日本人がやりがちな英語の100の間違いとは? #01〜04
Error 1 tell と teach の使い分け
teach a foreign language(外国語を教える)、teach a musical instrument.(楽器を教える)など、習得に時間と労力を要するスキルに対してteach を使います。私(チャールズ)が初めて来日したとき、Please teach me your name. と言われて驚きました。私の名前はレッスンが必要なほど難しくはありませんから(笑)。
一方、Can you tell me the spelling?(私につづりを教えてくれますか)やCan you tell me where the North Exit is?(北口はどこか私に教えてくれますか)のように、言葉だけで簡単に伝られるものに対してはtell を使用します。
Error 2 go、play、practice、do の使い分け
多くの生徒が、play という動詞をあらゆるスポーツやイベントに対して使いますが、これは最もよくある間違いの1 つです。何年も前、ある学生がI like to play bicycling in my free time. と言ったのでそのヘンな英語に思わずニヤリとしてしまいました。
play baseball(野球をする)、play basketball(バスケットボールをする)、play soccer(. サッカーをする)など、スポーツの中でも球技に対してのみplayを使用します。
一方、go surfing(サーフィンに行く)、go swimming(水泳に行く)、go fishing(釣りに行く)など、ing 形をしていて動詞化したスポーツや活動にはgoを使います。
さらに、practice judo(柔道の練習をする)、do judo(柔道をする)のように、伝統的な武道に対してはpractice やdo を用います。
Error 3 ×weak against → ○ sensitive to
strong(強い) / weak(弱い)という形容詞は、肌に対しては用いませんし、そもそもstrong against +名詞という言い方をしません。例えば腕立て伏せが100 回できるとか、試合で125 点を取得できる実力があるという風に数値で測定可能な状況に対してstrong やweak を使用します。
よって肌に対して用いる場合は、何かに対して強い耐性がある/ないことを意味するresistant(耐性がある)やsensitive(敏感な)を使うほうが適切です。
Error 4 start と open の使い分け
レッスンやイベントなどの催しに対してはstart を使用します。例:When does the concert start?(コンサートはいつ始まりますか?)、When does the party start?(パーティーはいつ始まりますか?)
一方、店舗やレストランなどドアやゲートがついている場所にはopen を用います。例:The bank opens at 9:00.(銀行は9 時開店です)、Tokyo Disneyland opens at 9:00.(東京ディズニーランドは9 時にオープンします)
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