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・。・ア・ヌゥイット 。・。・ラ・。・ゥイーナ。・。・


。・。・

     たとえ、出会ったことがなくても、
     想像することは、できるでしょう。

     あなたの星の裏側で、
     今日も、この日を生きている友のことを・・・。


     たとえ、訪れたことがなくても、
     想像することは、できるでしょう。

     あなたの星の彼方の森で、
     来る日も、生きている命たちを・・・。

   
     たとえ、あなたの暮らしに何の関わりがなくても、
     あなたは想像することができるのです。


     あなたの星に、共に生きている仲間のことを・・・。


     たとえ、出会うことがなくても、
     愛することができるのです。

     
     想像は、いつも、愛を広げます。


     遠い地の友のことを、
     あなたは国境を越えて、愛することができるでしょう。


     話したこともない孤独な隣人を、
     あなたは、ただ、愛することができるでしょう。

     たとえ、すぐに、飛んでゆけなくても・・・・

     たとえ、手を取り、抱きしめてあげられなくても・・・・

     たとえ、なにも、力を貸すことができなくても・・・。


     あなたは、いつも、
     想うことができるのです。


     愛することができるのです。

     
     想像は、いつも、愛をひろげます。


     枯れ果てた地の、友を想い・・・

     悲しみの戦地の、小さな家族を思い・・・

     飢えて痩せ細る、貧しさを思い・・・・

     あなたはいつも、愛することができるのです。


     もう、傷つく必要はなく・・・
     もう、悲しむ必要もないのです。


     悲しみの先にだけ、歓びがあるのではなく、
     傷ついた分だけ、平和があるのではなく・・・・

     愛は、尽きることなく、あるのです。


     いま、この場所で、
     いま、この瞬間に、

     いつでも、あなたがたは、愛を広げてゆける。


     あなたは、誰かを愛し、
     あなたは、いつもいつも、
     誰かに、愛されているのです。

     
     たとえ、出会えなくても・・・  
     手を握り合えなくても・・・

     抱き合い、温もりを感じ合えなくても・・・・。


     あなたがたは、愛し合える。


     この星の、友だから・・・。


  。・。・。・。・。・。・

     
     いつも、ここから、
     あなたを、想っています。


     いつも、この瞬間に、
     あなたを、想っています。


     だから、どうぞ、
     安心して、生きてください。


     生きて、生きて生きて・・・・

     生き抜いて、笑っていてください。


     いつも、あなたの、
     いちばんしあわせな笑顔を、
     想い描いています。

   。・。・。・。・ 

  
   最初に、「ア・ゥヌィット」という言葉がやってきて
   そのあとに、「聖なる樹」と・・・


   そうして、大きな、色とりどりの木の幹が
   あらわれて、
  
   それは、木の幹なんだけど、色がいろんな色で
   模様のついた柱みたいで、

   とても、存在感がはっきりしていた。

   その木の幹に、二つの大きな棘みたいなのが
   ささっていて、

   そこから、涙みたいに樹液を流しながら、

   こういったの。


   「もう、誰も、傷つく必要はない。」
 

   「想像をとおして、愛をひろげてごらん。」


   って・・・・・


   言葉にすると、いつも、ひらたくなってしまうけど、

   わたしは、その木の存在感と
   樹液の涙を・・・

   受け取った気がする。

   
   この木を想像してみてください。


   2009年01月19日

   ★ ★ ★

    こうして、自然界は、必要な時に

    いつも、声をかけてくれる。

    ありがとう。