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「人生初めて見る待機所」について

前回は、
「まぁ確かにイヤだったら1回で辞めればいっか」
という思いから、「体験入店」をしてみることにした。
という話でした。👇

夜の世界でなんて働いたことがなかったので、そういう場で着れる服なんて、もちろん持ってない。

ただ、当時は「コンサバ」といわれる、きれいめなお姉さんファッションが好きで、そういった服は持っていたため、友達にどの服がいいかアドバイスをもらい、服を選んだことを覚えています。

その服を身につけ、普段履いていたピンヒールを履き、ヒールのカツカツという音を鳴らしながら階段を上り、友達とその場に着いた時と店内に入るまで。そして、店内に入った後の胸のバクバク感。
その緊張感は、今でも覚えています。

入店後、最初に案内されたのが、いわゆる、「待機所」という場所。

そこに入ると、手前には「女優ミラー」といわれる、鏡の上や左右にライトが取り付けられている鏡があり、そこには、4人のお姉さんが座っていた。

どのお姉さんも放っている雰囲気は違ったのですが、クールでかっこいい雰囲気を放っている方や、清楚で煌びやかな雰囲気を放っている方がいた。

みなさん、「ベテランなんだろうな」ということは、すぐに感じ取れたのですが、特に、清楚で煌びやかな雰囲気を放っているお姉さんは、自分が職場で「お嬢」と呼ばれていたことが恥ずかしくなるくらい、本当のお人形さんのように綺麗だったので、その方を見た瞬間、「この方は、格が違う方なんだろうな」と直感的に感じた。

後ろの方に置いてある多くの椅子には私と同い年くらいの子や、私より年が2、3個上そうな子たちが座っていたのですが、見た目も普通で、夜の世界にどっぷりハマっているような子はいなさそうにみえたので、ホッとしたことを覚えています。

友達に促され、後ろの方に置いてある椅子に座り、友達に、「ここで ❝ボーイさん❞ ってゆう黒い服着たスタッフさんに呼ばれるのを待つんだよー」と教えてもらった私は、友達に、男性との接し方や対応の仕方などを聞いたりしながら、❝ボーイさん❞ とやらに呼ばれるのを待った。

その時が、私が人生初めて待機所という場所に入った夜となりました。

今回はここで終わりです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ 
次回もよろしくお願いします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ*.゚

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