見出し画像

サバイバルモードからの脱出

作家のジョンキムさんのvoicy を聞いていて、
「自己顕示欲」という言葉が心に刺さった。

人の心理の一つとして、
「承認欲求」という言葉で理解していたが、
「自己顕示欲」の方がぴったりくると、気づかされた。

自分にも、この自己顕示欲は「ある!ある!」と同感である。
これは、特定の人だけにあるものではなく、誰にでもあるもの。

狩猟採集生活をしていた古代の人々にとっては、自己顕示欲が生きていくうえで必要なものであったことは、容易に理解できる。
元来、人間に備わっている本能なのだろう。

現代の私たちにとっては、このようなサバイバルな環境に生きていないから、自己顕示欲は要らないはずである。
しかし、別の意味でサバイバルは続いていた。
私たちは、戦う相手を変え、競争社会で生きてきたのだ。
でも、風の時代に入り、もうこの競争社会も終わりを迎えようとしている。

自己顕示欲はもう要らない。
サバイバルモードになり、自分を武装する必要はないのだ。

自己顕示欲を捨てていこう。
一つひとつ捨てていこう。
自己顕示欲は人間特有のものだから、
自己顕示欲があること自体に対して、自己否定することはない。
自分の言動に入れない、現さないと決め、捨て続ければいい。
サバイバルモードになりかけたら、直ぐに脱出しよう。

自己顕示欲を捨てた先には、愛を感じられる世界が待っている。


#エッセイ #自己顕示欲 #voicy

あなたにサポートしてもらえたら嬉しいです! いただいたサポートは、作品づくりや他のクリエーターさんへのサポートに使わせていただきます(*^^*)