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映画 偏愛

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2019年12月の記事一覧

永い言い訳

美しい映画だった。 死 って本当に人間にとって一番大きな存在で、 それが身近な人であればある程、そして死の理由が故意的だったり突然だったり稀有な理由であればある程、その存在は常にその人の中に媚びり続ける。 今の世界では人間が死ぬのは一般的に病気が原因であるから、それで亡くなった人は周りも納得ができる。 だけど事故死だったり、災害だったり本人とは直接関係のない原因だったり、 逆に自殺という一番個人的な原因だったり 死とその人の距離が近すぎたり離れすぎたりしていると、 周りの

散歩する侵略者

この映画を見ていた時の自分の中の気づきについて ・私が涙を流すことに対して当てはめている感情と、自分がその時に同時に認知している感情は必ずしも穴地ではない。し、 私は泣くことをほぼ反射神経として心臓の鼓動のように行っていると思った それは、世間では一般的に泣くという行為は必ず感情に支配されて行われる動作だとされていて、 確かに私が泣くときって感情が高ぶっている時なんだけど、 散歩する侵略者を見ていた時↓ 私が泣いたのは、地球が侵略されそうになって長澤まさみが