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エーリッヒ・フロム「自由からの逃亡』


 最近結構、自由でないことが多い日常ではないでしょうか?会社、アルバイト先、街中、などなど、なんとなく窮屈な感じがしている方いらしゃいませんでしょうか?
 そうそう、新型コロナウィルスだ、なんだかんだでマスクすることも多くなり、生活が変わってしまった、そんな気もしますね。
息苦しい、でもマスクをしていよう、していなくちゃいけない。とココロに言い聞かせて、でもココロの奥では、マスクなんか外してキレイな空気をめいっぱい吸い込みたい。
 そう、そんな感じ

さて、この本、心理学関係では知る人ぞ知る本なのです。難しいテーマですが、私たちの生活で息苦しさ、自由さを無くしている本質、メカニズムを解説してくれている、と私は思います。

この本に語れている権威主義と私たち、というと益々小難しいテーマかと思われるかもしれません。
でも読み進めると、自分の周りにあるものがどういうカタチ、みえない、形而上的なものが感じ取れて、スッキリ、そんな内容です。

読書といえば、長編小説「失われた時を求めて」の岩波文庫 第一巻にも序盤で、「私」がとらわれている世界に触れる表現があります。
このエーリッヒフロムの本を読んだとき、この小説も思い出しました

さて、昨日(令和6年6月21日)の岸田首相が夕方、会見をしていました
内容はともかく、支持率が10パーセント代、の政権が日本人全てにメッセージを出す、この状況を観ているとこう思いました
マイナーな10パーセントのシェアのお菓子を皆んなに食べてもらおうと、「これ、美味しいよ」と勧めているようなものかなあ、と
おそろしいのは私たちの口の中に押し込んで強制的に食べさせようと、こっちの都合は無視です。
観なきゃ、聞かなきゃいいんでしょうけど、メディアがそろって陳列してきます

なんか、自由じゃない

まさに多くの日本の人たちが、本来なら、自ら思考できない感じ

エーリッヒ・フロムの心理学は権威主義に巻き取られ、受け取る側がつくり出す権威、幻の権威、について、語っています。

税金を徴収され、税金をさげてやったぞと、給与明細に書かれてしまう、それをさせる法律を税金を使ってやらされてしまっている
納税は国民の義務と憲法にもあるのに、そんな当たり前のことを国会で議論、国会議員さんのお給料だって税金
国会議員さんは国民の代表、だから国会で決まったことは民意そのものなのだ、そりゃそうですけど、勝手なリーダーに好き放題言われている
何で、こんなことに、なっているのでしょう

そうでした国会議員のみなさんは政治家の名まえを使って、所得税を払っていないままでしたね
ダナソンの法則(https://note.com/cosmo_world8888/n/ne73be0c6e584?sub_rt=share_pb)そのものな気もします。ビックリ

例え話としては、ちょっといきなりかも知れませんが、◯◯メガネさん、勝手に権威の座に居座って、人の話をきいていない。過去には党議拘束をかけ国会議員の自由な発言を縛り法律を可決しています。
国民の代表の国会議員の自由な発言をさせない、困った話ですね☆

自由について改めて考えてみたくなりますね!
ではまた、ごきげんよう☆



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