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勝手に鉄道検定:214問目

難易度 : ★★★★☆☆☆☆☆☆(Lv. 4)

【問214】鉄道車両が通過したときの衝撃吸収や消音などの効果を持つ、線路の下に敷き詰められた石の名前は何か?

1. バラスト
2. 犬釘
3. 枕木

明日1/20(水)の11:45頃までは、Twitterにて実際にご解答いただけます。
現在解答できる鉄道検定のツイートは、固定ツイートに設定しています。
https://twitter.com/cosine_travel


ご覧いただきまして、ありがとうございます!
「勝手に鉄道検定」の記事は、2部構成となっています。

・問題の「出題
・前の問題の「解答・解説」(簡易版)


この記事では、下記の内容をお伝えします。

・問214の「出題」
問214 : 線路の下に敷き詰められた石の名前

・問213の「解答・解説」(簡易版)
問213 : レール間の幅を表す言葉

※「出題」は、記事の冒頭にてさせていただきました。

問211~問220のテーマは、「線路・設備」です。
主に線路など、鉄道が走るための設備に関する問題を出題します。
問211から問220にかけて、難易度がどんどん上がっていきます

詳しい「解答・解説」は、こちらの記事をご覧ください。
※上記の記事は、「1/26(火)」から閲覧可能となります。

「勝手に鉄道検定」の問題一覧は、下記の記事にまとめています。


問213の「解答・解説」(簡易版)

正解は、「1. ゲージ」です。
Nゲージなどの「ゲージ」は、レール間の幅を表す言葉です。

ゲージがレール間の幅を表す言葉だと知らない方も、Nゲージは聞いたことがあるかもしれません。
自分も最初にNゲージを知ったときは、ゲージがレール間の幅を表す言葉ということは知りませんでした。

ゲージ(Gauge)は、日本語では軌間(きかん)といいます。
注釈が無い状態で「軌間」という言葉を使うと分かりにくいかと考え、問題文などでは「レール間の幅」と表現していました。

普通鉄道(モノレールなどでない一般的な鉄道)では、鉄道車両が走るためには少なくとも2本のレールが必要になります。
レールが2本あるので、それらのレールの間には間隔ができます。
この間隔が、ゲージ(軌間)です。

軌間は、鉄道会社路線によって異なります。
JR山手線東海道新幹線ではゲージが異なりますし、同じ近鉄線でも路線によってゲージが異なります。
種類や詳細な数値は、この後の問題にも関係するので割愛します。

ちなみに、鉄道模型のNゲージでは軌間が9mmとなっています。
Nineの頭文字を取ってNゲージと名付けられました。

トラスは、鉄道橋などで使われるトラス構造のことです。
部材を三角形に組み合わせ、三角形になった部材を更に何個も組み合わせて作った橋をトラス橋と呼びます。
鉄道橋ではないですが、東京ゲートブリッジはトラス橋の1つです。

カントは、線路の曲線部でつけられる傾斜のことです。
列車は高速でカーブするので、遠心力が発生して車体を外側に引っ張る力が発生します。
遠心力により、車両が脱線する恐れもありますし乗り心地も悪くなります。

カントの役割は、その遠心力を打ち消すことです。
曲線の外側のレールが、内側のレールよりも高い位置に敷設されています。


ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました!
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