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風の記憶、時の雫

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note をはじめてみようと思う。 秋晴れの空を眺めていたら、風がやってきて、 そのときにふと思ったわけです。
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2019年10月の記事一覧

運を蓄える

運には強い弱いというのがあると思う。 運が強い人、運が弱い人がいるように思うから。 運の力というものだ。 いうなれば「運力」とでも表わそうか。 運とは不思議なもので、 何をしていなくても目減りする。 体力と同じで鍛えなければ維持できない。 知力、体力と同じで運力というものがあると思う。 鍛えれば鍛えるほど強くなる。 怠けていれば弱々しくなり、そにうち減退する。 筋力と同じで、何歳からでも鍛えられるものだから。 怠けていると運力は弱くなっていく。 運を鍛える。運の力をつけ

Halloween はHappy なのか?

なんだか毒を抜いたHalloweenはつまらない。 Halloweenといえばティム・バートン監督の 『The Nightmare Before Christmas』を思い出す。 ハロウィン・タウンの王様といえば パンプキン・キングのジャック・スケリントン。 彼が森の奥で見つけた不思議な扉の一つを開けてみたら、 そこは陽気なクリスマス・タウンだった・・・ クリスマス・タウンとハロウィン・タウン。 この対比がティム・バートンによって描かれると こんな作品になる。これはもう「

一雨一度

「一雨一度(ひとあめいちど)」という言葉があるように 秋は一雨降るごとに寒くなり晩秋に近づいていく。 「一雨一度」とは気温が(1℃)下がるという意味だ。 体感だけでなく、気温も下がり、 肌寒い朝が来るようになった。 でも「一雨一度」のおかげで紅葉は進み見頃を迎える。 自然の彩りが移り行くさまは本当に美しい。 古より日本人はそれをこよなく愛する性質が DNAに組み込まれているような気がする。 少なくとも日本人は自然を支配しようとは思わない。 自然とともに生きようとする。人間も

自分の意見を持つ

「自分の意見を持て」というときに、 頭の中にある引き出しの中に何もなくては 自分の意見を組み立てられません。 その引き出しの中には、自分で調べたこと、 学んだこと、経験などいろいろな素材が あればこそ、その素材を使い、 自分の意見として組み立てられるものです。 文章というカタチで意見をまとめるのも、 口頭で発表したり、意見を述べるのも同じ。 会話の中でも同じ作業を行います。 ではその素材を集めるにはどうしたら良いか。 書くことに時間をかける前に、その準備に 十分時間をか

古い書棚から

ぼくは何も書けなくなったら 古い書棚から適当に本を取り出して パラパラめくってみる。 ココロに響く言葉を見つけるために。 新聞からも雑誌からも インターネットでもそれはできるけど ぼくにはほとんど無理なことなのだ。 ココロに刺さる言葉はあっても ココロに響く言葉は拾えない。 ココロに刺さる言葉から詩は生まれない。 物語もはじまらない。 なぜ古い書棚からなのか。 そこにある本は読んだことのある本や 読んではないけれど手にとった本だから。 ココロの中に何かを残した跡がある

自分を信じる

今、自分に自信が持てなくて苦悩している君へ。 自分を信じられない人は 誰も信じられない人なのだ。 誰しも思うことだが、誰も信じられなくても 自分だけは自分を信じようとするもの。 それができないのは、 そもそも自分がわかっていないか わかろうとしていない。 そもそも信じるための行動を 日頃から行っていないのだろう。 それでは人生を楽しめないどころか 前に進めないと思う。 自分を信じることは 最も最初にすべきことなのだ。 それができなければ、 他人を信じることなどできるはず

人生を動かす言葉

「わざわざ」「さっそく」「なんども」「ていねいに」 この4つの言葉は 全部「ありがとう」(感謝)につながります。   わざわざ、持ってきてくれてありがとう。   さっそく、行ってくれたんだ。ありがとう。   なんども、言ってくれてありがとう。   ていねいに、やってくれてありがとう。 人生を動かすものは 感謝につながるものだとわかります。 どうでもいい相手にはこんなことしないものね。 感謝は相手に伝えるものですが、 自分にも還ってくるものでもあります。 これができる人は

暮らしに変化の清流をつくる

暮らしに変化を与えるには、 ほんの少しでいいから これまでにない日常を作ること。 例えば夜型を朝型に変える。 習慣を変えるのは大変だけどね、 これだけで一日の活気が違ってくる。 滅多にしなかった花を飾ることを 頻度を増やして飾る。 これだけで毎日が華やかになる。 変わり映えのしない日常は 川の流れがせき止められるようなもの。 次第に濁ってくる。 変化は清流を好む。 意識して流れをつくり水を清めること。 それで次第に変化は起きやすくなる。

「即位礼正殿の儀」に現れた虹

本日行われた、天皇陛下の即位礼正殿の儀の30分の前に、 それまでの雨が突如止み、皇居をまたがる形で二重の虹が 架かりました。 まるで奇跡のような出来事は、大勢の方がSNSでシェアし、 多くのメディアも取り上げることになったのはご存知だと 思います。 その書き込みとクリアな写真を探していますと、この写真 に出会いました。 よくよく見ると、単に虹が現れただけではなく、二重の虹 いわゆる副虹が淡く架かっているではありませんか! まさに「福虹」。 私はこれほどきれいな虹と福虹を見た

夕映えの時

夕焼けの空というより、 夕映えの空。 焼ける空というより、 染まる空。 もの寂しい空というより、 懐かしい遣瀬ない空。 初めての空というより、 記憶の奥から蘇る空。 滅多に出会うない空というより、 あの日の空。

街を継ぐひと

街の色というか風景をつくるのは人なんだ。 その人たちが高齢化して、 やがて街を去ると街自体も変わってくる。 「街を継ぐ」とはどういうことかとふと考える。 もちろん新しい街には 新しい顔も色もつくる人はいる。 ただその人たちはフローな人が多い。 定住意識は低いと思う。 街を継ぐ人のつながりは今より希薄になっていく ような気がして寂しい。 街を継ぐにはいい意味でディープな部分が 必要だと思う。 だけども、 そのディープな部分に入り込むのを嫌う世代が 街をなめていくようにな

幸せになるセンス

より良い人生を生きるにも 日々の暮らしを楽しく生きるにも 幸せを感じることはとても大事な要素だ。 幸せを感じることのできるセンスを 鈍らせないこと、常に磨くことを 心がけておくことはとても大切な生き方なのだ。 自分が幸せでなければ大切な人を 幸せにすることもできない。 自分だけで幸せにもなれない。 幸せになる人となれない人の差はセンスだ。 幸せになるセンスを磨こう。 そう思うだけで、今日は楽しくなる。

努力は形になる

努力は、毎日の水やり。 努力は、毎日の日差し。 努力は、毎日の挨拶。 努力は、毎日の笑顔。 努力は、じんわりと沁みて ここぞというときに あなただけの花を咲かせる。

弱さの享受

生きている者の日常は苦悩に満ちている 死んでいる者の日常は退屈そのものだ 生きている者にゆるい時間が流れていたとしても 生き続けるためには苦難を乗り越えなければいけない その苦難は人間がつくりだしたものか 神から与えられたものか 死んでいる者が棲まう世界があるとして そこに棲まう者たちに畏れは何もないのか 此岸には何一つとして同じでない変化が 試練を次々と生み育て生きている者を襲う 生きている者は儚い生命しか持ち合わせていない それ自体が生まれながらに持ち得る試練だ