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何をやりたいかを踏まえた上で行動しないと、せっかくの価値ある商品も「馬の耳に念仏」になる

東京都に緊急事態宣言が発令中にお申し込みいただいた方に限り、弊社のあるコンテンツを特別価格でご提供することをやっています。

お蔭様で期間中に何人かの方からお申込みいただいたのですが、このような期間限定の対応の効果があるのは「コンテンツに元々興味はあり、『「いつか機会があったらやろう」と考えていた人です。

つまり、元々興味のない人に関しては、期間限定の特別価格であろうが、たとえそれが無料であろうが、効果はありません。

明後日で解除になる緊急事態宣言に関しても、緊急事態宣言が出ているかどうかに関わらず、外出を控える人は控えるし、外出を控えない人は控えないことが分かります。

結局、人々が外出する回数を減らすという目的に限って言えば、緊急事態宣言は「緊急事態宣言発令中は極力外出を控えるが、発令していない時は積極的に外出する」人に対して一番効果があると言えます。

マーケティングでご相談いただく際によくあるのは「値段が高いから売れないのでは?」というお悩み。

もちろん、見込み客の懐具合によって「その値段設定だとさすがに厳しいかも」ということはあります。けれども、多くは「たとえ値段を下げても、売れるとは限りません」というケースです。

この場合、「その商品の価値を上手く伝えられていない」ことに加えて、「その商品の価値が効果のある人に伝えていない」ことがあります。

つまり、「馬の耳に念仏」ではありませんが、「売る側は効果があると考えている対象」と「実はその効果が一番発揮される対象」がずれているということがあるのです。

ありがたい仏の教えも、残念ながら馬がそれを聞いたからといって速く走ってくれることにはなりません。

そして、この場合も、自分のやりたいことが

・仏の教えを広げること
・速く走る馬を育てること

のどちらなのかで次の打ち手が変わってきます。

したがって、「本当に自分のやりたいことは何なのか?」を自分が分かっていないと

・仏の教えを広げたいのに馬を対象に布教している
・速く走る馬を育てたいのに、念仏ばかり唱えている

ことになりかねません。

期間を区切っていろいろと試してみると、新たに分かることがあります。少なくとも、あまり効果がない行動を期限を設定せずにダラダラ続けるのは避けましょう。

サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。