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「しっかりしてる」は褒め言葉?

「しっかりしてるね」

ずっとかけ続けられてきたこの言葉。
私はあまり好きではありませんでした。

今日のトピックは
「しっかりしている」という言葉について…


「しっかりしている」と言われ続けた学生時代

私は3人姉弟の一番上。
歳の離れた弟達がいます。
さらに親戚が兄弟のように近くの育ったため…
小学五年生の頃は
家に帰ると
幼稚園児1人と幼稚園にも入っていないちびっ子が7人いました笑

時には両手に2人抱っこしながら1人おぶって1人は私の足元でじゃれつくような生活笑笑
楽しかったけど帰るのが苦痛な日もありました。
うるさすぎて笑

そんな環境で育ったため❓人一倍大人びてしまった私。


だからか、
中学生の時のあだ名は「おかん」「総長」「組長」笑(容姿も問題あったかも?笑笑)
高校生の頃は「姉さん」「ママ」
男子からはさん付けで呼ばれてました笑

そのため常に
「しっかりしているやつ」
というレッテルが貼られ、
なんちゃら会長とかは基本やっていました。



笑顔でも苦しかった
「しっかりしている」という言葉に縛られた過去


「しっかりしている」
イメージがあるため…段々
何をお願いしても大丈夫な雰囲気
が周りに出始めました。

そのため、周りは恋愛する中、
クラスの仕事を押し付けられたり
先生達も私に相談をしてきたり…

段々「困っています」という言葉を言えなくなりました。


今でも印象に残る「しっかりしている」の代償

「しっかりしている」という言葉が1番苦しかったのは高校生の時。

生徒会長やりながら部長をやっていた時です。(あの頃はほんっとバイタリティーに溢れてました笑)

学園祭の決め事をしなければならず、
生徒会に行ったあと部活へ。

決め事で他の委員とバトってしまい、
そんな悩みを忘れよう❗️と必死で練習しました。

でもその練習後に言われた言葉。

「モロコロ先輩っていつ悩むんですか?」

後輩に言われました。

耳を疑いました。




いや、今よ!

今まさにとてつもなく悩んでます!





その時に気づきました。
「しっかりしている」という言葉に見合う自分でいようと頑張ってしまったがために
「しっかりしていない、困っている自分」
を出せなくなっていることに…


部室の鍵を返しに行きながら…
職員室で泣いてしまいました。

あの時の先生方の慌てふためいた感じは今でも覚えています。
先生方にとってもまさに
「想定外」だったのでしょうね笑笑

あの時はどうしたら良いのか、
自分で自分をどうコントロールすればいいのか…
わかりませんでした。


「しっかりしている」を受け入れられた大学時代

「しっかりしている」というのが長所に思えたのが大学生の頃。

できなかった彼氏ができたんです❗️
その時に「しっかりしている」私が好きだと言ってくれたんです。

そしてやっと思えました。
「しっかりしていていいんだ」と。

誰かに受け入れてもらえて
やっと自分でも自分を受け入れられました😊


今私が伝えたいこと

社会人となって気づいたのですが、
「しっかりしている」と人からナメられないので
クライアント相手に新人でも割と対等に話せます❗️

素晴らしき生まれ持った素質❗️

今では家族と、あの子ども多すぎ環境に感謝しかありません。


どんなコンプレックスを持っている方にも伝えたいことなのですが、
そのコンプレックスはポジティブに使えば
必ず長所になります!

身体的コンプレックスでも
内面的コンプレックスでも
まず第一にそこをさらけ出して自分がそんな自分を好きになってあげると、
同じコンプレックスを持つ人たちの力になります。

「この人も乗り越えられているのだから私も乗り越えられる❗️」と。

きっと自分で自分を好きになってあげることが
人生で幸せを感じるための1番大事なことだと
私は思います。
😊


自分で自分を好きになるために出来ることを
次のコラムでは書きますね💓


今日も皆さんが幸せでありますように…

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