとつを取っても連ごとに異なります。ウチワ踊りでしたらその他にのんき連やうずき連も定評があります。

提灯踊り→上記にあるように徳島の有名連の一つである阿呆連のスタイルです。ウチワを上下左右に振りながらの躍動感溢れる踊りが有名です。

奴踊り→どちらかと言うとマイナーな扱いなりますが一応紹介までしておきます。奴踊りは二人一組で空を舞う凧、それを操る人を連想させる踊りです。徳島では天水連の奴踊りが有名ですが、こちらの踊りを初心者が行うことはほぼ無いと言ってもよいでしょう。

ここでは4つの男通りを紹介しましたが、まずは手踊りから習いはじめることをお薦めします。

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