知的好奇心をくすぐる寄り道のすすめ。
皆様は会社帰りに寄り道をする方だろうか?
スーパーへ買い物したり、ドラッグストアで日用品を購入するなどといった、日常生活で必要な買い物は一応寄り道とはあんまり呼ばないだろう。
自分は会社帰りに結構寄り道をする。
東京という土地柄、誘惑が多いからなのかもしれないが。
かなりの寄り道好きである。
そんな寄り道好きの社畜が、寄り道の魅力を語っていこう。
寄り道の魅力
寄り道の魅力は次の3点だ。
ざっくり言えば、寄り道=「お金がなくてもちょっとした知識が増える趣味」みたいなものだ。
以降からそれぞれを詳細に語る。
寄り道すると世界が広がる
寄り道すると世界が広がっている感じがする。
これがとても楽しい。
マイクラなどのオープンワールドのゲームで、プレイヤーが進むにつれて地図が更新される感覚だ。
黒塗りだった地図がだんだん埋まっていく。
思わず端から端まで知りたくなる。
ちなみに方向オンチで不安な人は、いさぎよく冒険気分で楽しむ事をおすすめしたい。
だがスマホの充電は十分にしておき、いざとなったらgoogle mapに頼れるようにしよう。
寄り道は知的好奇心をくすぐる
寄り道は知的好奇心をくすぐる。
寄り道するたびに、その街にどういうものがあるかが分かるようになり、自分の知識がどんどん増えていくからだ。
たとえば、イタリアンレストランにたまたま通りがかったとする。
良いお店なのかはgoogleで検索すれば沢山口コミが出てくるが、本当に自分にとっておいしいかは分からない。
しかし、一回食べに行けばそのお店がおいしいかは分かる。
この自分にとっての「おいしい」を集めるのが楽しいのだ。
実は自分にとっての「おいしい」は割と役に立つ。
宴会の幹事をしたときかもしれないし、久々に会った友人をご飯に誘う時に使えるかもしれない。
身近な人の口コミは何よりも信頼があるみたいで、結構よく話を聞いてくれる。
匿名の沢山の口コミより、一人の知り合いの口コミの方が何倍にも強いのだ。
寄り道は別にお金を使わなくても楽しい
寄り道というと、なんとなく「お金を使う」イメージがあると思う。
「いつも通りがかるおいしそうなケーキ屋に寄ってみよう」みたいな。
確かにそういう寄り道は楽しい。
しかし、別にお金を使うだけが寄り道ではないと思う。
「あ、こんな所にレトロな喫茶店があるんだ」ぐらいの発見でも十分楽しい。
ついでにそのレトロな喫茶店の場所は、ある日休憩したい時に役に立つかもしれない。
特にオススメが普段通っている道ではない道を通ってみることだ。
道が1本違えば別の顔を見せる。
電車の線路の東側と西側で、街の雰囲気がガラリと変わる場所もある。
新宿だと、東側が有名な歌舞伎町があるTHE繁華街で、西側は高層ビルが立ち並ぶオフィス街になる。
※繁華街周辺は治安が特に悪い道があるため、事前に調べておいたり日中に散策することをおすすめする。
寄り道で出会った物は運命を感じる
都内を寄り道すると、個人店の〇〇専門店にちょくちょく出会う。
よくありがちなのが「住宅街にポツンとコーヒー専門店」である。
そういうのをたまたま発見してしまうとなんだか運命を感じてしまう。
「なぜこんな駅から遠い所にちょっと変わった専門店が?」などと、考えをつい巡らせてしまう。
そういう普通に考えてありえないような変な所に、変わったものがあると、ついつい入ってしまいたくなる。
店ではないが、つい最近銀座と日比谷の間ぐらいに小学校があった時は、あまりの衝撃で気になって気になってしょうがなくなった。
(もちろん関係者ではないので入れないが…)
エルメスやヴィトンなどといったラグジュアリーなお店が立ち並ぶ銀座へ、小学生が通っているのか…
何十年も前から知っている街であっても、意外に知らない事が沢山まだまだあるものだ…。
寄り道をすればするほど、知的好奇心をくすぐってくる。
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