チャールズ国王の肖像画と陰謀論
5月14日に公開されたチャールズ国王の肖像画について、気味が悪いと美術評論家やSNSで物議をかもしだしています。
鏡面に隠すシンボリズム
陰謀論者の間で話題となっているので、肖像画を2枚並べた画像を私も作成してみました。画像の中央をご覧下さい。サタン、あるいはイシス像が浮かび上がって見えるでしょうか。
赤のシンボリズム
イギリス国旗(Union Jack)は、イングランド、スコットランド、アイルランドの3つのシンボルを融合させたデザインです。その中でイングランドは、守護聖人である聖ジョージ(聖ゲオルギオス)の十字架(白地に赤十字)を紋章として使ってきました。聖ジョージはドラゴン退治の伝説で有名な聖人で、赤色は聖ジョージの血を表していると言われています。
また、下の画像から赤い雌牛(red heifer)を見立てることもできます。これは旧約聖書(民数記19章)に出てくるソロモン神殿の再建にあたり、行なわれる儀式に欠かすことの出来ない生贄です。シンボリズムとしては、メシア到来の前触れや世界最終戦争と結び付いた象徴的な意味合いを持ちます。昨年10月、ハマスがイスラエルを攻撃した理由は、この「赤い牛」にあることをハマス幹部が語っています。パレスチナはかつて英国委任統治領だったので、隠しメッセージのようなものを感じさせられます。
蝶のシンボリズム
次に右肩に描かれた蝶のエピソードも紹介しましょう。これはモナーク・バタフライ(monarch butterfly:オオカバマダラ)という蝶で、チャールズ国王からの提案で描かれたものです。昆虫や環境保護というメッセージだそうです。
古代ギリシャやローマでは、プシュケーと呼ばれる魂の象徴としてモナーク・バタフライが描かれていました。プシュケーは、人間の精神や意識を司る女神であり、死後に魂が蝶の形で生まれ変わるという信仰がありました。※日本では、死者の魂は蛍火にたとえられますけど、小さい蝶がはばたいているようにも見えます。洋の東西を問わず、虫に見えるんだな。だから、人間は悪魔に虫ケラ扱いされるのか~🤬
中世では、魔女がモナーク・バタフライを使って人を操ると信じられていました。魔女が蝶の羽を粉末にして、それを人に吹きかけたり、飲み物に混ぜたりする挿絵やアニメを見たことがあるかもしれませんね。そのような歴史的な背景もあって、マインド・コントロールを連想させるシンボルとなっています。(例:MKウルトラ、モナーク計画など)
これが公式肖像画なのですから、恐れいりました~😱
画家 ジョナサン・ヨーについて
ジョナサン・ヨーは、印象的な肖像画で知られるイギリスのアーティスト。 美術学校で専門教育を受けたわけでも、有力な賞を受けた経歴もありませんが、 20 代前半にして有名になり、ケビン ・スペイシー、デニス ・ホッパーなど俳優や著名人、政治家を描いてきました。 現在、「世界で最も需要のある肖像画家の 1 人」とみなされています。
早くから見いだされた理由として、父親が英国政府要職を務めた政治家ティム・ヨーであり、影響力のある人脈=結社との関わりを持てたことからでしょうね。異次元の出世の裏には結社あり。That's life!😟
毎週、都市伝説・陰謀論の記事を執筆しています。記事委託や海外情報提供も請け負っておりますので、下のリンクからお問い合わせくださいませ😊
スイスペ! :MKウルトラ(テレ東 2004年)
ジョー・ローガン・エクスペリエンス
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?