見出し画像

事業所の選び方

第6回の投稿です。実は記事自体は書いてためていたのと、しばらく投稿できていなかったのもあり忘れないうちにとりあえず投稿します!

事業所の職員としての立場、事業所を運営している立場

双方の目線から良い事業所(選ぶべき事業所)を書きたいと思います。


今回の記事は、事業者目線でだいぶ暴露します(笑)
この記事で今後誰か素晴らしい支援者の方が応募してくれたら~なんて思っちゃったりしています(笑)
そして、だいぶ個人的見解が入ります。異なる考え方があることは前提で書きますのでご了承くださいませ。

個別療育型の事業所についてです。

わかりやすい資格名だけでいうと、心理師(士)、言語聴覚士、作業療法士がいる事業所はしっかりとした専門性のある支援を提供している可能性が高いと思います。


心理師(士)は公認心理師、臨床心理士、臨床発達心理士を指します。言語聴覚士、作業療法士はリハビリ職の一つです。
これらの資格を保持されていて、なおかつ未就学児の個別療育の経験を積んでいる支援者がいる事業所が望ましいと思います。
※専門職で療育経験が長い人(10年以上ある人)って本当に希少種です
ただ、これを言われてしまうと「いや、どうやってそんなんわかるんだ」と思われるかと思いますが
これを聞けば良い事業所かどうかがある程度わかると思います。

それは、パンフレットに記載されている内容について「なぜ?」をぶつけまくることです(笑)
事業所には、絶対PRしたい特徴があります。
その特徴は人ありきで上記の資格を保持している職員が在籍している職員は
確実にその資格の専門性を表に出します。出さないわけがありません!
「なぜその支援をするのか」「なぜその支援方針なのか」等を代表に聞いてみて濁されたらその事業所は辞めた方がいいです。
もし、私が聞かれた場合は1時間くらいは話しちゃうと思いますし、自然と熱が入ります(笑)

また、大事なポイントとして、上記資格を保持している人(以下専門職)が常勤なのか非常勤なのか、です。


常勤の場合は問題なしですが、非常勤の場合は、多くて週3くらいの出勤となりますので
事業所で相談したい時に相談ができず、保育所等訪問支援も実施していない可能性もあります。
専門職が非常勤の場合で、個別療育を謳っている事業所は個別療育がメインではなく、お預かりがメインかと思います。
専門職の常勤非常勤は、事業所が提供する支援内容に大きく関わりますので、
個別療育を受けたい方はそのあたりも見てみると良いと思います。
※私の事業所では心理士(妻)はいますが、言語聴覚士(ST)はいませんので、今後真剣に募集する予定です!笑

支援について

個別療育のコマの数がどのくらいの数なのか。「平日はお預かりで土日のみ個別やってます」の事業所はお預かりがメインです。個別がメインの事業所はおそらく1日5コマ~6コマ×5日で25枠~30枠ある場合、7割以上は個別になるはずです。残りの3割は集団療育です。また、個別1枠が何分なのか。うちは30分、フィードバック15分~20分の約50分です。集団は90分です。実は支援内容を見なくても、スケジュールを見るだけで個別をしっかりやっているのかどうかわかりますので、気になる事業所があればHPを見てみてください。あと、親子通所型か否かもチェックポイントです。一緒に参加できると安心しますよね!見れない場合は「大丈夫でした~」がフィードバックの可能性もあるので、「どんなことしているのか?」と気になる親御さんは聞いてみるといいです。

他には、内観のレイアウトです。個室があるのかどうかです。


個別療育を行う場合、個室が必要です。だだっ広い部屋だけでは個別療育はできません。
できたとしても、お子さんが集中できる環境はないため、環境整備として望ましいとは言えません。
個室の広さとしてはざっと4畳~6畳くらいあれば、親御さん同席の上療育の提供ができると思います。

送迎について


個別療育やってます!と書いていて、送迎をやっている事業所は、個別療育に力を入れていないと思います!なぜなら、自動車の購入費、維持費にお金を払って送迎に時間を使い、お子さんの送迎をしているからです。本当に個別療育をするのではれば、送迎に時間は使わず、1人でも多くのお子さんに療育が提供できるようなスケジュールにするはずです。

その他、保育所等訪問支援事業の有無や事業所の代表が見学や契約時、その他に出てくるのか。
フランチャイズ店(以下FC店)の場合、どこかのお金持ちさんがオーナーとして大手の看板をお金で買って人を採用して運営していることが大半です。
オーナーは不労所得が目的ですので、現場に出ることはほぼないです。従って採用した児童発達支援管理責任者によって支援方針が大きく変わりますので、自然と人の出入りも激しくなると思います。そもそもトップのオーナーは現場経験がない人がほぼほぼですので、児童発達支援管理責任者の一存で全てが決まるケースが多いです。
大手チェーンは、はい、異動が多いです。2週間前くらいに急に異動通知がきます。利用者の引継ぎ?無理ですね(笑)
駒のように「ひゅいーーん」と他事業所に飛んでいきます。異動に逆らおうとしましたが大人ですのでやめときました・・・。THE・サラリーマン、です。一方で独立開業された方の事業所は、マジで専門職が集まります。類は友を呼ぶってことですかね~。
個人的には、市内の療育はコアラボ、みたいな専門家集団にしたいので、そのうち素晴らしい支援員さんがきてくれたら嬉しいなと思っているばかりです。
色々書きましたが、私含めたうちの職員は大手中小FC店、独立開業の事業所等、ほぼ全部の規模の事業所で支援経験のある職員がいますので
専門家集団の必要性や良さはそれなりに知っていると思っていますし、どういう事業所が良い支援を提供できるのかもわかっているつもりです。

親御さん目線からだと、支援者側目線の情報が入りにくいと思いますが
こういうところであれば、出せる範囲で発信できますので、参考までに見てみてください。

では連投以上!また書きます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?