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お茶はじめました 文月2

本日も丸卓薄茶点前。

小暑|次項 蓮始開(はすはじめてひらく)
お茶菓子:太市「露草」
茶花:百合_オレンジの鮮やかなお花が夏らしい。この日は私も先生も黄色のボトムスで梅雨空の中で夏を感じた。

スクリーンショット 2022-07-19 6.21.50

今朝出来立てでふわふわのお菓子だそう。かわゆす。

今日の目標は、丸卓のお点前をしまうところまで!
いけたらいいのですが・・
拝見までは頭が破裂しそうなのでご遠慮しようかと。

朝10時からのお稽古。朝のお稽古はなんだか気分がいい。
お伺いすると、もう1人先輩がいらっしゃった。
先輩がいるとお点前を見られて復習になるし、見てるのは単純に楽しい。(本当は見て盗むくらいの心で見るものなのだろうが、楽しい時間も大事やし)

事前に色々見て復習していたのだが、始めると色々なことが誤っていたりして段々わからなくなり、あれ?何やってたんだっけ、、と途中で頭から?がでてるような状況になったりする。

そんなときに先生が言葉にリズムをつけて唱えてくださる。
「かまえて、かまのふた」「ひいてはさんで・・」

それを頼りに次の動きを思い出して、なんとかお点前を完了。
結局、今日の目標までたどり着かず・・気分はボコボコのボクサー、マラソン完走したランナー、帰還した兵士 などなどのようだ。

今日は途中からもう1人加わり、3人でお稽古。
人から見た視点も勉強になるので、面白い。

また、集うメンバーによって空気が変わるのも面白いところ、
今日はにぎやかなお稽古となった。
そんななか先生が、「みんな今日はこれだけ憶えましょう」とお話くださったのが柄杓の置き方。

何を汲むかによって柄杓の置き方(取り方も)が変わるのだ。

・お湯 置き柄杓
・水 引き柄杓
・お茶 切り柄杓

これが技術的にも難しい手の使い方があってなかなか上手くできない。なんでこんなやりにくい持ち方するんって感じ、できないから面白がってる場合じゃないけど可笑しい。
つい柄杓を落としそうになり、これが江戸時代なら斬られるんじゃなかろうか、と想像している。

そしてもう1つは、直前の作業の流れでそのまま棗をとる、という動作。
茶道は無駄がないように動きができている、とのことので、なるたけミニマルに手が動くことを意識して手順が設計されている、そうだ。
(そしたらさっきの取りにくい柄杓のパートはなんなんだ、と言う声もありそうですが、)私はダンスのようなものだと解釈している。
剣道の時にも「型」があった。何も考えずにそのように振る舞うが、各々違う形になる、それが良い。まるでスタイリングの仕事のようだ。

先輩に「拝見」をさせて頂き、(道具を見させていただく行為)簡単な問答を行う。今日は初めてこれが楽しいと思えた。でも半分は気恥ずかしい。(みなさまスミマセン)

タイミングがあえばもう一回、お点前をしたい!と狙っていたが、すでに開始から3時間ほど経ってすっかりお昼の時間。
お腹もすいたし、午後から打合せもある。雨も降ってきたので急いで帰宅しなくてはならなくなった。
家で要復習だな〜。と思いつつ帰宅。

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(シャワーを浴びたような雨。バチ当たったんかな。
先生にお借りしたレインコートのおかげでなんとか助かった?)

ちなみに今回はお稽古に向かう際に前回のブログを読み返した。
ポイントが思い出せて良き。やっぱ記録大事だわぁ〜。


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