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【天界通信】vol.2『逢って、触れて、分かった事』

情報を降ろされる《いつもの方(ほう)》や《上》がなんなのか。
『逢えば分かる、触れれば分かる、それをどう捉えるかは自ら決められる』
どうやって《いつもの方》や《上》と逢ったり触れたり出来るのか。
出来たとして、分かるのか。
どんな風なのか想像も出来なくて、分かる時が来たらイイねくらいの気持ちで過ごしていた。

21歳で事故に遭ってからは、身体と向き合う事に意識と時間を取られる事が多かった。
その後13年余り続いたリハビリ期間中、無茶を承知で初めての海外旅行はNew York独り旅。
その後、上京して独り暮らしをした。
でも、20代半ばに後遺症の揺り戻しで歩けなくなり、帰郷して、そこからは働いたり療養したりの繰り返し。

20代後半になって、温泉療養と歩行訓練をしようと思い、出来れば誰も自分を知らない場所でしたくて、選んだのは奈良県の山奥。
中学の修学旅行以来の奈良。
道中、名前だけ知っていた大きな神社がいくつもあって、そのうちのいくつかにご挨拶に伺った。

その時。
『分かる時』が訪れた。

御祭神に、いつものように、お招きと参道のお見守りの御礼を申し上げ、摂社に向かった時。
ひとつのお社の前で《いつもの方》の響きを感じた。

『響き』とは、そのモノの揺れや波(『波動』と呼ばれているモノ)から放たれるモノで、それを受け取る私にとって一番しっくりする呼び方なのでそう呼んでいる。同じように感じる方もいるかもだし、全く違う方もいるかもだから、その呼び方が正解というわけではない。

お社の前で、合わせた手が震え、頬に鳥肌が立つのを感じながら、祀られている神の名を確かめた。
……あぁ、そう呼ばれておられるのか。
あの書の、あそこに書かれている神の名だ。
あの神が、この響きなのか。

逢って、触れて、分かった。
でもそれが正解だとは、決められなかった。
療養地に着くまでいくつもの神社に伺い、その名で祀られているお社に手を合わせ、何度も響きを浴び、《いつもの方》と同じかを確認して回った。
……同じだった。

物心つくかつかないかの頃から、受取っていたのはこの『響き』
その後も、響きを感じて向かうお社にはこの名の神が祀られている。

『逢って、触れて、分かる』
今は、みつけたその名ではなく、響きに沿った音(おん)を御名と思ってやり取りさせて頂いている。
その名で呼び掛けた事も、音にして出したこともない。
でも、《いつもの方》がその名で呼ばれる神とされる存在なのだろうというのが、今のところの見解である。


《続く》



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