点字教室 第7回目

点字教室も、気付けば7回目。

今回は、拗音・拗濁音・拗半濁音浸けに。

まずは、「にゃ」「にゅ」「にょ」
拗音は、濁音などと同じく2マスを使い、1マス目で4番の点(読む側から見ると右上)の1点+文字で表します。

つまり、にゃにゅにょなら、
「にゃ」は拗音記号(4番)+「な」
「にゅ」は拗音記号+「ぬ」
「にょ」は拗音記号+「の」

ランダムのあとに、単語。その後、文章。

この日2枚目は、
「ハ行」の拗音と拗濁音と拗半濁音。
拗音記号+「は」=「ひゃ」
拗音記号+「ふ」=「ひゅ」
拗音記号+「ほ」=「ひょ」

※この時、「ふ」は「ふゅ」とかならないのか、とも思いますが、アルファベット表記で考えた方がわかりやすいようです。拗音記号はHy(エイチワイ)の行。つまり、拗音+「は」は「Hya」なので「ひゃ」
「ふ」は「Hyu」なので「ひゅ」という感覚。

そして、
拗濁音記号(拗音記号4+濁音記号5=4・5の2つ)+「は」=「びゃ」
拗濁音記号+「ふ」=「びゅ」
拗濁音記号+「ぼ」=「びょ」

更に、
拗半濁音記号(拗音記号4+半濁音記号6=4・6の2つ)+「は」=「ぴゃ」
拗半濁音記号+「ふ」=「ぴゅ」
拗半濁音記号+「ほ」=「ぴょ」


「ぴゅーれ」の「ぴゅ」なんてね、一番上の段と一番下の段がレールのように3列続きますからね。しっかりと一文字ずつ把握しながら平行移動せねば、数え間違えてしまいます。

「ひゅーがなつ」「ひょーたん」「ひゃっかてん」「びゃくや」「いんたびゅー」「こんぴゅーた」
…案外日本語でも使われている…!!

ランダム、単語のあと、文章。


さすがにまだ読みなれていない、ちょいと苦戦をしながらも、それでも先生と案外結構雑談を交えながら、3枚目に突入。

「みゃ」「みゅ」「みょ」
読めたところですら、言いにくい。
「みゃ」「みゅ」「みょ」だけがランダムに出てくる部分は、瞬時にわかる。
単語や文章で出てくると、ここまで混乱するものとは…。
読み慣れの問題でしょうね。しかも、あまり出てこないだけに。

「さんみゃく」「みゅんへん」「みゃくはく」「みゅーじかる」「こみゅにけーしょん」「みょーにち」
…日本語でも結構使っているではないか……

単語に文章。
文章を読む時は、覚えているはずなのに、読めるはずなのに「あれ?第6点…あれ…あれ?!何だっけ?!」というような不思議な感覚さえ覚えながら、それでも今回は、3枚終えて、数分残して終わりました。


そして、毎晩続けている「点字訓練枠『銀河鉄道の夜』を読む」は、
ついに1か月継続。
そして、今までで見たことのなかった記号「第2カギカッコ」も登場。
恐らくは、カギカッコを立体にしたようなあれ(上記の『銀河鉄道の夜』として使ったカギカッコ?)でしょうか。

そして、だいぶ、スムースに文節ごとに読むことができるようになってきた。
点字訓練枠、懐かしの…まだまったく読めなかった頃のアーカイヴを動画化したものの再生リストはこちらです。

コミュニティでは、眼球使用困難症や点字についての座談会なども行っていきます。
ぜひ、遊びにいらしてくださいね。

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