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表現の修正と落選と鳥貴族と日本海について※江戸川台ルーペの近況note(2020年6月)

東京アラートから始まった六月だった。

結局何がやりたいのか分からないまま、都庁やレインボーブリッジが赤く染まったりした。新手の観光名所をつくる予定なのかな、と思ったが、月末あたりには全く無かった事にされていた。僕は感染者が増えるたびに「そろそろ東京アラートが来るかなぁ」と、色々と赤く染まるのを楽しみにしていたのだけど、とても残念だ。都知事の顔だけはいつでも白い。

戒厳令が明けて

久しぶりに仕事帰りにトリキに乗り込んだ。鳥貴族は何でも298円+税で食べられるお店で、僕はトリキが本当に大好きだ。コスパとか考えないで良いし、明朗会計だし、注文も手元のタブレットで注文が出来るし、カウンター席もあるし、美味しい。キャベツも食べ放題である。嫌なことがあった時や、ちょっといい事があった時はここでプレモルをゴクゴク飲みながら焼き鳥をウシウシと食べると大抵スッキリする。色々とあって、六月だけで六回くらい行った。QUICPayで支払えると、財布を出す必要が無くて嬉しいのだけど。


noteでカクヨム発「熊本くんの本棚」の

レビューを書いた。

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僕はnoteでリンクが上手く貼れない人なので申し訳ないが、この近況の前の前に置いてある。普段僕のnoteのPVは100いくかいかないかなのだけれど、このレビューはピューっとその倍以上のPVを得て「さすが問題作」と感心した。カクヨムで書くのも良いな、と思ったのだけど、あちらは会員登録していないと読み辛いみたいだ。本当に面白い小説なので、是非読んでいただきたい。僕は好き過ぎてレビューを書くのに半年以上掛かった。おかげで相当なボリュームになってしまった。大体言いたい事は書けたんじゃないかな、と思っている。ほかに書けていないとすれば、僕が書いた【文学性の女】に隠れて影響を与えた箇所についてだけども、それは自分の心の底に留めておきたい。そこでは熊本くんの本棚の感想が大切であって、僕の小説について語りたければ、またどっかで書けばいいのだ。

カプコンのゲームが安売りされていたので

前からオススメされていたバイオハザード7(グロテスク・バージョン)をPS4VRで始めた。皆さんはPS4でVR体験をした事があるだろうか? 僕は家でBDを観たりする時にとても役立っているのだけれど、いざ本業のゲーム(しかもホラー)で体験すると半端ない没入感で死ねる。コントローラで移動するが、常にに後ろが気になって仕方がない。一生懸命頑張ってやってはいるが、有識者によると未だ体験版で遊べる範囲を超えていないとの事である。グロテスク・バージョンとは。クリアには二億年くらい掛かりそうだ。

性表現・落選について

僕は小説投稿サイト「カクヨム」で小説を投稿しているアマチュアweb小説家(という言い方が好き)なのだけれど、二年前に初めて投稿した【空気の中に変なものを】という小説について、「R15なサイトじゃき、あんたの性表現の修正してちょ※本当はもっと礼儀正しい言葉です」というメールが運営からやってきた。二年前だし、何ならカクヨムコン5にも出したのだが?、と思ったけれど、確かに「ちょっと過激な表現かもな」と自分でも思わないでも無かったので、修正する事にした。それが6月15日である。露骨な名称を別の表現に置き換えたり、削ったり、伏せ字にしたりして、修正した旨を報告していたが、二度、三度とあえて場所を指摘されず、未だ修正が足りない、次修正がうまくいかなければ公開停止となった所で、性表現を全てカットする事にした。バッサリである。アマチュアweb小説アーティストらしく、小説における「性表現とは」とぶち上げる事も考えなくもなかったけれど、カクヨムに書いている以上、その場に残したければルールに則り、修正するのが正しく唯一の道だ。「他の人はどうだ」「あれはどうだ」とやるには僕の体力も保たないし、時間の無駄だと思った。冒頭に性表現があると注意を促してはいたが、R15と認識して読み進める人を不快にさせる事が僕の目的ではない。「どうする?」→「残したい」→「じゃあ削除だね」と自分の中だけで考えをまとめ、修正した結果、辛うじてカクヨムに【空気の中に変なものを】は公開し続ける事が許された。大変嬉しい。いきなり公開停止になったらどうしようかとヒヤヒヤしていた。書き直す時に何度も性表現のパートを読み返すので、「つら……」感も半端なく、何度も「引っ込めて楽になりてぇ〜。カクヨム側も絶対それ望んでるよなぁ〜」とやさぐれ気分がロックンロールした。でも、最初に書いた小説を、あの時の気持ちを書き綴った小説を、他人に指摘されたからといって、やすやすと引っ込める訳にはいかんな、と強く感じた。やっぱり自分で産んだからには、他人に殺されるのは忍びない。「ちょっと! そういうの隠してください!」と注意されたら「すみません!」とオシメなりパンツを履かせるなりして、「うむ。よろしい」と許可されたなら、その子をどこへ連れて行こうが、どうしようが、僕の自由である。

修正に入った翌日に、僕が六作短編を書いて応募した【カクヨム2020夏物語】の中間発表があって、全て落選していた。これもヤサグレ気分に拍車を掛けた。自粛期間中に「絶対ダ・ヴィンチのりてぇ〜! めちゃ面白いの書いたろ!」と意気込んで、愛着たっぷり、面白みたっぷり(※自分にとって)な4000文字以内の掌編六作が、怒涛の全落ちである。俺の作品、全部落ち。池の水、全部抜く。みたいな。「おおっと、これは自信過剰の江戸川台ルーペが勝手に脱ぎ捨てたアマチュアweb小説家という皮ですねぇ。時期じゃないのに、勝手に脱皮してしまったのでしょうか」「本人はさぞかし寒いでしょうねぇ。何しろ、技術的に未だアマチュアもの書きの域を出ていないにも関わらず、自意識ばかり過剰に肥えた結果、自信満々で中間発表に臨んだのですからねぇ。相当ダメージがでかいんじゃないでしょうか」「(苦笑)」「ダ・ヴィンチ50冊買う気満々って近況ノートに書いてましたよ(笑)」「(失笑)」

やかましいわ! しかも落ちた結果を受けながらの修正作業である。女の子が頭がおかしいおじさんとクラスメートにレイプされるシーンを何度も読み返しながらいやここは……いやいや大切なところやしここは……とか、ツヤツヤ清純中学生の男の子がヤリマン女子高校生に云々を違う表現にできないだろうか……っていうか根元にゴム、要るぅ? などと書き換え続けながらの落選の報であったし、もうヤサグレという言葉以上に、鳥貴族に数日寝泊まりしても癒されない程のダメージを負った。仕事では足も挫いた。ずいぶんと鳥貴族で一人で恨み辛みを飲み込んだり、ちょっと出しちゃったりしてしまった。大変申し訳ない。受賞された方々、おめでとうございます! というのは本当の思いであります。次は頑張りたいです。どうぞよろしくお願い申し上げます(勝手に脱皮した皮にもぞもぞと再び潜り込みながら。あれ、ちょっとキツイな、太ったかな)

十万円も入ったし

シャツやズボンを新しいのに変えた。もうユニクロのシャツがデロンデロンで、仕事用のズボンも何か縮んでませんか?という感じだったので、近所のショッピングモールに買い替えに行ったのだ。結果、ちょっと小さいかなぁ?くらいのシャツと肌着をたっぷり買い込んで満足です。新しい下着最高ですね! その他、本屋で「女の人を怒らせない技術」「人の心をつかむ最高の法則 ハーバードCIAFBIで学んだ」「猫を棄てる」を買った。

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「女の人を怒らせない技術」は、表紙のストレートさに思わず笑ってしまって衝動買いをしてしまったのだけれど、想像とは違っていた。正しい題名を付けるのなら、「女性職場における男性上司の正しい振る舞い方大全集〜生きるも死ぬもあなた次第〜」という感じじゃなかろうか。正題の「女の人」はちょっと分母が大きすぎる。内容は面白かったけど、数回女性職場で死にかけた勘のいい男性なら書けそうな内容だった。

「ハーバードCIAFBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則 」

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は参考になった。高校生とか、もしかしたら大学生とか、大人がどんな会話をビジネスシーンでしているかというのは想像がつかないかも知れないけど、こういう、いわゆる自己啓発書というのを読むのも逆引き的にキャラ作りに役立つんじゃないかという感想をもった。僕の周囲にもこういう小手先の技術で人の心を掴もうとする有能な人・あるいは有能と見せたい人(ここで重要なのは、本当にあなたが有能である必要はないということです、と本書の中にも記載があって、そこが一番印象に残った)がいて、時々しっかり心掴まれちゃったなぁとシミジミしながら読んだ。ああいう奴ら、本当は空っぽだからね(悪口) でも、仕事上で人間的に空っぽである事は全然問題ありません……とは書いてなかったな。きっと当たり前だからだろう。

「1ヶ月とちょっとの自粛が既婚男性四十代のアマチュアweb小説家にもたらした影響について」・お台場へGO!

というnoteの文章を書いた。ウオーキングと買い物以外、40日以上家から出ないで過ごした日々の総決算という感じで書き記したエッセイである。である、と書く方面のもの書きで申し訳ない。ちょっと「既婚男性四十代の」って所が「うーん、ちょっとイマイチだなぁ」と気に触るタイトルだけれど、もしよければ読んでみて欲しい。例によってリンクは貼れないかも知れないが、この記事の一個前にある。ずっとあの生活を送っていたかった? わからん。

夜中、車で友人達とお台場へ行った。ライトノベルを書くリアフレのもの書きと僕の二人で鳥貴族で大変にやさぐれて飲んでいたら、偶然共通の知り合いがETCを導入したからドライブどうかとお誘いが僕じゃない方にあったので、じゃあ日本海が見たい、と所望した所、辿り着いたのはお台場だった。お台場だったけど、日本海だと思ったらそこは日本海だった。

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僕は二日連続鳥貴族だったし、食べ過ぎて腹を壊してしまって、トイレを探しながらの日本海紀行となった。日本は優しい国だと思う。あんまり人がいなくても、駅はトイレの為だけに開いているし、公衆トイレも煌々と電気をつけてくれていた。本当にありがたかった。大勢のカップルが海を見ていて、僕も中学生の男の子を弄ぶ女子高生とか、綺麗な看護師さんとエッチなことをする大学生のお話をもっと書かないといけないな、と決意を新たにした。何故なら、日本海がそこにないから。帰り際に、午前3時のラーメンを食べた。担々麺。久し振りに青春時代に遡ったような気がしたけど、気になるのは明日の体調と、代償(脂肪的な意味で)でした。眠くてお腹痛くて美味しくて楽しかった。

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その他

都内でリアフレの高野ザンクと会い、二人でホーム(トリキ)へ乗り込んだ。都内のトリキは18時からで、いつも通り17時に待ち合わせをしていた我々は図らずも0次会(トリキ開店待ち)を執り行う事となり、緊張した。もうトリキ以外のお店はボッタクリにしか見えない病(やまい、と読む)に罹患してしまっていたのだ。珍しいので串揚げとか、かつおのたたきを食べた。ふつう。17時入店で、もちろん我々は一番乗りだった訳だけれど、店内の店員も一人だった。ワンオペ。一人に掛かる負担をたった四文字のワンオペで済ますって、とっても残酷な言葉だ。18時にトリキへ移動して、飲んで食べて、帰り際に長浜ラーメンを食べた。横綱通りの飲食店は平日夜9時にも関わらずほとんどガラガラだった。

ふと思いついて、昔クリア出来なかったFCディスクシステムソフト「新宿中央公園殺人事件」の動画をみた。当時小学4年生だった僕の知能では一生クリア出来なかったろうな、と改めて思ったけれど、音楽や画面を見ていたらあのドキドキとワクワクと、飽きた気持ちが蘇ってきて、これからもおっさんが映画を観ている時に後ろから妻に刺されて死ぬ小説とか、全裸の美人看護師さんが元ヤクザのおっさんを愛という名のもとに射殺する小説を書き続けようと思った。 ──愛という名のもとに?

観た映画(アマプラ)

残酷で異常

マイ・インターン

悪女◯

スカーフェイス

茄子スーツケースの渡り鳥

モテキ(映画)☆

恋の渦

スーサイド・スカッド

良かったやつに☆を付けた。◯は全体としてはイマイチだったけど、一部超いい所があった映画です。

※やっぱりリンクは貼れなかった。

※いつもはカクヨムの近況ノートに書くのだけど、今回はnoteにした。

今月もしっかり書こうね!

べ、別にお金なんかいらないんだからね!