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クリエイターだって動物保護活動の支援がしたい①(追記あり2022.9.22)

こんにちわ。猫と暮らすハンドメイド作家のてばさきです。
この記事は、数回にわたってお届けする、「クリエイターが動物保護活動の支援をする取り組みのアイデア」です。
第1回となる本記事は、主に私と猫たちのことや、本件を本気で考えることとなったいきさつといった内容です。

※2023.5.15追記
数か月やってみて、考えを改めました。
よろしければこちらもご覧くださいませ<(_ _)>↓


私と猫たちについて

我が家には現在11匹の猫たちが一緒に暮らしています。
純血種の子が3ニャン、あとは全員、外から保護した子達です。
「は? 純血種いるの?」と声が聞こえてきそうですが、純血種そのものに罪はありません。
私は彼ら純血種を家族として迎えた頃、諸々の知識に乏しく、いわゆる悪質ブリーダーと呼ばれる存在、その飼育環境、そこからの運命、救いの手つまり尻拭いはみんなボランティアさん達がやることになるという、ねじれにねじれまくった事実をじわじわと知った時は震えました。
けれど、彼ら純血種を家族にしたこと自体を後悔など、するはずがありません。そうではなくて、「ペットショップの生体販売をやめるべきだ、ブリーダーを免許制にするべきだ」と考える一人になった、ということです。

前置きが長くなりましたが、そういうわけで我が家はいつの間にか私と母親、11ニャンの大家族になりました。天国へ旅立った老猫たちを含めれば、過去にはもうすこし大ニャン数だった時期もありました。

私はハンドメイド作家としての収入だけで生活しているわけではなくて、フツーにどこかで雇われてお給料を貰う人間です。ぶっちゃけ、私と母親だけなら、私の給料と母の年金でそれなりに暮らせるでしょう。

ところが猫はやってくる。
庭に、畑に、縁の下に、ご近所に、母猫とはぐれて泣いている子猫が、やせ細って声も出ない猫が、おそらく捨てられたのであろう老猫が、途方に暮れて、ひとりぼっちで、私んチにやってくる。

放っておけるわけがない。見て見ぬふりなどできない。正義感云々以前の話です。子供が行き倒れそうになっていたら助けるでしょう? お年寄りが明らかに困っていたら声をかけるでしょう。私にとってそれと同じです。

譲渡ができない私

特に子猫がやってくると、そのたび譲渡も考えました。しかしながら、不安で不安で仕方なくて、結局家族になるわけです。
さすがに三つ子を保護した時には、動物病院の先生にも「てばさきさん、里子に出したら?」というようなことをぽろっと言われたりもしました。
でも無理でした。哺乳瓶でお乳をのませて、オシッコ・ウンチを促して育てた子供たちが健やかに成長するほどに、誰にも任せられん! やらぬ! やらぬぞ! という思いが強まるばかりでした。

だから私は仕事を3つ掛け持ちしました。週7日働きました。
当たり前ですがちょっと何かがおかしくなってきたので、今年の春に2つに減らして、週6日勤務に落ち着きました。
大変ですアピールごめんなさい。動物たちと暮らすというのは、小さなお子さんをしっかり守るのと同じように、お金が要ることなんだって、分かってほしいんです。
じゃあどうして保護するんだよって、あるいは里子に出せよって、そう思うでしょう。これは前述のとおり、私の性分です。
思い知りました。私は、保護猫の譲渡ができない。

つまり、保護活動をされているボランティアさんたちのように、保健所からの引き出しができない。
仮に、彼らのお手伝いを申し出て、受け入れてもらえたとて、既に家族猫で満員御礼状態な我が家で、預かりボランティアさえ厳しい。それは金銭的な面も含みます。
それでも尚、何かもっとしたいのです。
せめて、活動して下さる方々へ支援ができたなら。

無から有を生み出す

私は思うのです。現場での保護、施設の管理、それだけが「保護活動」ではないと。物資や資金を支援することで、彼らとともに「保護活動」できるのだと。裏方と言うと伝わるでしょうか。
私のように、何等かの理由で預かりボランティアができず、もどかしい気持ち、時にはすごく申し訳なく感じたり、情けないと自分を責めたり、無力感を抱いたりする人は、潜在的に多いのではないかと思っています。

「支援するためのお金もないんでしょ? どうすんのよ」
無いです。家族猫の健やかな暮らしを守るだけで、私の給料はスッカラカンです。もう週7日勤務も無理だと知っています。私が倒れたら本も子もありません。
じゃあ、どうするか。

そうだ! 特技を活かして捻出しよう。
私はハンドメイド作家です。まあ、名乗れば誰でもハンドメイド作家です。
ちょっとした占いもできます。透視能力とかは無いけれど。
そもそも、ハンドメイド作品の販売を始めたのは、ちょっとでも生活の足しにできたらいいなと思ったからです。
実際、売上金で猫のご飯を買えた時の達成感と感謝の気持ちは素晴らしいものです。無から有を生み出すとは、このことかと感動しました。
そう、ハンドメイド作品の売上でも、猫のご飯って買えるんですよ。

質のいい猫用ドライフードは3,000円前後(追記あり)

2022年9月22日現在、追記です。
うちの猫が腎不全になりました。この項目で挙げている某ブランドのドライフードを好んで食べていました。
そのフードが悪い、というわけではないにしろ、世間で最良と呼ばれるフードでも、腎臓に負担をかけることを知りました。
しかし、保護団体さんたちの元では、本当に多くの子達が命を繋いでいます。そういった状況下で、ドライフードが役に立たないとは思いません。
フードについて、こちらのマガジン内の記事に書いています。

動物保護ボランティアさんや、団体さんたちがもし、amazonの欲しいものリストを出していたなら、ぜひご覧になってください。
求められているフードの銘柄は、ロイヤルカナン、ヒルズ(サイエンスダイエット)、ニュートロ、アイムス、メディファスあたりが多いです。

それらは猫と暮らしている方ならご存知かと思いますが、ざっくり言うと「体にいい、ちゃんとしたフード」です。どれもだいたい2kg入り3,000円前後です。

他の銘柄をディスるつもりはありませんが、あまりにも安値で大袋のカリカリは、そのぶん将来代償がくると思ってください。
そしてその代償は、猫が病気として負うのです。勿論、人間にも治療費という代償はありますが、自分が与えたフードが原因で愛猫が苦しむなんて、考えたくもないですよね。

逆に、もっと高額なフードもあります。海外ブランドの方が主原料の質が良い場合があるので、ご自宅の猫さんが少ニャン数、あるいは金銭的に余裕のある方はそういったご飯を提供するのもいいと思いますよ。

ただ、ボランティアさんたちのところには、常にたくさんの犬猫がいますので、最高峰の(?)ちょびっとしか入っていない超高額フードより、冒頭で挙げた銘柄の、2kg入り3,000円前後のフードの方が重宝すると思います。ちなみに11ニャンいる我が家でも、それらをサイクルで買っています。猫的にも、美味しいみたいですよ。

3,000円は小さなこと?

さて、どうでしょう。3,000円の支援。
自分の特技で、私ならハンドメイド作品の販売や占いの鑑定で、捻出できそうな気がしませんか?
そりゃあ、もっとドカーンと大金を援助できたらカッコイイかもしれないけど、私には(たぶん、これを読んでいるあなたにも)簡単にできることではない。
それに、ロイヤルカナンやヒルズのフード一袋がどんなに助かるか、私も知っています。
私達が支援した3,000円があることで、あと3,000円、他の費用に回せるっていうことですよね。赤字のボランティアさんたちだってたくさんいるけど、少なくとも私が3,000円支援したらしたぶん、赤字が減ります。
それが私やあなただけでなく、もっと大人数になったなら。
大したもんじゃありませんか?
私は、それを広げてみたいのです。もし一人では緊張したり不安なら、私と一緒に、一歩を踏み出しませんか。ちなみに今私は足がカクカク震えています。それでも踏み出してみたい。
できることから始めませんか。
次回の記事では、今私の頭の中にある、具体的なプランを挙げていきます。
もし宜しければ、フォローなど宜しくお願いします。

【風見鶏】という名前でカードリーディング(占い)をしております。
現在、お試し価格でこちらから受付中です。
占いの収益も、一部を地元犬猫保護団体様への寄付とさせていただきます。
どうぞお気軽にご利用くださいませ。

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