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事業計画も旅行の計画も具体的なイメージが湧くかどうかを重視しています

コロナ禍でここ2年ほどは行けていませんが、旅行に行く前、私はかなり綿密に計画を立てます。

「9時に東京駅から新幹線のぞみに乗って、新大阪で下車。30分ほどの待ち合わせの間にお弁当を買って、今度は12時発の在来線の特急に乗車」といった具合です。

時刻表を片手に出発時間や接続時間を調べて旅行の予定表を作っていると、ついつい没頭して、時間が経つのを忘れてしまいます(笑)。

そして、旅行の計画が完成した時点では自分の中で、「かなりはっきりとしたイメージ」が出来上がっています。また、そういうイメージの浮かんだ旅行は今まで100%実現できてきたのです。

さて、会社の事業計画を見る時、私はいろいろと質問しながら、「事業の具体的なイメージが湧くかどうか」を重視しています。

不思議なことに適当に数字を並べた計画だとイメージがなかなか浮かばないのに対して、「きっちりと練られた計画だと数字を通してビジネスの流れが見えてくる」ことが多いのです。

・単価1,000円の商品を仕入れて5,000円で販売する
・最初の3ヵ月間は月300個売り、半年後には500個、1年後は1,000個
・そのための広告宣伝費は最初に1,000,000円かける

といった具合に、こちら側の質問に対して、経営者の方が根拠を持ってきっちりと説明する場合は、たいてい資金調達にも成功されています。

そして、その後も、たとえ当初計画通りの数字が実現できなかったとしても、上手く軌道修正されて事業を続けられています。

先日拝見したある事業計画でも、新たに始めるビジネスの構想が根拠のある数字として落とし込まれていたので、実際に事業を始めた時のイメージが浮かんできました。

貴社の事業計画は具体的なイメージが湧いてくるものでしょうか?

ところで、私が作る旅行の計画。

乗り鉄である私の嗜好を反映して、乗り物に関する計画はかなりしっかりしているのですが、観光地に関する計画はかなりアバウトです。その結果、名所で時間が足りなくなったり、美味しい飲食店を見落としていたりすることもあり。

このため、旅行中に家族から「詰めが甘い!」と時々怒られます(汗)。

なお、弊社では、お金の流れ、提供する価値や人の感情など、「見えないもの」「見ていないもの」「見せていないもの」を言葉にすることで、「これがいいのだ!」と見つけてもらう仕事に取り組んでいます。

定期的に開催している「新規事業で売上を上げるために事業計画の基本の型をマスターする講座」は「こちら」です。

サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。