過疎地で本気のビジネスに挑むベンチャー企業|受け入れ先①サトモノ企画
淡々と、でも確かな熱をもって話す、「サトモノ企画」代表の堀エミイさん。
最近は、自分たちで新しいものをどんどんつくって発信していくフェーズから、外から連携や講演の声がけをたくさんいただく“アツいフェーズ”に突入しているんだとか。
過疎化の進む里を舞台に、スタートアップのベンチャーがどうやってアイデアを具現化し、利益を生み出し、加速していくのか。そんなスピード感あふれる現場に飛び込んでみたい人、必見の受け入れ先です!
里住(リズム)を取り戻すエリアデザインチーム
「サトモノ企画」
「里のリズム=里住(リズム)を取り戻す」ことを目指す「サトモノ企画」。
日本のいろんな地方で過疎化が進むなか、新しいものを外から持ってきたり、大きな資本を持ち込んでリゾート開発を進めたりするわけではなく、もともと里が持っている強みやオリジナリティを存分に活かし、次の世代へつなげていく。
そこに本気で取り組み、注目を集めているのが「サトモノ企画」です。
現在、「サトモノ企画」が取り組んでいるプロジェクトは、大きく分けて3つ。
まさに、スピード感あふれるビジネスの最前線。初めは、カフェのお店番や接客など、「サトモノ企画」というプロジェクトの特色をお客さんに伝えたり、説明したりする役割に従事してもらう時間もあります。
でもそれ以上に、「サトモノ企画」へ来た学生さんには、「できることはありませんか?」と勇気を持って自分のアイデアをぶつけてほしいし、エミイさんたちも、そういった熱意に対して、どんどん受け止めていきたいと話します。
描くのは、
お年寄りも若者も、お互いにハッピーでいられる場
今後は、養老渓谷エリアを拠点とし、地域のお年寄りが守ってきた知恵を若い世代に継承できる場所にしていきたいと話すエミイさん。
お年寄りは、“継(つぎ)の世代”へ知恵を渡す先生や師匠のような存在として、自分の存在に光があたる。
そして若い世代は、自分の感性を活かして、里というフィールドを使って自己実現に挑戦する。
「サトモノ屋」や、「野奏樹」、「畑のがっこう」などに加え、味噌を仕込むワークショップや、季節に合わせたお漬物づくりなど、里のライフスタイルから少しずつ知恵をピックアップして学ぶ仕組みを組み合わせることで、”お年寄りも若者も、お互いにハッピーでいられる”里の姿を描いていると言います。
過疎地で生き残るためには、尖りまくったアイデアとそれを具現化できる底力が必須だと話すエミイさん。「サトモノ企画」では、そのアイデアを具現化する底力を垣間見れるはずです。
地方での働き方や、暮らし方にも興味はあるけど、実際のところどうなの?と疑問に思っていた方。
変化の多い現場に出てみたい!挑戦したい!と思っている方。
そんな学生さんには、ピッタリの受け入れ先ではないかと思います。
受け入れ先概要
▼受け入れ先
サトモノ企画
▼主な活動場所
市原市養老渓谷エリア
小湊鐵道養老渓谷駅
▼活動キーワード
スタートアップ、ブランディング、営業、接客、地域活性化、地域資源
▼こんな学生さんに来てほしい
◎右も左も分からない状態でも、どうしたら自分がもっと活躍できるか、もっと自分のアイデアが生かされていくのか、役に立てるのかを考えていける人
◎なんでも面白がれる人。地元には、キャラが豊かな名物じいさん、ばあさんが待っています!
◎人のアイデアも面白がれる人