見出し画像

気になる企業を調べてみた3(SMBC)

画像1

グローバルソリューションプロパイダー

経営の「ビジョン」に記載の文言なのですが、私が日本人だからなのか、どうも横文字の「目指す姿」ってやつに馴染めないですね。世界規模で解決策を提供する人になる、という意味なのでしょう。多分。文字にすると(* ̄- ̄)ふ~んって思ってしまいますが、真面目に経営の一丁目一番地に記載することができるのは日本トップ群の企業の1つとしての自負が感じられるなと思いました。

社員が思う存分能力を発揮できる職場を作る

個人的にサイコーに響いた点はここ。まさに三井住友さんやね!と言いたくなる文言が経営理念に入っているのは評価高い。ポジションによって違うのでしょうが、今も沢山働いている方が沢山いるんでしょうね…(遠い目)。ワークライフバランスの観点からも「メリハリ」のある処遇と選べる働き方がありそうな経営理念ですね。(仕事バリバリでなくても能力を生かせる場所がありそうに感じられる)…なんかSMBCひいきっぽいな私。

高い効率性(低い経理比率)

三井住友銀行を語る上でこれは挙げておきたい。経費率が低いのは効率的な経営の証拠といえるし、基本的には良いこと。短期的に低いだけならシワ寄せの懸念もあるけれど、継続的に競合他社より低いのは企業としての特徴として評価ポイントなんだと思う。

相場操縦

直近(記事作成時点:2021年11月3日)でグループ会社のSMBC日興証券に相場操縦の疑いありで調査中とのこと…。もしかしたら、1つの個別銘柄で数千万とか数億円の話なのかもしれません。(逆にめっちゃすごい額かもしれませんが…)でも、銀行を中心とした金融機関は信用が大事なので、今後この影響は注視したいですね。

次世代勘定システム

個人向けIR資料で2025目掛けて開発着手との由。足元、青色の銀行グループさんがシステムで苦労していることを見ると、今後も同じように安定的なビジネス維持・拡大をしていく根っこのシステムなので真摯にこれに取り組んでいるのはかなり高評価。個人的に分かっていないのはメインフレームとクラウドとの共存共栄をどんな形で実現するのか、デジタル化の時代の「カネ」を扱う企業の挑戦に注目しています。…気になるわ~

数字関係

銀行なので「預金を預かり(=負債)」→「運用&貸出(=資産)」から収益を出す業態ということでBSは巨大。おそらく銀行系の中では収益力が高い企業の筈なのですが、今後も伸びそうに思えてくる…うーん私個人の思考のバイアス(偏り)がありそうですね。。。足元コロナの影響もあってか直近年度の利益は減少していますが、経済活動の復調と共に回復・拡大基調が期待できる気がします。

結びに

読み直すとずいぶんSMBCひいきに思えるコメントもあったなぁと反省。事実私は15年以上三井住友銀行のお世話になっていますので仕方ないのかな…。

今回ご紹介させていただいた企業様 https://www.smfg.co.jp/


よろしければ励みになりますので、気が向かれたら是非お願いします。