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。・。・。・なにものでもないもの。・。・

☆ ☆ ☆


  (自分の中から、何か歌?が聞こえてくる気がします。)


   木々が、あなたに話しかけています。


   あなたの中に、生命の潮流が起こり始めると、
   あなたの中に、自然界のエネルギーが流れ出すのです。


   同調です。


   あなたが・・・・
   「あなた」という枠を外して、


   なにものでもない存在になった瞬間に、

   「あなた」の中に、おなじくなにものでもない
   エネルギーが、流れ込んできます。


   「なにものでもない」とは、
   囚われがないということです。


   名前も、条件もなく、
   思考も、感情も、はずし、


   願いも、目的もなく、
   何の優先順位も、価値観も取り外された・・・


   ただの、純粋なエネルギーになった瞬間に、
   おなじように、純粋なエネルギーが
   流れ込んでくるのです。


   あなたは、ほんとうは、
   なにものでもないのです。


   そして、すべての命も、
   「なにものでもない」
   かけがえのないものなのです。


   何者か同士で、出会うときには、
   何者かと、何者かの、対話が在ります。


   そこには、互いの情報や感情が、
   流れ合うのです。


   言葉で、それを交換し、
   言葉で、それを伝え合います。


   なにものでもないものと、なにものでもないものの
   間には、ただ、純粋なエネルギーが
   流れ合います。


   水が流れ合い、潮流が起こるように、
   エネルギーが、溶けあいます。


   なにものでもない。
   深い静けさと、出会うのです。

 
   ざわざわした風も吹きません。


   どんな感情も起こらず、
   振り回されることも、ありません。


   けれども、とても深く、出会います。


   情報や想いを交換する必要がないので、
   言葉も必要ありません。


   ただ、静かな温かさの中で、
   歌が、生まれるのです。


   純粋なあなたのエネルギー。・・・♪
   純粋な命のエネルギー。・。・。・。・。・♪


   その間に、自然に歌が起こるのです。
   
   響きのうたです。


   こまやかな粒子と粒子が、
   シャボン玉のように浮かびながら、混ざり合い、

   踊り出すような、響きのうたです。


   それだけで、互いに分かち合い、
   受け取り合うのです。


   もしも、あなたが、
   感情的なざわめきに、疲れを感じるのなら


   あなたは、自身の純粋なエネルギーまで、
   帰ってゆきなさい。


   感情の波の上で、うろうろとするのではなく、
   その深海へと潜り込んで、


   あなたのいちばん無邪気なエネルギーに、
   帰りなさい。


   あなたが、そこに帰れば、
   あなたは、無邪気なエネルギーたちと
   出会います。


   あなたは、あなたのいるところで
   同調するのです。


   もしも、あなたが、
   感情と感情のざわざわを感じるなら、


   あなたは、あなたと同じ場所にいるエネルギーと
   交流するのです。


   もしも、あなたが、感情と感情のぶつかり合いではなく、
   もっと、「素」の中で

   交流したいのなら、


   あなたが、なにもないものに、帰りなさい。

   覚えていてください。


   あなたがたはいつも、
   あなたの選択した場所、

   あなたのいる場所で、起こっているのです。


   あなたが、あなたのいる場所を選択しなおせば、
   いつでも、

   あなたの望む場所から交流できるのです。


   「感情」が、あなたを巻き込んでいるのではなく、

   あなたが、それを、選んでいるのです。


   あなたがより、軽やかなものになれば、
   より軽やかで、純な同調が起こります。


   あなたの純な歌を、聞いてください。


   邪気のない、何もない・・・
   あなたのエネルギーの本質に、
   出会ってください。


   そうすれば、あなたの中に、
   おなじように、邪気のない
   ジャッジも何もないエネルギーが流れ込みます。


   そう。エネルギーの本質と本質で、
   交流ができるのです。


   なんにもなく、シンプルで、そして、
   深い、交流です。


   そして、そこには、
   一瞬で歌が生まれるのです。


   あなたがたにも、この、何ともいえない
   軽やかで深く、
   あたたかな交流を、知ってほしいのです。


   それは、あなただけではなく、
   あなたがたの世界を、がらりと変えるほどの


   大きな歌を響かせるはずです。


   どうぞ、この深い交流を
   はじめてください。


   ☆ ☆ ☆

  
   わたしが望む、わたしの場所。


   わたしが、歌になる、いちばん、純な場所へ。


   2009.8.3.

★ ★ ★

 このことだけを、日々、

 チャレンジしてきたように思う。

 もし、あなたはなにになりたいですか?

 と問われたら、

 「何者でもないもの」と、

 答えると思う。

 そして、

 軽やかで、風のように、 

 何者でもないものたちと

 戯れたい。

 笑

 2020.2.8.