「ワクチンを打つ」とはどういうことか?シンプルに考える

⁂最終更新日:2021年4月16日

日本では昔から幼児家庭内教育として
「知らない人に付いていってはいけません」
「人にもらったものは食べてはいけません」
など、判断力のない子どもに対して社会の危険から身を守るために最低限のルールを教え込んできました。

しかしながら、いつしかこの国の大人は幼児レベルの判断力となってしまったのでしょうか。
原料の一つも知らない新薬を体内に入れることに疑いもせず、むしろ
「ああ、助かった…」と心の中で呟いている大人がいかに多いのか。

それでは、ワクチンについてシンプルに考えましょう。

インフルエンザでも麻疹でも構いません。
「死亡や重症化するリスクよりもワクチンが安全であると思われる場合において、個々人の判断において接種を検討する」
これが原則です。

ただし、今回の新型コロナウィルスのワクチンは初のRNAワクチンです。
ですので、「ワクチンが安全であるか」という部分に明らかに今までとは違う意味合いがあります。

通常、ワクチンは基礎研、前臨床、臨床(治験)と長い期間を経て開発され、その後、国に承認されてから接種されます。

画像11

画像:https://www.nli-research.co.jp/?site=nli

つまりそれなりに時間をかけてメーカーや国が安全性を評価し、合格したものに限り接種が許可されます。インフルエンザワクチンでは一般的に10年開発にかかったとされ、一定程度の安全性が確保されたとし、多くの人に接種されます。重大事象報告が一定数以上あればメディアでも報道されます。

しかし、今回は緊急事態(?)という背景で、正式な手順を踏まずに基礎研から1年足らずで国民へ接種が開始されました。

正式な手順を踏んでいない、今回のような安全性の評価について、私たちのワクチン接種の判断を行う思考回路は今までと違う手順を踏む必要があると考えます。それを以下に記します。

RNAワクチンとは何?(知識)   
↓     
    ↓ある程度、理解した
↓     
集団免疫としての効果はあるか(ベネフィット)?   
個人の発症(感染)予防の効果はあるか(ベネフィット)?   
重症化リスクの軽減効果はあるか(ベネフィット)?   
↓     
    ↓効果とリスクを比較
↓     
安全性はどうか(リスク)?  
死亡率はどのくらいか(リスク)? 
比較し、    
   ↓「効果>リスク」
と判断  
今の日本の状況、あなたの環境で打つ必要があるか(思考) 
↓     
      ↓あるorないor様子見
↓     
ワクチン接種     

併せて危機マネジメントについても一読しておいて損はないかもしれません。

「テレビや国や製薬会社が効果があり、安全といってるからワクチン接種」となっていた方は再度、考えなおしてみてはいかがでしょうか。
これまでの「薬害」も例外なく最初は安全と言われていました。

本記事はワクチンそのものを否定するものではありませんが、リスクはじっくりと考えなくてはいけないですし、過去の薬害も、結果的には「テレビや国や製薬会社」が嘘をついてきたことは事実なので、それら妄信するのはやめるべきだと思います。

原発も同じ論理で70兆オーダーの損害と人命のリスクなど国も東電も最初から考えていませんでした。原発そのものがダメと言いたいのではなく、地盤調査・電源確保の徹底・ハッキングなどリスク管理の甘さに問題があったといいたいのです。事前に「安全」といい、事後に「想定外」というお決まりの責任放棄の仕方をさんざん見てきましたが、もうそろそろ妄信するのはやめて徹底的に疑っていいのではないでしょうか。いつも最後に割を食うのは国民側です。

いまは予防接種としてRNAワクチンを投与する「人類史上最初」の瞬間です。命に関わることなので、会社や学校にいくことより大切なことだと思います。一緒にリスクとベネフィットを考えていきましょう。

なお、非常に長時間、この記事に費やしましたが、ワクチンのリスクを伝える・考える記事や動画は残念ながらかなり削除されていました。正式な許可が下りていない、初のRNAワクチンなので、リスクの可能性は当然考えなければなりません。

大手メディア系はほぼ全滅で、ダイヤモンド、テレビ東京の一部の番組、週刊新潮、ポストセブン、現代、フォーブス、一部の大学教授、医者のサイト、怪しげなサイトなどから漏れ出ている情報が残っている程度で、Google検索に頼り切りの方であれば、ほとんどの方は辿り着く可能性が低いだろうと思います。

むしろほとんどの方はワクチン啓蒙団体やテレビ、SNS、ニュースアプリからよく目につくように配置されている情報を見てリスクが少ないと思わされる記事にしらず知らずのうちに誘導され、そのように思わされているのではないかと推察します。
例えばこんな感じです。

スクリーンショット 2021-03-04 20.22.33

引用:こびナビ
副反応について「1-2日で治ります」とありますが、1000歩譲ってワクチンとの「因果関係は不明」としても少なくとも数千人オーダーの死者がでているのにこのような断定的な表現はいかがなものかと思います。また、多くの国民は「医者」という肩書に弱いものです。私からすれば、そもそも啓蒙するために造られた人たちなのではないかと勘繰りたくなります。そうでないとすれば、無責任極まりない方々ではないでしょうか。

現在のビッグテックは悪い意味でテレビの真似事をしだしているようです。

RNAワクチンとは?

まずファイザー製の新型コロナウィルスワクチン(コミナティ筋注(英:COMIRNATY intramuscular injection))について知っておきましょう。

厚労省:新型コロナワクチンの説明書(簡単なので必読)
厚労省:新型コロナワクチンQ&A
添付文書
承認のニュース

続けてワクチンの種類も一緒にみておきましょう。
RNAワクチンですので、開発のスピードは速いようです。しかし、RNAワクチンは2002年、SARSの時にADEという有害事象が生じ開発中止し(海外ソース)、その後、アメリカのFDA(米食品医薬品局)は中止という立場をとってきました。その原則を破り、今回、アメリカでは未承認とはしつつも緊急使用許可を出して実際に接種可能な状態にもっていきました。日本はそれに続いたというだけです。

正式に承認されている?

ファイザーのコミナティ筋注とモデルナの新型コロナウィルスワクチンについて、アメリカのFDA(米食品医薬品局)は、緊急使用許可をだしているが、未承認ワクチンである(P2 13行目)としています。
治験完了予定日は 2023年1月31日までとなっています。
つまり、インフルエンザワクチンのように正式承認されているものではなく、動物実験すら行っていない治験用ワクチンであるということです。
昔は高額治験バイトなんていうものを人づてに聞いたりしましたが…。

ファイザーのコミナティ筋注について、2021年2月14日、厚労省は医薬品医療機器等法第 14 条の3第1項の規定に基づき承認された特例承認品目であるとしました。モデルナのワクチンについても近い将来、特例承認の可能性が高いように思われます(2021年3月3日時点)。

アメリカのFDAの論理では、いわゆるパンデミックであるとされるから、都市封鎖をし、未承認のワクチンでも、緊急に使用許可をだしたということです。

日本では緊急事態宣言でも比較的、行動制限が緩く、死者数も例年のインフルエンザの2-2.5倍程度であるにもかかわらず、史上初のRNAワクチンに対して特例承認をだして接種可能にしたという違いをまず初めに認識しておく必要があります。

ウィルスと免疫の攻防の仕組み

新型コロナウィルスに感染する流れは簡単にいえば以下の通りです。

ウィルスが気道を通過し、肺へ到達し肺細胞に(ウィルス側のスパイクタンパク質と細胞側のACE2と結びつくことで)侵入し、RNAを複製するための酵素(工具/ポリメラーゼ)でRNAを複製し、(ヒトの)細胞内の材料を使って増殖する。増殖の後、細胞から飛び出して他の細胞に拡散し感染する。(*1)

新型コロナウィルスが体内に侵入した時の免疫反応は簡単にいえば以下の通りです。重症化は一般的にサイトカインストーム論が多いですが、実は多くの症状がNCBIの論文に詳細に報告されています。今回はサイトカインストームについてみていこうと思います。

自然免疫(異物への反射的な対応)で抑え込めればただの風邪のような症状または無症状で治まるが、自然免疫では対処できない場合、獲得免疫(相手の特徴をふまえた対応)で抑え込むように作戦変更します。

うまくいけば症状は治まっていきますが、獲得免疫でも抑え込めない場合、肺炎を発症し、酸素濃度が低下とともに呼吸不全になる(ARDS)。依然としてウィルス増殖に歯止めがかからない場合、炎症性サイトカインであるIL-6などを誘導し、免疫細胞がさらに活性する。

ウィルスもろとも捨て身で攻撃するが、その攻撃(自爆)量が多い場合、免疫細胞(好中球)の粘性のあるDNAが大量に散乱、それらが血栓化し、血液が止まり重症化または死亡することがあります。(サイトカインストーム)

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画像引用:https://ph-lab.m3.com/categories/knowledge/series/medicaldiagram/articles/184
https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2015/10/19/45652/
(図は感染後の症状およびウィルスやサイトカインのイメージ)

(*1)重症化には侵入・複製・増殖・拡散という順序を経るためそれぞれに対応し抑制する薬は厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A -5.医療について - 問10 に記載されている。感染すると獲得免疫により複数の抗体が出現するが、感染(侵入)阻止の効果が得られるものを中和抗体(1種類でなく複数あると考えられる)といい、重症化したものほどその量は多く(抗体依存性免疫増強と思われる)、2020年12月の横浜一大による研究をNHKが報じたものによると感染者の98%は中和抗体を6か月以上保有し続けいるとされている。なお、一般的に抗体検査といわれるものは中和抗体を検査しているのかはわからない。また、海外における感染を防ぐとされる抗体の保有期間の調査結果に関して2020年12月のNHK発表では、各研究で同じ抗体を調べているとは思えないほどばらばらであるので、評価方法の確立が必要としている。

もう少し詳しいメカニズムを知りたい場合は、
まず京大・河本宏研究室の「免疫のしくみを学ぼう!」がわかりやすいので一読し(本がいい方は河本氏の著書「もっとよくわかる!免疫学」)、
新型コロナと免疫の攻防の様子がわかる
「タモリ×山中伸弥 人体 VS ウイルス~驚異の免疫ネットワーク  」
2020年7月4日
https://www.youtube.com/watch?v=aLLA2qbuOMs
などの動画を何回か繰り返し見て基本を学び、
「宮坂昌之・大阪大学名誉教授 最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体」2020年12月25日
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/highlight/20201225_e01/
でもう少し深掘りし、わかににくい用語を理解するために
・「獲得免疫-[細胞性免疫と液性免疫(中和抗体)]」
https://ruo.mbl.co.jp/bio/product/allergy-Immunology/article/Cellular-immunity-Humoral-immunity.html
・「免疫におけるサイトカインの役割や種類」 2020年11月25日
https://www.macrophi.co.jp/special/1608/
・「日経バイオテク/抗体依存性感染増強(ADE)」2020年3月31日
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/03/30/06749/
・「菊池中央病院 中川 義久氏/抗体依存性免疫増強とは 」2020年6月3日
http://www.nobuokakai.ecnet.jp/nakagawa222.pdf
・「日本のコロナウィルス感染の死亡率が少ない理由」2020年7月18日
http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/kobore/2020/07/post-a5ffe9.html
重症化メカニズム 2020年7月22日
https://www.facebook.com/junya.fukushima.3/posts/4054554181282237

などを見て勉強してみてください。

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画像:福島淳也氏https://www.facebook.com/junya.fukushima.3/posts/4054554181282237

なお、動画の方がわかりやすい面もありますので、動画中心で学びたい方はこちら。ただし動画であまり脳内に構築されていない知識を学ぶ場合、刷り込みされやすいので、注意が必要です。10のうち9正しそうである場合、残りの1も正しいのだろうとバイアスがかかることも併せて注意しておきます。

★総まとめ-新型コロナウイルス感染症を理解するためのやさしい生物学
https://www.youtube.com/watch?v=RLIxN66A1lg

峰宗太郎先生に聞く 新型コロナウイルスワクチンの基礎と原理
https://www.youtube.com/watch?v=DOTcjKTR-Ew
※免疫の応答などの話は極めてわかりやすい。しかし、ワクチンに関しては22:29「安全性も他のワクチンとそん色ないことがわかっている」という部分に関しては明らかにおかしく、正しくは「安全性は短期において接種当日~5日の間に顕著に死者がでているが、全体の正確なデータはわかっておらず、他のワクチンと単純に比較はできない。長期的にどのようなことが起こるのかは現時点ではわかっていない」と医療に関わっているものや学者としての基本的な姿勢があるのであれば、そうすべきで、このあたりの賢い人が「ワクチン啓蒙・推進」のためのツールとして利用されている(接種推進ミッションを理解し進んで加担しているなら罪深いが)可能性が高いように思います。治験用ワクチンに安全で危険性がないと断言しているが、いくら権威があり優秀な人物であろうが未来人でもない限り、わかるはずがないし、その安全性の判定に行うのがまさに治験なのですから、治験がおわるまでは人体にどのような影響があるかはわかりません。その人物のバックグラウンドも含めてみていかなくてはなりません。
なお、峰先生は打つと言っておられるのに対し、京大・宮沢準教授は打たないと言っておられました。人がどうのより最終判断は自分ですが。

Dr.苫米地 ヒトに初めて実用化摂取されるmRNAワクチンとは
https://www.youtube.com/watch?v=KZTVjlUMuUc&feature=emb_logo

ワクチンの可能性と原則無視の危うさ

今回のRNAワクチンはどのように効果があるのかは以下の通りです。

ファイザーの新型コロナウイルスワクチン「コミナティ筋注」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)、有効成分名:トジナメラン、開発コード:BNT162b2)を接種すると、

スパイク部分(細胞に侵入するための突起部分)の情報がコードされたRNAを、免疫細胞であるマクロファージに取り込まれ、スパイクタンパク質を作るように指示しマクロファージ内のリボソームという場所で実際にスパイク部分が製造されます。(マクロファージは2種類の役割①異物を丸のみする②異物(抗原)の情報をヘルパーT細胞へ伝達 ワクチンでは②の役割を誘導する)

マクロファージ内にはスパイク部分が多く製造され、表面部分へ押し出されていき、膜に接し少し突き出ると、マクロファージ外にあるヘルパーT細胞により、そのスパイク部分の情報がB細胞とキラーT細胞に伝達されます。

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画像:https://www.okino-clinic.com/blog/993/

B細胞に伝達されるとウィルスのスパイクに対する(鍵穴を塞ぐような)中和抗体が作られることで、新しく新型コロナウィルスが侵入してきても抗体がすでに活性化されているので、防御ができるという仕組みです。

キラーT細胞に伝達されると、ウィルスに感染済みの細胞自体を殺しにいきます。(細胞性免疫応答)

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画像:https://scienceportal.jst.go.jp/explore/highlight/20201225_e01/?

まとめると、ワクチンによってヘルパーT細胞にスパイク部分の情報を提供しておくことで、B細胞による中和抗体の産生キラーT細胞による細胞性免疫応答をあらかじめ体内の免疫システムに構築しておくことができるということです。

このようなことだけを見れば、効果はあると考えてよいでしょう。多くのメディアや教授や医者でもこの論理をもって記事や情報発信を終了するわけです。

しかし、待ってください。

これはあくまでも体内に備わる免疫機構の中の1部分の論理であり、原則的には免疫機構は相互的にダイナミックに作用していると考えられ、わかっていないメカニズムも非常に多いのです。
(考えうるリスクに関しては後項に記載)

つまり、原発で例えるなら、ウランの核分裂でエネルギーが産生されることはわかったが、他のリスク要因、例えば大津波やハッキングは想定できていないにもかかわらず、あえて思考停止したまま地方自治体に金をばらまき施設を作っていき、想定外の事故により国土と多くの命を失ったような状況とよく似た感じではないでしょうか。

そういうことが起きないように医薬品開発には基礎研究・臨床・治験を長く行い人体全体への副反応を観察することが原則なわけですが、今回は原則無視の「治験=数千万人の人体実験」です。

少なくとも今の日本の状況で先走って国民に投与することはありえないし、私は今回の日本におけるワクチン投与は冷静にみて拒否一択です。

もちろん、ワクチンに圧倒的な効果があることに希望はあります。
しかし、今回の流れを観ていますと、世界・日本医療史に大きな汚点が残る可能性が高いことを明言しておきますとともに、近い将来、副反応の問題が現実のものとなった場合、政治家、医者、メディア、巨大ファーマー、巨大テックへの信頼はますますゼロに近づくこととなります。

また、一方でそれらの権力者によって各メディアから排除されつつも、情報発信を継続されているごく一部のジャーナリスト、学者、医者、f社副社長、言論人には改めて敬意を表させていただきます。

集団免疫としての効果はあるか(ベネフィット)?

集団免疫とは、あるグループの中において感染症に対して多くの人(60~70%)が免疫を持っていると、免疫を持たない人に感染が及ばなくなるという考えのことを言います。

集団免疫は新型コロナウィルスに関しては成立しない可能性があります。自然免疫で治癒する人が多く、抗体をつくるまでもない場合が多いからです。別に特別なことではなく、WHOの見解をNHKがまとめたものによると「ワクチンについて集団免疫の効果が得られるかはわかっていない」としています。

一方、同サイト内で、WHOの主任科学者、スワミナサン氏によると、「正確には分からないものの世界の人口の70%を超える人がワクチンを接種する必要がある」としています。2021年2月4日 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「正常な感覚に戻るには米国人の人口の約70~85%がワクチン接種を受ける必要がある」と続きました。ファウチ氏とダスザック氏の武漢のP4ウィルス研究所には怪しい関係が存在しているが、そちらはまったく報道されていないようです。ダスザック氏が2018年10月21日に武漢を訪れており、コウモリウィルスの権威Linfa Wang氏の横にて写真を撮っています。

「集団免疫の効果はわからないが、RNAワクチンを人口の70%に」という思考回路は常軌を逸していると思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
下手をすれば未承認RNAワクチンの長期的リスクによって数年内に世界人口の50%が死亡するような地獄絵図の可能性はなきにしもあらずです。そうなると世界各地で暴動が多発し、おそらく多くの国の政府は崩壊するでしょう。むしろ、それが狙いなのでしょうか?

新型コロナウィルスに対してネガティブ思考に支配されている人たちからすれば、「それでも打ちましょう」となるかもしれませんが、その思考はおそらくテレビやネットなどによって作られたものだと思います。自問自答してみてください。

私にはすでにテドロス氏を筆頭にWHOの一部の上層部は巨大製薬企業体と中国共産党と巨大財団・銀行家に買収済みの組織にしかみえません。現時点(2021年3月1日)においてスワミナサン氏の発言はワクチン利権のポジショントークとしてみています。本当にテレビにでてくる医者も、国際組織のトップも、Youtubeにでている信頼性の高そうな医者も「ポジショントークが多すぎるのでは?」と感じています。

ただし、これらのきな臭い状況をもって、ワクチンの「安全性がない」「効果がない」という話にはなりませんが、背景には「巨大利権がからむ=一度決めたゴール(ワクチン義務化)にはあらゆる手段を使って達成に導く」ということは理解しておくべきことでしょう。

ですので、イスラエルのような「グリーンパスポート制」や、実際には効果があるかはわからないが「効果はあると情報を統制し、半年に1度接種義務」というように、今後も複数回打つ必要があると喧伝される可能性が極めて高いと思っています。

今回のワクチンによって集団免疫が成立する可能性は低く、逆に『俺はワクチンを打ったから安心だ』と、予防対策なしに飲食や旅行をする人が増えると、今よりもっと感染が広がる悲劇が起きることさえあるように思います。

個人の発症(感染)予防の効果はあるか(ベネフィット)?

まずワクチン全般の共通認識として、どのようにして効果が出るのか考えましょう。

体内へと注入されたワクチンは、人体の内部に存在する免疫細胞の内に取り込まれることによって、免疫反応を引き起こさせる物質である抗原として記憶されることになり、
その後、
ワクチンの素となったウイルスなどの病原体が実際に体内へと侵入してきたときに、病原体に結合して免疫反応を引き起こす抗体と呼ばれる免疫兵器を人体における免疫系にいち早く生産させることによって、そうしたウイルスなどの病原体がワクチンの接種を受けた人間の体内において感染を広げていくのを未然に防ぐという働きをもたらすことになると考えられることになるのです。

引用:TANTANの雑学と哲学の小部屋

抗体がうまく作れれば一定の効果があるとされますが、一方でインフルエンザのワクチンによる抗体は逆に免疫機構群を悪化させ感染しやすくなる可能性も排除できていません。

というか、当初はインフルエンザワクチン(有効率30%から良くても60%)には感染予防効果が謳われていたが実際にはない可能性が高くWHOも同様の見解です。現在では「重症化を防ぐ」という見解にいつしか(政治主導で)変化してきました。ウィルスの型(種類)が多いのでワクチンは特定の型しかヒットしないということ(らしい)です。

つまり、厚労省も「打ちたければ打てば?(任意接種)」という少し腰の引けたスタンスで、医者や製薬会社は「重症化を防ぐんで打ちましょう」という論理を打ち出して、メディアで喧伝しているように感じます。

また1996年から2020年まで40倍に供給量を増やしたが、死亡数はわずかながら増加傾向と判断できます。データ上は重症化予防の効果があったとしていると思いますが、型の違いがあるとはいえ、実際のデータをみると私の見方では効果があるとは言い難いです。少なくとも現在は集団免疫成立手前の50%弱まで接種率を上げているが、集団免疫による感染者の封じ込めと思われる感染者の減少といえるものは確認できません。

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画像:https://president.jp/articles/photo/33053?pn=4

もちろん、感情的には「ワクチンを打たなければ死亡者数はもっと増えていた」と指摘したいものもいると思いますが、実際の生データを見る限り「ワクチンを打ったから死亡数がやや増加の傾向があった」という推察の方が正常な感覚です。

つまり、選択はどちらか一つなので「打たなかった場合」と「打った場合」の比較はできません。またその証明は非常に困難を極めます。ですので、最重要視するのは実際のデータで、それを複数揃えて、長期間分のものを在りのままみればいいのではないかと思います。それでも人間の行うことは間違うことが多いので常に疑問を持ち問い続けるスタンスは必要です。

そのような見方ができたうえで判断は個人個人がすればいいのです。ワクチンによる死亡率も全然高くなさそうだし脳炎を防ぐ可能性もあるから有効だと思うなら打てばいいのです。でも、自分(メディア、利害関係のある医者学者、製薬会社)たちの私利私欲で、偏向的な情報統制や、いかにも効果があるような短絡的な喧伝はやめていただきたいと思うのです。

とまぁ、このように効果があるかないかすらわからないものを、研究データとメディア洗脳によって、さも過大に効果のあるように見せている事象と思われる実例を示したうえで、新型コロナウィルスのワクチンも同様の可能性は十分にあると感じます。

まず疑問を二つ。
・コロナウィルスのスパイク部分の変異はインフルエンザより少ないといわれているが、果たしてワクチンで対応できるのだろうか?
私にはインフルエンザワクチンからしてうまく機能していないと考える派なので、あまり期待はしていません。ただ、新型コロナウィルスはRNA1本なので「ワクチンでいけるかも!」と思えるところもなくはありません。

・同属であるβコロナウィルス属のSARSのワクチンはADEが起こる可能性が報告されていた。強毒性だったのですぐに収束し人体に使えることはなかったので、実用化されていません。またヒトコロナウィルス(風邪)は4種類と少ないにも関わらず、ワクチンが開発できたと聞いたことがありません。むしろワクチン開発中に接種したためにより重症化するADEをおこしました。
ゆえに、発展目覚ましいmRNAワクチンであることは確かであるし、期待するものの、冷静にみると副反応の過小評価や効果の過信しすぎはやはりよろしくなく、何よりも長期的な安全性評価を待つしかありません。その間はウィルス防衛の意識を多くの国民が高く保っておくことが重要であると思います。

一方、テレビやニュースサイトでは皆さんおなじみの
「発症の予防効果は95%」
がよく使われます。

BBCロイターCNNをはじめ、「有効性95%」と「イスラエルでもほぼ同様の結果がでた」というようなものばかりです。

インフルエンザワクチンの手法と代り映えせずに、いかにも効果がありそうな表現です。しかしながら、有効性95%は「接種した人の95%が発症しないようになった」というわけではありません。(ちなみに1回接種では有効性52%であった)

どういうことかというと、治験資料または報告論文(元の報告書は下部のプロトコルのリンクから見ることができる)によると、ファイザーの臨床試験において21,720人をワクチン有で、21,728人をワクチンなしのグループにわけました。合計は43,448人。

「なし」で162人が発症するところ「有」では8人になったので、162:8≒20:1、つまり100人発症するなら95人は防ぐことができたと考えることができ、5人は防げなかったと考えられるということです(=有効性95%)。
仮に162人と81人であったなら有効性50%になります。中国の不活化ワクチンは有効性50%とのことです。

154名はワクチンのおかげで発症しなかったと考えられます。ワクチンの恩恵を受けた割合はワクチン有の21,720人の中で 154÷21,720×100≒0.71%
であると否定的にみることもできますが、このデータが恣意的なものが一切なく正確(こちらでは正確ではない可能性の指摘がある)なものであると仮定すると、発症予防効果が95%という数字自体はかなり優秀といえます。

一方、有効率はワクチンを「接種した時」に着目したものですが、ワクチンを「接種しなかったとき」に着眼を置く無効率では、「受けない場合」発症しない確率がわずかに0.57%の割合でしか減らないことになります。

このような感染症で母数に対する発症数が少ないものを考える際の本質的な有効性の判定は難しく、一つの数字のロジックだけで打つ打たないの判断をすることは一生の後悔を生む恐れがあります。仮にテレビで無効率を大々的に放送すれば多くの人はワクチンを見送ることになるでしょう。

また多くの人に接種することで副反応の被害も大きくなることは想定しておかなければなりません。この場合なら43,448人中21,720人にワクチンをうっていますので副反応のリスクは21,720人全員にかかります。

誰しも95%といえば、「効果てきめん!」と思うでしょう。つまり、「打った方がいいな」と思うでしょう。

しかしながら、リスク(短期中期長期の副反応)に関しては蓋をしつつ、テレビでは95%だけを強調していることは公平中立とはいえません。

「臨床の結果有効率95%でしたが、現在の日本の陽性率を見ると、1日平均1070人で総人口に対していえば今日陽性になる確率は0.000846%(100万人に8.5人)で副反応が不明な未承認ワクチンが本当に必要なのか。安全性はまだまだわかならいので、国はもっと注意深く長期間の副反応のリスクをみるためにじっくりと検証して安全性を慎重に確認してから承認をおこなうべき」
というような正常なテレビメディアはあったのでしょうか。

日本ではファイザーのワクチンについて160人の臨床を行ったが、9万円もらえるからとネットで募集された治験に参加した大学生が死亡したという憶測情報がでています。もちろんアンジェスや塩野義製薬なども治験に乗り出していますし、アストラゼネカ社やモデルナ社の可能性もあり、ファイザー社製の治験とは限りません。また時系列的には厚労省に治験データ提出が菅首相の強い要請(1月4日)により2月予定だったのが実際には1月29日前後ですので、逆算するとファイザーではない可能性が高いかもしれません。推進派と反対派が情報戦を繰り広げているので、そもそも亡くなっていない可能性も充分に考えられます。

ですので、台湾のように簡単に証明可能なデマには罰金刑でも課すか、限りなく情報開示を正確かつ迅速に行う、この場合であればデマか真実かを確定するべく、追跡調査データを早急に開示する必要があります。

メディアもまったく充分に機能していないので、一人一人が注意を払っておかなければなりません。

テレビをはじめとするオールドメディア、そしてGAFAに代表される巨大テックは現在かつてないほどにラジコン化しており(トランプ騒動で気が付いた人も多いだろうが)まずは疑う姿勢が必要な時代になってきているのではないでしょうか。

いわずもがな日本のテレビはCNNといった米国の主流メディアに右へならえ状態なので、同じことをテレビで満足げに報道(洗脳)しています。重大なミスリードをしていることを知りつつも、自浄できないのでしょう…。

発症予防の効果はデータ上効果はあることは確かなので、それを信用するとしたら、接種1回目から短期間(1か月程度)では効果がある可能性が高いことになります。とはいえ、巨大な免疫システム群をいじくることで、いわゆる想定外のことが起きえるリスクも存在しているのでは?と心に留めておかなければなりません。

重症化リスクの軽減効果はあるか(ベネフィット)?

高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすいことがこれまでの実際のデータとして知られています。

イスラエルからは2021年2月16日「重症化をほぼ完全に防ぐ」という報告が届きました。イスラエルとファイザーは自国のデータを提供するという契約を結んでいます。

背景としてはイスラエルという世界宗教の象徴的な国でありグローバリストの多い国であり、悪い見方をすれば政府とファイザーが結託した上のポジショントークのにおいがプンプンしますが、しいて言うなら、集団免疫・発症予防・重症化リスクの低下の中では、発症予防と重症化リスクの低下がまだ現実的なのかもしれないと思っています。

ちなみにイスラエルでは情報の空中戦が激しく信頼性のあるデータがでてきません。反政府的(イスラエルの腐敗がひどいなら健全なジャーナリストかもしれません)な立場であろうこのサイトでは0.05~0.20%の死亡率が確認されているようです。この方の名前をGoogleの検索にいれても4件しかヒットしませんし、ツイッターはもちろん垢バンされています。

もちろんデマである可能性もありますし、信ぴょう性はわからないですが、まず指摘しなければならないのは、イスラエル政府がクリーンな情報開示をしていない可能性は高いと思いますし、仮に彼が真実のジャーナリストであった場合は副反応の大きさに「ゾッ」とします。

話を戻して、ワクチン接種すると、免疫記憶によってB細胞と抗体が通常の100倍程度、産生された状態が一定期間維持されるであろうことから、重症化も防げるであろうという感じです。

とはいえ、抗体依存性免疫増強によりわずか数日で死亡するリスクも否定できなくはありません。実際に接種当日~5日目までに死亡する割合は高いです。(CDCとFDAが共同管理するワクチン有害事象報告システム(VAERS)で検索すればレポートがあるので、見ればわかります。ただし、VAERSのデータは完全なものではなく「接種から特定の期間」の統計で全体数の約1%とされていることにも留意)

ノルウェーでは高齢者や基礎疾患の者がワクチン接種2週間以内に少なくとも92名以上(2021年3月3日時点・分母不明)、死亡している点にも留意しておかなければなりません。免疫力のかなり低下した高齢者であるので、死亡しても不思議ではないとし、副反応とは限らないという見解もありますが、接種から数日から数週間で死に至っているのは、私からすればワクチンが原因である可能性が高いと判断します。

ちなみに日本で最初にお亡くなりになられた方(ロット番号:EP2163)も接種から3日目のことだったと思います。

こちらも軽々に推奨とはいえるものではないなという認識です。

とはいえ、可能性でいえば、集団免疫・発症予防・重症化のすべてに効果があることも考えられます。仮にそうであっても、リスク面は依然としてわからない、それなりの数の方が亡くなっており重症化しているということを頭に入れておかなければなりません。

安全性はどうか(リスク)?

多くなるので箇条書きにします。もちろん、今回のワクチンに対して「やや危険ではないか?」という先入観的バイアスがかかっていることは重々承知です。しかしながら、安全性の数字とその背景が全くもって信頼に足らないので、そこは仕方がないと思って洗いざらい書き記しておきます。

正確な死亡率が不明
まず、アメリカやイスラエルなど情報が錯そうし、信ぴょう性が極めて怪しい状況です。イスラエルでは政府発表と実際の現場において死者数の認識が異なるという現象がおこっています。イギリスでは、ワクチン接種後、1週間で197人死亡とTBSが報道(2021年3月3日)したが、分母をいいませんでした。

VAERSによると、アメリカでは1095人が少なくともワクチン接種後に亡くなっておられます(2021年3月3日時点)。「少なくとも」と書いたのは、VAERSというシステムは報告義務はあるが、実際問題として医療機関から報告されるものと個人が任意報告するものを併せても約1%ではないかとHP上に記載されています(公開PDFにも記載がある)。

であれば、単純に100倍することになるのですが…ということです。つまりアメリカでは109,500人(2021年3月3日時点)の死者がでている可能性やそれ以上の可能性も捨てきれないということです。CDCは1381人(2021年3月3日時点)が死亡と発表していますが、、本当のところどうなのでしょうか。真相はわかりません。

アナフィラキシーが他のワクチンと比べ多い
ファイザーやモデルナのワクチンにはポリエチレングリコール2000が添加剤で含まれています。一般的に化粧品や薬のコーティングに使用され、製品の形をクリーム状にしたり、錠剤にするために用いられます。

服薬においての有害事象は報告されていませんが、血液に直接投与することでアナフィラキシーの懸念が指摘されています。元ファイザー副社長のイェードン博士(michaelyeadon)も指摘しています。またしてもPEGを使用したワクチンは前代未聞のようです。ファイザーのワクチンではCDC発表によると189万回中21件のアナフィラキシーがあったとされています(インフル5200万回中17回疑い(重篤6件))。27倍程度多いことになります。
2021年3月10日追記厚労省は10万7558人が接種、アナフィラキシーは17人としている。CDCと厚労省のデータの乖離はひどい。CDC発表より厚労省発表が30倍多い。CDCですら信用に値しない可能性が垣間見えます。

さらに突っ込むと、アメリカのティファニー・ドーバーさんがテレビ放送中にワクチン接種後アナフィラキシーを発症したと思われる映像が残されています。さらにその後、亡くなったとされる情報がでてきており、その後、噂を打ち消すために病院側が生存証明として動画を出したが別人であるとされています。

その後も様々なファクトチェックが立ち上がりましたが、彼女のSNSは残念ながら更新されていません。本当に情報戦極まれりですが、そもそもテレビ撮影中にアナフィラキシーが起きる偶然が起こったこと自体が上記の確率的に見てすごいと思います。本当にコロナもワクチンもおかしなことが多すぎやしませんか。。。

・過免疫反応(HYPERIMMUNE RESPONSE)のリスク
こちらを参照

初のmRNAワクチン(他もあるが)
前項でも記載した通り、RNAワクチンはかつてはSARSの時にADEという有害事象が生じ開発中止し、その後、アメリカのFDA(米食品医薬品局)は中止という立場に立ってきました。

中国の免疫学者Zhang Huiは自国の不活化ワクチンを売り込みたいためのポジショントークであるかもしれませんが、「新しいmRNAワクチンは急いで開発され、感染症の予防に大規模に使用されたことはなく、その安全性はヒトでの大規模な使用について確認されていませんでした。 」と述べています。

臨床報告も疑わしい部分がある(第3層臨床試験中間解析)
現実でワクチンが使用された場合には異なる結果が出る可能性
BMJの高い有効性への疑問
コロナワクチン、通常なら治験停止レベルの副反応も…接種開始の米英、副反応が多発

免疫をなめてはいけない
免疫はひとつではなく多くの免疫系が絡みあい、異物の排除を行うものです。例えば不活化ワクチンでは、死んだウィルスを体内に注入し抗体を得るのですが、体内(免疫系)のウィルスに対する危険性の認識は本物ウィルスより過小評価される可能性があります。

今回もスパイクだけ見つけてヘルパーT細胞が活性し…という論理ですが、ウィルス自体は存在せず、スパイクだけなので「攻撃性なし!」というように過小評価されないのか?と思わなくもありません。免疫系は下手にいじくると暴走してしまう恐れがあるので慎重にいきたいですね。このあたりは人体の不思議ですね。

ウィルス変異した場合のリスク
ウィルス変異による(デング熱)ADE。ACE2への吸着を阻害するつもりがより吸着しやすくする可能性もあり(海外サイト)、その検証は短期間ではわからない。

なぜ高齢者に推奨か意味が分からない
ファイザーの臨床では4万人以上の被験者がいますが、75歳以上の高齢者は少ないとされています。(そもそも年齢区分が雑)であるのにも関わらず、高齢者に優先接種し、早い人では当日に亡くなっています。つまり、免疫が弱い高齢者の免疫をさらに弱め、そのまま亡くなるか数日内に感染症になってしまったりしているのケースも多いのではないかと推察しています。

前述したイスラエルの反政府のジャーナリストの調査によると、「予防接種を受けた65歳以上の人の中で、0.2%」の人が接種用量間の3週間に死亡したとしています。同様にこちらでも高齢者には特に危険としています。

画像12

画像:http://www.nakim.org/israel-forums/viewtopic.php?t=270812&s=The_uncovering_of_the_vaccination_data_in_Israel__reveals_a_frightening_picture

さて、ここで少し計算を挟もうと思います。
比較できる有効な数字が少ない中、上記のデータを参考にして考察してみます。もちろん、元データが正しいかは真偽不明とします。

日本の人口が1億2千6百万人、65歳以上は28.7%≒3千6百万人とします。一年で亡くなるのは139万人とし、その中で65歳以上は、85%の118万人とします。1年が52週とすると、1週間で22,700人が亡くなります。1週間で65歳以上の高齢者の22700÷36,000,000×100=0.063%が亡くなります。2週間では0.126%とします。

一方、ハイム・ヤティフとセリグマン博士の分析によると65歳以上のファーストショット後の2週間以内では15396人中344人が亡くなっています。これは2.23%で、ワクチン接種した場合16.7倍死ぬことになります。
もう少し長く見る場合、ファイザーのワクチンは21日間の接種感覚があるので、49日間でデータをとります。
日本では、0.882%の高齢者が亡くなります。
一方、2ndの >14dを除くとして、65歳以上のファーストショット後の49日間で15396人中632人が亡くなっています。これは4.10%でワクチン接種した場合3.6倍死ぬことになります。

イメージすると、現在は65歳以上の方は7週間で158,900人亡くなりますが、ある時、65歳以上の方全員にワクチンを打ちました。そうすると接種開始7週間で572,000人が亡くなるという意味です。現在のコロナ死者とは桁違いの死者がでる可能性があるということです。

65歳以下でも同様の計算をしてみると、
2週間以内では7.67倍49日間以内では1.19倍になります。
実際計算してみると、元データとしての信頼性はあながちデタラメではない気がします。高齢者の方がワクチンによる死亡リスクはあるので、安易におすすめできるものではないなと思います。

計算の仕方がおかしい、元データが怪しい、日本とイスラエルでは単純比較できないこと、短期(49日間)においての収束倍率の目安である点も考慮の上、ひとつの見方としてください。

またトカナによると同社は過去にも不誠実な企業姿勢について指摘されています。

治験用ワクチンを緊急使用許可
ファイザーのコミナティ筋注とモデルナの新型コロナウィルスワクチンについて、アメリカのFDA(米食品医薬品局)は、緊急使用許可をだしているが、未承認ワクチン(治験用ワクチン)であるとしていますので、安全性が高いと言い切ることは時期尚早。

原則を無視し続けている
①治験用ワクチンの特例承認
②製薬会社は保証をしない(賠償は国が負う、ただし因果関係がない場合は国も保証しない。そうなると泣き寝入りですか…)
2回を1回にすることを検討(日本) 有効率落ちますけど…
④予防接種として最初のRNAワクチン
⑤添加剤にポリエチレングリコールを使用

長期的リスクがまったくわからない
「新型コロナワクチン」を家族に打たせてはいけない
「コロナワクチンに期待しすぎてはいけない」免疫学者が断言する厳しい現実
「コロナワクチンの拙速な開発・承認は危険」免疫学者が断言する理由(宮坂昌之教授)

状況から見るリスク懸念(リスク)

・アメリカでは50%以上の医療従事者がワクチンを拒否している

・世界の医者や研究者がリスクを喚起している
TERRIBLE COVID VACCINE REACTIONS - PLEASE SHARE!
最も重要なCOVIDワクチンビデオ


『俺はワクチンを打ったから安心だ』と、予防対策なしに飲食や旅行をする人が増えると、今よりもっと感染が広がる悲劇が起きます

・前厚労省の加藤大臣は「俺は打たねーよ」と周囲に話していた

・厚労省の幹部たちも一様に、“ワクチンを打つほうがリスクは高いでしょ”と話しています

・厚労省は過去の薬害は多数あるのに今回は特に拙速、慎重さがない

コロナワクチン調査 現役医師の38.8%が「打ちたくない」

・一国の首相である菅総理にビルゲイツ(ワクチンの既得権益者とされるもの)電話してくる

ビオンテックとビルアンドメリンダ財団が2019年9月に契約を交わしていた

・中長期の副作用はわからないので、人体実験のよう

・通常の手順を踏まず、開発~臨床~承認~販売~接種まで1年未満は前代未聞。それが行われるということは現在が異常事態でなければなりませんが…そこまで危機が迫っているのでしょうか?

・テレビは偏光した情報しか流さない
メディアは製薬会社などのスポンサーに都合のいい発言をしてくれる医者の出演が多いように見えます。
NHKを除くテレビ東京以外の放送局の外資比率をみても実質的には電波法の違法状態(実際は議決権付き株式の外国人保有率は19.99%であり合法)であり、このような環境で放送局に真実性を求めることが自体がナンセンスといっていいかと思います。MX、地方ローカルの番組は比較的、自由な部分が多い。

・テレビにでている医者の言うことはあてにならない可能性が高い
製薬会社→医者に支払われる金は年に100億を越えており、それも製薬会社が公表している分だけでです。そのような医者がテレビにでてワクチンを語った場合、資金提供してくれる側に否定的なことが言えるでしょうか。

・ネットでは言論統制が(ここ数年特に)激しい
ワクチンに否定的なYoutubeの動画、ツイッター・Facebookの発言は軒並み削除されています。(以前はトランプ不正選挙騒動の時がひどかったがいまはワクチン関連)
そのような発信者は、動画ではBitchute、テキストSNSではGabやParler、テレグラムといったように検閲なしの方針のある媒体にユーザーが流れています。
あとは残念ながらChromeなどの検索エンジンでもワクチンに否定的なサイトは表示させない仕組みになってしまいました。DuckDuckGoでの検索で免れることができます。

・ワクチン批判の学者や医者や経営幹部もSNSから消える
F社の元副社長(michael yeadon)など。ヴォルフガング博士とイェードン博士は、すべてのコロナワクチン接種研究の中止を要求し、欧州医薬品庁であるEMAに申請しました(別記事)。
その申請書はこちら(pdf)です。
中止すべき理由はこちらです。
またこちらでは「まるでモンサントと同じやり方ではないか!」と強烈な批判が展開されています。

・製薬会社の外資比率
例えば中外製薬ではHPに公開されています。
田辺製薬はファイザーとの合弁によってファイザー田邊を設立し、日本へ進出ししています。現在は持ち株会社である三菱ケミカルホールが買収し、田辺三菱製薬(三菱系)となりました。
外資だから必ずダメという論理ではないですが、人命や生活の基盤となるサービスに関しては外資は好ましいはずがありません。水道法改正・種子法改正・鉄道民営化・テレビ局の外資化・郵政民営化…などなぜ国民の生命を脅かすことを政府は停めず、外資に有利な方に進めるのでしょうか。これらからわかることはグローバリズムという名のもとに、巨大多国籍企業群が日本政府に圧力を容易にかけることができるということです。日本だけではなく、アメリカや欧州の国も同じような構図です。
外資企業も営利団体なので、売上・利益にこだわるのは当然ですが、人命の軽視は許されるものではありません。お金の論理だけで動くことに慣れてしまい、人命や健康といったものへの重要度が薄れてしまうことに不安を感じざるをえません。

・再感染するかどうかに関してはどちらの可能性も排除できないですが、短期間であれば再感染の可能性は低いとする論が多いです。個人的には「完治せずに再発症」の方が可能性としては高いと思います。

・ワクチンに関しても、研究の仕方により研究結果や報告は変わる可能性があり、すぐに効果があるという論理は成立しにくいはずです。RNAワクチンを注射し、事前に獲得免疫を成立させておくものですが、体内の免疫系が本物のウィルスが侵入した場合とワクチンとでは同一の状態になるかは不明です。ワクチンの可能性を否定するものではないですが、拙速に接種するには慎重にならざるをえないと思います。長期的な免疫系の疾患になってしまうと、その後の人生が台無しになります。

など、今回の新型コロナウィルスは、ウィルス兵器説からはじまり、1本の中国の論文からすべてが動き出し、感染研はゲノム情報を公開したが取り下げ、ワクチンは原則を破り続ける…。

カオスですね。

今の日本(世界各国)の政府、メディアはかなり劣化しているので、個人個人ができる限り一次情報のデータを取り、分析し、思考するのが第一。しかしながら、ウィルスやワクチンという難解なテーマなので、専門家の見解も知っておく。専門家については、言うことや、やることがコロコロ変わったり、ダブルスタンダードを使い分ける言論者には注意し、消去法で消していき、残った人物の情報発信を自分で取りに行くこと。
今回の新型コロナウィルス関連で一例をあげると、個人的には宮沢 孝幸准教授は本心で話をしてくれている専門家のひとりだと認識しています。

今の日本の状況で打つ必要があるか(思考)?

①死亡リスクの比較
この1年1か月(2021年2月17日から遡った)の内に日本に住んでいて、新型コロナで死亡する確率は、0.00588%です。

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仮にあなたの住んでいる市町村が10万人の人口だとすると、年間(正確には13か月)コロナで5.8人お亡くなりになるということです。日本におけるコロナ死のリスクはイギリスと比べると1/30倍、オーストラリアと比べると1.65倍、台湾と比べると190倍です。

インフルエンザで死亡する人を年間3000人とすれば、2~2.5倍の間です。
現時点で、アメリカで未承認とされる危険を伴う可能性があるワクチンを使用する必要はありますか?

②超過死亡(例年と比べて、死者はどの程度の増減があるかを知る)

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画像:https://forbesjapan.com/articles/detail/36353/4/1/1

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高齢者が増え続ける日本では珍しく11年ぶりに全死者数が減少しました。
2020年度の死者数は、前年より9373人(0.7%)減りました
内訳としては肺炎がかなり減り、新型コロナが少し増えた感じです。

そのまま観ると「新型コロナが流行ったので、死者数が減った」といえます。これも一種の良い意味の想定外です。コロナ前に死亡者数が減ると思った方は少なかったはずです。

もちろん、今になって振り返れば、家に閉じこもる機会が増え、感染症予防の意識が高くなったからといった推論は容易にできるでしょう。

さて今は死者数が11年ぶりに減ったけれど緊急事態宣言はでているような状況です。

日本はアメリカやイギリスのような状況でしょうか?
日本ではすぐ横にコロナ死が迫っているのでしょうか?
日本ではワクチンは必要なのでしょうか?

ドイツやデンマークを除くヨーロッパではワクチンの検討の余地は日本よりもあるかもしれません。しかしながらそのような国の医療従事者でも接種拒否が多いのが実情です。

テレビを見ていると海外の緊迫した状況が流れますが、ここは日本です。もちろん感染症なので甘く見るつもりはありませんが、ワクチンのリスクよりベネフィットが本当に優位なのでしょうか?多くの専門家はベネフィットが高いといいますが、なぜリスクに目を向けないのでしょうか?ポジショントークで言っているとしたら、極めて悪質と思います。

わからないことが多いですが、今回のワクチンは任意接種、考え直してみてはいかがでしょうか。

どうしても不安でワクチンを検討したいのであれば、自己責任・自己判断の原則で自由に打てばいいのです。ただし、何度もいいますがアメリカFDAでは認可を受けていない治験用ワクチン(2ページ目 上から9行目)で過去に失敗しているRNAワクチンで、承認スピードも速すぎます。「最初」「異例」「前代未聞」尽くしです。今回のRNAワクチンが素晴らしく成功する可能性もありますが、そういうことも踏まえて、ギャンブル性がそれなりに高いこともしっかりと許容してください。

打つにしても、今すぐではなく、国産の従来式の不活化ワクチンを待つのもひとつの選択肢かと思います。

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画像: 日本医事新報社

本当に、命や生涯の健康に関わることですので、きちんと調べて、よりリスクを減らす努力をしてください。

まとめ

ワクチン接種を考えるにあたって、3つの原則がある。
ひとつは、「感染症で死ぬ確率とワクチンで死ぬ確率」を膨大な情報の渦の中から、できる限りの思考力と調査力と分析力をもって比較検証すること。
ふたつめは「自己責任・自己判断」で接種を決めること。
みっつめは「リスクとベネフィット」です。

効果が数週間~半年程度は効果がある可能性は高いです。一方、リスクは測定不能です。

死ぬ確率について、唯一、おおよそ確からしいデータは、日本の総人口に対して新型コロナウィルス感染で1年1か月の間に死ぬ確率は0.00588%だったいうこと。10万人に5~6人。65歳以上の高齢者であるだけで10万人に3860人が一年間でお亡くなりになります。

コロナ死は、批判を恐れずにいうと誤差ではないでしょうか。日本において、コロナを拡大解釈しすぎ、かつ、騒ぎすぎです。騒いで不安になるから思考停止して未承認ワクチンなどに頼りたくなり、ドツボにハマってしまう人と裏でほくそえむ輩。「数字を見て冷静に」です。

正確にはPCR陽性がでれば新型コロナ死になるので、もう少し確率は下がるはずです。

ワクチンで死ぬ確率は…こんなにも多くのワクチン接種者がいるはずなのに、正確なデータと思われるものが異常なほど少ない。

私の主観で、数あるデータと信頼性、様々な要素を取り入れ、通常の5週間内死亡確率を減算し、接種後5週間以内の死亡率を仮に推定として計算してみました。私なりの計算の仕方ですので、まったく信頼できない数値として聞いてほしいのですが…

0.017-0.179%ぐらいになりました。
ただし、75歳を超える高齢者だけに絞るとさらに上回る可能性が高いかもしれません。

なお、アメリカCDCがVARESのデータを参考にした発表をFNNが報じたものによると因果関係は認めていないが0.003%のようです(インフルエンザワクチンは桁が3つ違い0.0000057%)。これらは、「接種から特定の期間」であることから、「少なくとも」であることに注意しておく必要があります。仮に「1年以内」に期限を延ばす場合、データがまったくないのでどのくらい跳ね上がるかはわかりません。また仮にVARESは1%しか報告されていないと仮定すると0.3%になります。反イスラエル政府の研究チームによると0.05~0.20%になります。仮に半年で1回受けるとなると、半年ごとにそのリスクが加算されていく可能性があります。

現実問題として、ネット上で流れているデータは割合で2桁程度の大きな乖離があります。私としては正確性のあるデータがわからないので、少なくとも人の一生を左右する治験用ワクチンを啓蒙・推進するのは極めて理解しがたいのです。

そして私が示した死亡予測率のデータは「個人的見解」であり「推測」であり「おとぎ話」としますので、ぜひご自身でも推定してみてはいかがでしょうか。あ、あとベル麻痺や重度の後遺症、長期的な免疫障害、目や耳の障害などのリスクも実際にはあるはずなので、その点もご留意ください。

いつか正確な数字が発表され答え合わせができるときがくるのでしょうか。

なお、私はRNAワクチンを少なくとも1年以上経過観察することに決めていますので、それまでは決して打ちません。RNAワクチンの安全性が問題ないと確かめられた場合を除き、将来的に接種する可能性はかなり低いと思います。それはウィルスベクターワクチンでも同様です。
また、最終的な判断は各々で判断するようにしてくださいね。

打たれる方は、念のため生命保険会社に新型コロナワクチン接種後の死亡について、4月から高齢者の接種が始まる予定なので、その際に対応の確認くらいはしておいた方が良いでしょう。保険特約など各保険会社によって複雑ですので、ぜひ再確認しておくことをおすすめします。治験継続中かつ国の特例承認が下りたワクチンなので保険会社もワクチン接種者が増えて予想外に死者数が増えていった場合、ビジネスが成り立たない可能性もなきにしもあらずですので。

最後になりましたが…全然シンプルにいかなかったです(笑)。
謝罪します( ;∀;)

くれぐれもお体、ご自愛くださいね。

追記

2021年3月9日追記
ツイッターで生物系研究者アカの方がPMDA(医薬品医療機器総合機構)のワクチン審議結果報告書解説してくれています

それによると、

【普通の薬】
NOAEL(無毒性量)の1/100がヒトに投与していい最高用量。これより更に低い量が、世間でヒトに投与される量。
【パンデミック対応だから】
今回、世界中でヒトに打たれているのは毒性用量だと分かっている量。
NOAELより上のLOAEL量。毒性データから言えばふつーの100倍以上。

としており、特に高齢者が接種から当日~3日と早い段階で亡くなる方が多いのは毒性によるショック死の可能性もあることを付け加えておきます。

2021年4月14日追記
厚生労働省のHPで「当月分及び当月を含む過去1年間(12ヶ月)の動向 [16KB]」2020年度が公表されています。それによると、2020年は2019年に比べて総死亡者数は9,373人の減少が確認できます。また同サイト内の「人口動態統計速報(令和2年12月分) [320KB]」を見れば、死亡者数はいたって例年通りの動きを示しています。
また総死亡の年齢別グラフとコロナ死の年齢別グラフを比較すると、70代以上のコロナ死は確かに多くなっていますが、その分、肺炎死が異常に減っており、本当にコロナ死が増え肺炎死が減ったのか、肺炎死だったものがコロナ死としてカウントされただけなのかはわかりません。

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必要以上に陽性者数のみ放送し煽りの激しいメディア、何かおかしい雰囲気のコロナ騒動、そしてワクチンが本当に必要なのかよく考えて行動していただけると幸いです。

参考:コロナ死亡者性・年齢階級構造 横棒グラフと年齢別死某者数

2021年4月16日追記
ナカムラクリニックのnote記事が削除されたようですので、魚拓URLを掲載しておきます。
ワクチンとメディアの裏側が透けて見える内容となっておりますので、一視点として読んでみてはいかがでしょうか。
https://archive.ph/c8Iwc

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