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vistArtができるまで

2022年1月11日21時
なんか1年の中で物凄く縁起がいい日
らしい。
そんな日に発表させて頂きました、vistArt。
https://corobuchica.com/vistart
これは「ヴィスタート」と読み、
Vista(展望)

Art(アート)
をかけあわせた言葉です。

メンバーが集まってからのことはvistArt公式noteで明日お話するとして、ここではエピソードZEROというか、これを始めるまでのことをお話しようかなと思います。

といっても劇的ななにか、なんてなにもなくて
わりと地味にずーっと思ってたことで。

始まりは私がずっと業務提携しながら仕事してる野外の体験教育の現場に人手が足りなくなったことからだったかな。

コロナ前で、多い日は1日に4校とか受注があって、ファシリテーターが1日で50人とか必要な日があったりして、急なキャンセルがあったりした時どうしてもファシリテーターが見つからなかったとき、この子なら対応力ありそうだなって演劇の後輩を現場に連れていった。

本人は「暇?バイトしない?」としか説明されてないからなんのことやら全く分からない状態で、車の中で説明してそしたら見事1日その日を対応しきってくれて、そこからだったな。
やっぱ演劇人すごいし、こういう仕事向いてるだろうなって思ったのは。

ただいくら仕事になるといっても
自分で何十万もお金を払って研修受けてOJTを重ねてとかって、あんまりやる習慣のない人たちだろうから気軽に誘えないなとも思った。

私自身は仕事しながら必要な知識やスキルとして研修や勉強にお金を払うのはいとわなかったというか、必要性を感じながら仕事ができたことがラッキーだった。始める前にお金を払うのはよっぽど思い入れがないと私もできない。
会社は強いよ。会社がお金払ってくれるんだから。

ただ、とても可能性のある人材だとはすごく思った。こういっちゃなんだけど、世の中には知識しかないファシリテーターがたくさんいて、話や論理の通じる大人はそれでいいかもしれないけど、子供を相手にしたときに相手と対話する姿勢がそもそも作れなかったら見向きもされない。それで何人も心が折れていったファシリテーターを見た。
そういった状況で、演劇人はどうだろう?
知識やスキルがなくても心構えや姿勢がある。それだけで子供はこちらを向くのだ。それってすごい能力だと思う。

「まずやってみる」

これができなきゃ体験教育は成り立たない。
しかし多くの知識ファシリテーターはここにのせられない。

さあ、どうしたもんかな。

「そうか、作るか」

と思ったのが何年前だったか。
そうこうしてる内にコロナになり
案件数は激減し、稼働してるのはいつものベテランメンバー15人くらい?
確かにこれはクオリティを担保できるけど、コロナ明けてまた数が増えたときに経験のない人たちばかりになったら大変だねー、って話してて、そんでまたおりてきた。

「今から、作ろう」

降りると私は早い
よくも悪くも(ほとんど悪いかも)
私は行動力の塊である。
思い立ったが吉日!
と、ここからが悪いのだけど
見きり発車かつ場当たり的である。
ただ降りてくるときは
2020のCPCもそうだし
いけるっしょー!
って何かが組合わさった時である。
今回もそうだった。

で、思ってすぐ文章作って、募集。
ありがたいことにたくさん拡散していただき、
わずか10時間で申込が20を越えた。
これ以上は見切れないかも、
と思って締め切ったのが募集開始から20時間後のことだった。

元々スキルや才能の人材が欲しかった分けじゃない。
それよりも気持ちがある人と一緒にやりたかった。
だから返信が来ないとかあまりに遅いとかそういった方には申し訳ないけどごめんなさいをした。
そもそも募集をみかけて応募してくれただけで運命だし、こんな短い間で様子見をせずにこれだ!と思って応募してくれた人たちなんて奇跡だ。ありがとうみんな!

というところで、
いつものごとく、私のざっくり計画で始まったが、


いやーーーー


難しかった!!


という話しはまた明日、vistArtの公式noteにて。

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