弱者が勝つための10の行動指針
こんにちは。イラレ職人コロです。
僕は「こんな奴はデザイナーとしてダメだ」って項目には大体当てはまりますし、社会人なら当然のこともできないことが多いです。自分で言うのもなんですが、典型的な「仕事ができないやつ」です。
そんな僕が、それでもクリエイターとして生きていくために実践している行動指針を10個にまとめました。同じような悩みを持つ同志諸君の支えになれば幸いです。
(1)できるだけ他人と争わない
大前提として、能力で劣る僕らは他人と対等に争った時点で負けます。負ければ利益はゼロであり、ただでさえ人より少ないリソースが無駄になってしまいます。なるべく競争は避け、勝てる勝負以外は挑まないのが我々の基本戦略です。
(2)自分の得手不得手や好き嫌いを認識する
弱者でも得手不得手や好き嫌いはあります。友人に頼られた経験や、子供の頃に熱中したものはありませんか? そこから得意なことややりたいことを探しましょう。得意でやる気のあること以外で、僕らが勝てる見込みはありません。
(3)周囲の観察を怠らない
周囲の状況や地形効果を活用するのは大切です。SNSでも職場でも構わないので、周囲の人やコンテンツを日頃から観察し情報を集める癖をつけましょう。スマホのメモでネタ帳をつけるのも有効です。
(4)他人の意見は参考程度
他人の意見を聞くのはもちろん重要ですが、それはあなたより能力が優れ、前提条件や目的、状況などが全く異なる成功例です。鵜呑みにはせずあくまで選択肢の一つとして受け取り、自分にとって本当に有効かどうか検討しましょう。
(5)流行ではなく不便を探す
流行にはたくさんの人が集まって激戦区になるので、安易に手を出すのはお勧めしません。むしろ「ここ使いにくいな」「こんなのが欲しいな」といった「不便」をいち早く抑えて、有利なポジションを確保しましょう。
(6)やることやらないことを明確にする
どれだけ頑張っても僕らは人並み以上にはなれないし、無理に追いつこうとしてもいつか破綻します。なのでやることに優先順位をつけ、不必要なことは切り捨てて余力を確保し、1つでも「勝てる」ポイントを作りましょう。
(7)絶対に無理はしない
基本的に僕らは無理をしてはいけません。無理や嘘で作った状況は不足の事態であっという間に崩れるし、それを立て直す能力は僕らにはありません。身の程を弁え、仕事量や効率を意識して、常に思考に余裕を持てる状況を維持しましょう。
(8)自分の意思で動く
他人より有利な状況で立ち回ることは僕らの生命線です。どこで何を目的に動くかを他人に委ねると、不利な状況に飛ばされるかもしれないし能力の不足を補うための備えもできません。なるべく自分の意思で動きましょう。
(9)必ず失敗するという前提で動く
「がんばればこれくらいできるはず」は死亡フラグです。途中で意思が折れてパニックになること間違いなしです。自分は必ず失敗するという前提で、なるべく己の意思の強さとは無関係の仕組みで機械的に問題を解決していきましょう。
(10)取り返しのつく失敗は気にしない
僕らが1度で成功するわけがありません。必要以上に考えるよりとりあえず行動し、結果からデータを得て修正する方が効率的です。ただし、取り返しのつかない失敗につながるギャンブルは控えましょう。
エサをください。