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宿題と母

小学生のころから塾にも通っていたため、塾でもらう宿題を家ですることもありました。母に聞かなくていいように、すべての問題を自分で解こうといつもするのですが、解けない問題はどう頑張っても出てくるため、母に聞かなければならない時もあったのです。

そんな時は母の様子を見ながら、呼んでもよさそうなタイミングを見計らい、意を決して呼ぶのですが、「お母さん、ちょっといい?」と言うだけのことに、3分も5分もかかっていたのが現実でした。

「ここってどうなる?」と聞くと、最初のうちは普通のトーンで教えてくれるのですが、同じような問題が解けず、手こずっていると、「それって、さっきもやったやん」「さっきの問題とほとんど一緒やん。なんで分からんの?」「あんたは、ホントに応用ができん子やね!」「ばかやね!」など、私を否定するようなことばかり言うようになる。なので、自分1人ですべての問題が解けるよう、勉強を頑張っていたのです。
(そのためか分かりませんが、勉強はできる方で、テストでもいい点を取る、模範的な生徒でした)

言い方がキツいため、どうしても泣いてしまうのですが、泣いても許されません。逆に、「あんたが分からんから、あんたのせいやら!あんたが悪いんやら!」と言われ、頭を引っ叩かれるのです。頭も心も痛い・・・。
でもそれは、いつものパターンでした。

#母との関係 #小学生 #子供のころ


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