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古着でキャットタワーの爪研ぎを修復してみた(※キッツキツに編んでね!)

こんにちわ。猫12ニャンと暮らすハンドメイド作家の、てばさきです。
前回の記事では最後のほうちょっと鼻息が荒くなってしまいましたが、今回は、持続可能なナントカカントカ、猫との暮らしに役立つかもしれない上に、指先を使った脳トレにもなるかもしれないし、ほどよい達成感も得られること請け合い! かもしれない、そんなアイデアを紹介します。

Tシャツヤーンを作る

様々な事情で着れなくなった・着なくなった古Tシャツはありませんか?
ちなみに私は中年になってサイズが合わなくなりました。

それはさて置き、よく言えば倹約家、悪く言えば貧乏性の私は、これらのTシャツが「生地」に見えて仕方なく、ついつい溜め込んでしまうのです。

ご機嫌な色味のTシャツたち

とは言え私はハンドメイド作家を名乗っているくせに縫物が下手くそでして、じゃあ何をMADEしているのかと言うと、専ら編み物で作品を作っています。
なので、私はこの古布を「編む」ことしか考えません。
編めるんですよ。Tシャツヤーンという素材も出回っています。

で、そのためには布を細長く切り、一本の「編み糸」にする必要があります。このやり方は様々ありますので、各自ググっていただきたい。どうぞ宜しく。

出来上がったTシャツヤーンは、玄関マットや台所マットや風呂場前の足拭きマットなど、とにかく分厚いのでマット類を編みます。

その際、Tシャツの襟ぐりや袖口、裾など、「生地を三つ折りにして縫う処理をしてある部分」がハギレとして余ります。
え? ゴミ……ですか……? 何を言っているのかわかりません。ハギレですよ、ハギレ。

この部分のことです

三つ編みロープを作る

このハギレは、先述のとおり布を三つ折りにして縫ってあるので、Tシャツヤーンより更に太く、なにより硬いので、そのまま編むのには適しません。

尚、編み物界隈では「紐状のものを見ると編みたくなる」という恐ろしい病が常に蔓延しているので、これよりもっと太くて硬い荷造り紐などを編む猛者も存在しますが、ここでは割愛します。

さて、というわけでこの、編み針で編むには適さない硬さのハギレ紐を、道具は使わず三つ編みにしましょう。

この際、紐と紐を結んだり、縫い合わせる必要はありません。
紐が端っこまできたら、気にせず次の紐を編み込んでください。

そしてキツくキツく編みましょう。愛猫の爪が引っかからないようにです。
自分はなにか、伝統的な民芸品の職人なのだという、そういう気持ちで締めます。

これをどんどん足していき、ストックします。

伸縮性がある生地は引っ張って、キツく編む。

いざ、キャットタワーへ

こちらが残念な状態の爪とぎです。
何やらロープがモジャモジャしていてやばいな……とは思っていたのですが、今日それらを除去すると、こんな姿に。
ごめんなさい猫たち。ニンゲンは今、猛省しています。

これを更にガリガリやっちゃうといよいよ穴が開きますのでご注意ください

ここで登場するのがこちら、ダイソーで購入してきた「布用強力両面テープ」です。これでガッチリ留めながら巻いていきます。

「ザ・両面テープ」と言っていた頃のダイソーも好きでした


巻く時はかなりキツめに巻きます。
これもまた、猫が爪を引っ掛けてしまわないように、元々キャットタワーに巻き付けてあるロープと同じくらい硬くなるように巻きます。

上の方は園芸用の麻紐を巻きました
安めのカニ缶みたいな色合い

あとは猫たちの様子を観察します

リーズナブルでサステナブル、もっとセンスのある方なら「映える」かもしれないこのアイデア、いかがでしたでしょうか。
我が家のニャンコズが問題なく使ってくれれば、また報告します。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
スキやフォローなど、とても励みになります。次回もお楽しみに!

ほとんどのニャンコズが寝てる間にやったのでまだ使用感は聞けていません


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