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#雛

地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.3_2022/8/25追記

地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.3_2022/8/25追記

保護仲間が偶然に見つけたブト一家。
最初は1羽がペタペタと雛歩きをしていて、親が興奮していたようである。
すぐに樹上へ戻すことが困難だったので一旦保護しようとしたら、なんともう1羽発見してしまった。
場所が住宅街で公園はあるが、他の縄張りガラスがいるのでそこにも放鳥できない。
まずは現地で2羽とも仲間たちが保護して、その後私も車で拾ってもらい合流した。
巣に兄弟が残っているのかはその時点では不明だ

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地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.2

地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.2

すすきのの繁華街でたくましく生きているブト君の巣立ちのエピソード。
このブト君は数年前まで料亭の裏の大きなイチョウだったので、交通事故はあったけど、特にトラブルもなく暮らせていた。
しかしその大きなイチョウが伐採されてしまい、街路樹という非常に条件の悪い場所へ移動せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
去年は地面に下りてしまった雛を、知り合いのラーメン屋さんが保護してくれたのである。
その子は

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地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.1

地面に下りちゃったカラスの雛を現状復帰させる_Vol.1

大嫌いな6月だったが、今年は心強い協力者が増えたお陰で、一人じゃ無理な事も解決へ導くことができた。
今でも相談はあるもののピーク時の勢いはなく、こうして記事が書ける余裕ができている。
カラスの巣を24時間体制で見守りが出来たら、それはそれは最高だが実際には非現実的である。
とは言いつつも、今年はほんの数ヶ所ではあるが、夜明けから日暮れまで交替で見守りが出来て、捨て雛にならずに済んだブト一家たちがい

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カラスの雛は何故地面に下りちゃうのか?

カラスの雛は何故地面に下りちゃうのか?

2022/5/28の捨て雛の記事を投稿したが、何故捨て雛に至るのか?もお伝えしたいと思った次第である。
捨て雛になるのは「地面にいる雛」がデフォルトだが、時々樹上にいても捨て雛をされるので油断は禁物である。

カラスの巣立ちは決して格好がいい訳ではない。
巣のある枝を伝ってチョロチョロするのが巣立ちである。
アカゲラみたいに巣穴から勢いよく飛び出るようなことは決してない。

カラスの雛は十分に飛べ

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捨て雛に思うこと

捨て雛に思うこと

札幌市が行っているカラス対策に関して数人が疑問を投げかけてくれた。

https://carasblog.net/sapporoshi20220512.php

https://youtu.be/OJQSoEcR6h4

私は札幌市民なので、札幌市のHPを繰り返し見るということはなかった。
毎年毎年、カラスの巣立ちの時期になるとゆううつで気分も最悪な状態が続くののである。
しかし、今回こうして他県

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