子どもが自分を信じる力

今朝、子が私のiPad(といってもここ数年はほぼ子が占有している)に
ホワイトボード用の赤いペンで落書きをした。
正確には「したらしい」(私は見ていなかったので)。

まあ、正直言えばちょっとやだけど、
ホワイトボードのペンだから拭けばすぐ消えるし、
それより子が何を思って描いたのか、
その衝動を大切にしたいと思っている
(ここが赤かったら素敵かも?)
(動画を見ていると赤色が塗りたくなったのかも?)

命に関わることは全力で止めるべきだけど、
別に咎めることではないと思うのだが
夫がとっさに注意したらしく、
それから子が機嫌を損ねてしまった。

その対象が自分の所有物であるならば、
「これをされたら嫌な人もいる」という理由で咎めることも、なくはないと思う。
けれど、今回は私の物だし、それ以前に
注意した背景が単に「世の中のこうあるべきである常識、ルール」に従ったものとしか思えない気がして、すごくモヤモヤしている。

あんなこといいな、できたらいいなを突き詰めるから、
世の中には発明が生まれるし、常識が更新される。
当たり前の尺度は人によって違う。

子が、よく「これしていい?」とわざわざ許可をとることも気になっている。性質もあるかもしれないが、行動をする前に失敗したくない・怒られたくない・大人の許可がないといけない、、と思い込んでいるのではないかと、少し心配している。

子ども主体ではなく、一斉保育気味な保育園の影響なのか。
先回りして手を出してしまう私たち親のせいなのか。

自分を信じて、やりたいことに純粋に突き進める子に育ってほしいと切に願うばかり。

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