心停止23分して生き返った体験のお話
23分の心停止をしましたが障害もなく元気になることができました。
2年が経過し色々調べましたが、先生の投稿はあるが患者の投稿がなかったので、これから困る方に向けて得た知識や教訓を残しておくことにしました。
おそらく長時間心停止してこの世に戻ってくることが難しいのであまり残ってないのだろうと思います。
入院中や休職中のお金のこと、リハビリのこと。今だからわかる前兆のことなど残しておきたいと思います。
まず当時のことを書き残します。
コロナ蔓延が落ち着いてきて病床ひっ迫も落ち着いてきた時に今回の
心停止が起きました。
店で突然前から倒れそのまま心室細動に移行したようです。
店の方が通報してくださり救急隊到着まで6分ほどでした。
心臓マッサージやAEDは行われず救急隊が到着した際に心室細動が
わかりAEDが実施されました。
店で一度AEDが実施され戻らないのですぐに近くの救急病院に搬送となりました。
コロナ病床もあるでかい病院ですが、病床ひっ迫や救急車の不足もなくすぐに運ばれたことは大変運がよかったです。
通報から6分半で救急隊が接触し心停止が確認されたので心臓マッサージと除細動器による電気ショックが行われました。
搬送中も含めて3回除細動による電気ショックが行われました。
3回目の除細動の後 3分後に心拍が再回しそのまま病院に運ばれました。
医療用語だとこれを心拍再開(Return Of Spontaneous Circulation:ROSC)
と呼びます。
今入院中や病気のことを調べられている方へのアドバイスですが、自身の
症状について詳しく調べるには医療用語でなんの症状なのかを知っておくと
知識の幅が広がります。医者向けの論文や医療従者が書いている記事には
専門用語で症状について記載しているので、一般的な心停止や心拍再開などのキーワードで検索しても患者の記事ばかり検索に表示されるのです。ご自身の常態を医療用語ではどういう状態だったのかを知っておくと詳しい情報が得やすくなるはずです。
話を戻しますが、心停止して心拍再開した人にはよく低体温療法を実施されることが多いです。私の場合体温を34度まで下げて鎮静薬を使って眠さらせ低体温療法を実施することになりました。
ここまでで心停止してから数時間以内に起きていたことのお話です。
今日はこの辺でやめて続きは後日記載します。重度の肺炎になり酸素飽和度が低下をしていった話はまた今度。
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