映画「天使と悪魔」 ~バチカンが焼き尽くされる?イルミナティの暗号
アメリカで話題になっている「ディディ事件」続報ですが、担当の連邦検事局のダミアン・ウィリアムズ氏は、過去にエプスタインの共犯ギレーヌ・マックスウェルの訴訟を担当しています。彼はソロス財団とのつながりがあったり、バイデン大統領が検事正に抜擢(2021年・歴代最年少)したことから、ディディ事件に政治的圧力がかかることが懸念されています。
また、ディディのボディガードだったファヒム・ムハンマド(Faheem Muhammad)の前の雇い主がマイケル・ジャクソンで、雇ってから10ヶ月後にMJ殺害事件が発生しました。ファヒムは当時21歳で、スーパースターが新米のボディガードを雇っていたことに疑惑がむけられています。
エプスタインやディディのような児童性的虐待ネットワークの闇について、歴史的因縁をもつのはカトリック教会であることにも目を向けましょう。
さて今回は、カトリックの総本山バチカンを舞台にした映画「天使と悪魔」(2009年5月15日公開)を深堀りたいと思います。秘密結社イルミナティを公に知らしめたミステリーですが、なんとなく過小評価されている印象がありますよね?
前作「ダ・ヴィンチ・コード」では、キリストとマリアの末裔がいるというセンセーショナルなストーリーだったため、カトリック教会や信者から強い非難にさらされました。そのためトーンダウンした印象があります。しかし表面的にわからないようにしながらも、核心的なメッセージが仕込まれています。「今こそ世界に真実を告げる時」というキャッチを裏切らない内容を読み取っていきましょう。
※秘密結社イルミナティは、1776年5月1日にアダム・ヴァイスハウプトが設立したことで知られていますが、知られざる前史がローマにあったという解釈に立ち、解説していきます。
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