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株式会社TENGAから学ぶ!ロケット打上げ成功の裏側、宇宙と性生活のこれから

今回、2021年11月11日に株式会社TENGA・西野芙美(にしのふみ)氏をお迎えし、TENGAロケット打ち上げの経緯や民間企業として初めて宇宙空間でのペイロードの放出・海上での回収などを成功させたお話をうかがいながら、性生活の未来について楽しく学べるイベントを開催しました!


TENGAロケットプロジェクト

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TENGAロケットプロジェクトがはじまったきっかけは、北海道のロケットベンチャー企業であるインターステラテクノロジズ株式会社・堀江貴文氏との番組共演。
TENGA代表取締役社長・松本氏が、堀江貴文氏の宇宙事業に対するビジョンに感銘を受け、初めて単独スポンサー企業として、ロケット打ち上げをおこないました。

こちらのプロジェクトでは、3つのミッションが成功を遂げました。
民間企業として初めての成功となる宇宙空間でのペイロード放出・海上での回収は、TENGA公式キャラクター・TENGAロボとスペースエッグドッグが宇宙空間から放出され、地上に戻ってくるという内容でした。
ちょっとユニークなミッションがおもしろいですよね。

さらに、TENGAロボはデータ観測用のTENGAを搭載し宇宙での温度や湿度を観測。
宇宙用TENGAの開発の第一歩となる快挙を果たしました!
打ち上げから3時間後の回収、そして記者会見の裏側まで、特別にお話しいただきました。
まず、ペイロード回収は奇跡だったとのこと!

宇宙空間から放出されたTENGAロボを回収する際、「シーマーカー」という海上のどこに着水したか判別するための染料が放たれます。シーマーカーを目印に位置を探索したのが、堀江貴文氏のホンダジェットでした。
その位置を漁船に伝え、目視で確認、回収されたそうです。

さらに、記者会見会場に回収されたTENGAロボを持っていき、組み立ててお披露目された背景にも驚きました!

18時55分に回収し、回収場所から記者会見会場までは約1時間。そして記者会見は20時スタートというタイトスケジュールのなか、記者会見の裏側では、回収したTENGAロボを解体・洗浄して再度組み立てるという作業をしていました。
その組み立て作業には、TENGA、インターステラテクノロジズの社員様ではなく、TENGAロボを作ったフィギュアデザイナーの方々も携わっていました!

TENGAロボの登場にも、エンターテインメント要素を取り入れ、見る人が親しみやすく感じる記者会見へのこだわりも感じました。
記者会見の裏側は、「文化祭の前夜」のようだったと西野氏が表現されており、参加された方も共感している様子が印象的でした。


これからの性生活と宇宙

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TENGAが掲げている「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というビジョンのもと、性生活というテーマで多くの活動にも取り組まれています。
日本では、性生活の満足度が調査した18カ国中最下位という結果で、性に対してもなかなか身近に感じることができていない現状。

身近に感じるためには、異業種とのコラボによる影響がとても大きいそうです。
アパレルや音楽、今回のように宇宙という観点から、エンターテインメントを通じて興味をもってもらえるような働きかけをしています。大事なのは、一見遠いように見えるけれども、近くに感じられるようにすること。

これから宇宙開発がさらに発展し、わたしたちが当たり前に宇宙に行く世の中になったとき、人間にとって大切な「性」という観点を置いてけぼりにしていけない、という想いを語っていただきました。


最後に

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今回、西野氏のお話を聞かせていただき、宇宙と性は切っても切り離せないものであるし、とても身近なものだと知りました。

勉強会後に行われたコスモ女子限定交流会では、日本の性教育の課題やこれからなど、貴重なお話を伺うことができました。
また、TENGAは誰もが性を表通りになるよう、障害がある方などに対しても寄り添っていくような商品開発にも取り組まれています。

宇宙事業の発展と根強い性のタブー視に挑む今後の活躍に目が離せません!

わたしたちコスモ女子は、2022年度中に、女性だけのコミュニティで人工衛星の打ち上げを予定しています。
人工衛星がこれからの未来に大きな役割を担っていくことが楽しみですし、より多くのみなさんと一緒に宇宙にふれることが出来たら幸いです。

宇宙や人工衛星に興味がある方や、少しでもコスモ女子に興味を持たれた方は、ぜひ公式LINEまでお問い合わせください。

一緒に活動できることを楽しみにしています!


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