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ポッドキャストの最高峰に出会ってしまった

平野紗季子ちゃんのポッドキャストが素晴らしすぎて…!

どんだけ素晴らしいかって半年以上更新していないnoteにどうしても書き留めておきたくなったほど。勢いまかせに書くけどついてきておくれ!

いきなりだけど、
ポッドキャストの特性ってこれらだと思っていて。

・画を見せる必要がない
・時事性をそんなに求めない(収録であり、アーカイブが残るので)
・音声だけなので想像を掻き立てる

上記を軽々と満たしまくっている番組こそ、
「味な副音声 〜voice of food〜」なのである。

J-WAVEが展開するSPINNERというポッドキャストの枠でやっているだけあって、プロのスタッフ陣による編集や音質など、技術による物理的な聞きやすさももちろんあるのだけど、

おそらく毎回紗季子ちゃんが決定しているであろう各回のテーマ
そしてほぼ一人喋りで構成される本編(対談もある)も
『食の知識、好奇心と探求欲』という紗季子ちゃんのアイデンティティがあってこそ成り立っているもの。

そこにまだまだ紗季子ちゃんならではの武器がガンガン上乗せされてゆく。

・語彙が豊富で、音声だけでは伝わらない「見た目」「味」「匂い」などを独自の切り口で見事に的を得た(かつ新鮮な)言葉を瞬時に選び、表現してくれる痛快さ
・食べ物へ向き合う姿勢、食べ物を目前にしたときに耳ごしに伝わる興奮、食への独自な視点。そこから滲み出る人間味(あ、“人間味”も「味」って漢字が入ってた)
・単純に、一人喋りがめちゃくちゃ上手……
・なのに!なのに!声も喋り方もめっちゃ素敵やん
・一聴すると可愛らしく柔らかい雰囲気なのに、時折見え隠れするささやかな毒っ気も良い感じのスパイスに

というわけで、こんなに最強なポッドキャスト今まであったか?というくらいめっちゃくちゃ魅力的なコンテンツ。ポッドキャストの到達点。ポッドキャストというカテゴリーにおいてこれ以上のものは作れない気がする。
しかもコロナ禍で人の興味が「食」により向きやすいタイミング。

そもそも「食」という普遍的なテーマがベースにあることだけでも強いのに、そこに紗季子ちゃんの才能ポッドキャストの特性が見事に絡み合ってマジで面白すぎて一気聴きしてしまいました。

ほんとにいちいち表現が魅力的なんですよ…著書やコラムで散々わかってはいたけど、それが本人の口から発するとさらなる破壊力を持つのです。
借り物の言葉ではなく、それこそ彼女が咀嚼して体の中できちんと消化されて出てきた言葉たち。だからこっちも一語一句逃すもんかとゴキゲンに耳そばだてて聴いてしまうし、食だけでなく平野紗季子ちゃん自身の「味」を堪能させていただいてます〜という感じ。
おかげさまで、「食」っておもろいな〜!言葉って面白い〜!とこのポッドキャストから人生の楽しみ方を再発見させてもらってます。

これまで何度かラジオMCのお仕事やらせていただいた自分が、もう全然余裕でMC諦めちゃうくらい、すんごい魅力のかたまり。

同じ福岡県民として終始ウンウン頷きながら聞いていたロイヤルホスト回での、今はなき「閉店間際に流れるポエム」を朗読していたときの感情の入れ方も見事でした。なんでそんなになんでも器用なの…すごすぎ…

平野紗季子ちゃん、5年ほど前に新宿伊勢丹でのイベントにチーム未完成で呼んでいただいたとき以来もう随分お会いしていないけど(その後たまにばったり会うと嬉しかったな)、
当時からキラキラ輝いていた彼女の魅力がもう眩しいくらい全方向に大爆発しているコンテンツ、それが「味な副音声 〜voice of food〜」

起用したスタッフ天才!毎週企画してくれてる紗季子ちゃんありがとう!番組チームの皆さんもお疲れ様!(どんな経緯かまったく知らんけど)

これからのご活躍もますます楽しみすぎる…と勝手に応援しております。

(勝手にスクショ使ってすみません!問題あればすぐ削除します)

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