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空の瞑想 #2

瞑想に限らないが、私たちは諸行無常の世界にいて、常に変化しているので、同じ空の瞑想の行為をしていても、当然、その瞬間瞬間で、自分が感じ取る感覚は違う。

思考が止まらないときもあるし、心地よく無の状態になれるときもある。

何か問題や悩みを抱えていたり、それらが心に留まっていたりすると、そこに引きずられて、一向に気分が優れないときもある。

以前の私は、心を無にし、静寂さの中にいられないと、正しく瞑想できていないと思っていた。
それは、無の状態になって、本当の自分とともに在れる心地よさを体験で知っているからだろう。
でも、常に自分を無の状態におくことは難しい。
正しく瞑想ができていないと思ったときは、自分に対し失望していたように思う。

でも今は、空の瞑想を知り、どんな状態であってもジャッジせず、あるがままを受け入れることができるようになった。

思考が止まらなければ、それを止めようとせず、ただ眺めて、その思考とともにいる。
ハートに意識を向ければ、いつでもお釈迦様、観音様、不動明王の像が現れ、そこに自分がいることを感じられる。
その像と自分は同一で、すべては一つであると感じられる。

1回につき30分ほどの空の瞑想をしているが、その瞑想中に、常に意識をハートに置いておければいいが、思考に意識を持っていかれることが多い。
しかし、その思考に捕まりながらも、手放せたときは、自分の内側に宇宙(源)があり、すべてある空の状態を感じられる。

思考に捕まったまま瞑想を終えても、思考を手放せて瞑想を終えても、どちらであっても、自分に必要な変化は起きていることを信頼し、委ね、ただ眺め、そこに在ればいいと感覚で分かるようになった。

瞑想の真の目的は、意識を自分の外側でなく内側に向けて、「自分とともに在る」ことだと思う。

「自分とともに在る」ことを24時間できることが理想だけれども、実際は、外界の出来事にどっぷりとハマってしまい、自分ではなく他人に意識がいき、「自分とともに在る」ことができていない時間の方が多いだろう。
それでも、毎日、空の瞑想をするようになって、日常の中で意識を自分の内側に向けると、ハートに仏像を感じられている。

瞑想を通じて、自分とともに在る感覚を常に持ち、その感覚でイリュージョン(幻想)の世界である日常を楽しみたいと思う。

すべての源である空の世界は、私たちを全肯定、全受容しているのだから。


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#瞑想 #空の瞑想 #空の世界


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