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英単語から覚えるイラレ用語集|Adobe Illustrator Tips

パス、オブジェクトなどなど、イラレには数多くのカタカナの用語が使われています。スポイトなどカタカナ語として定着している単語なら良いのですが、アピアランスやスウォッチなど、馴染みのない単語もそこそこあります。

もちろん単語の意味を知らなくてもツールは使えますが、知っている方がツールの機能を把握しやすく、また思い出しやすくもなるはずです。

というわけで、今回はイラレ内で使用されているカタカナの用語を調べてまとめてみます。あくまで僕がざっと調べた結果なので、Adobe公式の見解ではありません。ご了承ください。

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●基本用語

ドキュメント|document

何気なく使ってるけど、単語としては「記録」「文書」という意味。イラレでは「新規ドキュメント」「ドキュメント設定」「ドキュメントのカラーモード」といった、ファイル全体のことを指す単語。ファイルとの区別はよくわからん。

ベクター|Vector

イラレの基本の仕組み。数学や物理でも習うベクトル(ドイツ語、ベクターは英語)のことで、辞書的な意味は「大きさと向きを有する量」です。ちなみに「ベジェ曲線」はベジェという人物が考案したからベジェ曲線だそうです。

オブジェクト|Object

パス、テキスト、画像など、アートボード上で操作できるモノの総称。コンピュータ用語ではありますが、元々の単語の意味としては「物体」「個体」です。

パス|Path

イラレで描いた図形のことで、「道」や「軌道」といった意味です。線で道を描く、というイメージなのでしょうか。

アンカーポイント|Anchor Points

パスを構成する点の部分。アンカーは船の「錨(いかり)」、または「固定する物」を指す単語。錨を沈めて位置を固定し、曲線を安定させるイメージですね。

セグメント|Segment

そもそも用語自体を把握してない人も多い気がしますが、パスを構成する線の部分です。おそらく「弓形」「線分」といった意味で使っていると思います。

バウンディングボックス|bounding box

選択した時に表示される枠。「bound」は「境界」「境を接している」といった意味があるので、「境界線」のようなニュアンスでしょう。

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