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「スラムダンク」の映画と、村上春樹「海辺のカフカ」(いや、村上さんの場合、他の著作に縦断するあらゆる「僕」でもいいんだけど)の共通点って何だと思う? 【エッセィ】

どうも、村上フリークのhigansugimadeです。
「スラムダンク」の、熱くて滑らか、ゆえに素敵過ぎる描写の映画のことを思っていて、ふと、標題の疑問を思い、それに答えることを考えてみたいと思います。

つまり、わたしの中で敬愛する村上さんと、熱き漫画描き井上さんのベストバウトなあの映画、「THE FIRST SLAM DUNK」とが結びついたわけなのね。

もう一度、問いを繰り返してみよう。

「スラムダンク」の映画と、村上春樹「海辺のカフカ」(いや、村上さんの場合、他の著作に縦断するあらゆる「僕」でもいいんだけど)の共通点って何だと思う?

それはね、

独立心が強く、あるいは独立しようと周りから、自分の内側からも思わされること。突き動かされるように。また、その強み、あるいはそこへの集中から、
独立しよう、
戦ってがんばって一人立って生きよう、
と、まず登場人物が強く願っていること。

それが、二作に共通している、と、私は思う。

こういった強く生きる過程が、戦う姿勢が、それにともない生じる諸々のドラマが、それを体験させていただいて体感を得た「私たち」観客・読者を強く勇気づける。
作品を思い返す度に勇気づけられる。
表現されたそのイベントの経験は思い返す度に「私たち」を勇気づける。

そう、私は思うのです。

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