比率を維持しつつ長辺／短辺に合わせて伸縮するアピアランス｜Adobe Illustrator Tips

こんにちは。イラレ職人コロです。

※今回はある程度アピアランス技が理解できる人向けの記事です。初心者への説明はある程度省略するのでご注意ください。

思いついたのでメモ。テキスト追従する幾何学的なバルーン状のフキダシアピアランス #illustrators pic.twitter.com/RIr1hiXoLZ

— イラレ職人 コロ (@coro46) March 3, 2022

さっきのだとアピアランスでやる意味があんまりなかったので、可変する装飾を追加してみた。 #illustrator pic.twitter.com/keQ6IfYHIR

— イラレ職人 コロ (@coro46) March 3, 2022

1つ目の動画では、文字の長さに合わせて正円（の1辺が尖った形）が伸縮し、2つ目ではフレームに合わせて十字アイコンが伸縮しています。

ここで注目してもらいたいのは、「元になる図形がどんな縦横比になっても、常に縦横比を維持した状態で伸縮する」という点です。

普通に 効果 楕円形を使った場合

効果＞形状に変換＞楕円形 などで文字などを図形に変換するのはアピアランス技でよく使われますが、普通に使っただけでは上図のように縦横比によって楕円になったり、元の図形が極端に細くなるとはみ出したりしてしまいます。

今回はこの縦横比を維持したまま長辺や短辺に合わせて伸縮する図形のアピアランスを解説します。