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信じる道の先は墓場

本村です、
 
近頃、私はコンパスを失ってました。
 
自分自身の生き方、方向性を示す
『心のコンパス』を忘れていたのです。
 
自分が何を信じて、何を目的として
生きているのか分かりませんでした。

 
何をしても中途半端なことばかりを
繰り返し続けていました。
 
ダラダラダラダラと過ごしてました。
 
朝起きて、適当に働いて、疲れたら
ベッドで寝転がって、スマホを触り
ゲームをして1日が過ぎてました。

 
そんな毎日を過ごしていました。
 
奥さんも、どこか冷めた目つきで
私の事を見ていました。
 
で、
 
最近すごく好きになった男性の
音楽アーティストがいます。
 
まだ20代ですごく若い方です。
 
彼の発信するメッセージや音楽や、
考え方とか、スタイルが、すごく
魅力的で引き込まれていきました。
 
あまり人に関心を持たないのですが、
とにかく無視できなくなりました
 
そんな彼の言葉に、私の目が覚めた
お気に入りのメッセージがあります。
 
経験がある人は分かると思うのですが、
頭にカチッとスイッチが入る瞬間です。
 
そのきっかけを与えてくれた言葉です。
 
「俺は、みんなと同じように遊んで
夜更かしして、学校も遅刻したし、
勉強も苦手だった。
 
でも、これだけは好きで続けてきた。
これしかやってこなかった。
 
それが今の俺の仕事であり、遊びであり
死ぬまで続けようと思うことです。」
 
この言葉を聞いて、私は「ハッ」と
しました。
 
昼間からベッドで横たわってスマホを
触って時間を過ごす自分が、情けなく
感じて仕方がなくなりました。

どうして私はこんな、くだらない
毎日を過ごすようになったのか。。

私は何のために、誰のために今の仕事を
始めるようになったのか。。

たぶん、きっかけは格好良いものでは
なかったと思います。

覚えてませんが、たぶん金持ちになって
女にモテたいとか、外車に乗りたいとか
そういう事だったと思います。

海の見えるペントハウスで美人の女性と
一夫多妻を夢見ていた記憶があります。

それから師と出会い、奥さんと出会って
子供ができて少しずつ変わりました。

少しでも自分の子供たちに良い未来を
残してあげたい、という思いが日々
強く膨らんでいくのを感じていました。

もちろん、そんなキレイゴトだけでは
ありません。

広告を書き、マーケティングを仕掛け、
社会にインパクトを与え、ファンが増え
成功か失敗か、ドキドキ、エキサイトに
仕事を楽しむという願望も強いです。

 
私は基本的に自己中心的だと思うので
やはり、この感覚は忘れられません。

社会貢献などは、どうしても二の次に
なってしまいます。

もっとダイナミックに、様々な事にも
チャレンジして、創造していきたいと
考えてしまいます。

そんな私でも子供たちには、なるべく
良い環境を残してあげたいと感じます。

それが私の『心のコンパス』でした。

でも私は、少し貯金が貯まったら
それで安心してしまいました。

仲間ができてホッとしていました。

チヤホヤされて自惚れていました。
 
でも尊敬する彼は死ぬまで続けると
言いました。

もっと上手くなりたいと願ってます。
 
私は1000万円、2000万円を稼いで
心のどこかで満足していました。
 
小さな業界で、ちょこっと小さな
成功を経験して甘んじていました。
 
本当に恥ずかしいです。
 
私はもう一度『心のコンパス』に
従おうと思いました。
 
コンパスが指し示す未来に身を委ね
歩みを進めようと思います。

 
そして、あなたにも
 
『心のコンパス』
 
を持って欲しいと思い、
今この文章を書いてます。
 
仕事でも、トレーニングでも何でも
同じなのですが、方向性のないまま
進んでも絶対にゴールできません。
 
「諦めなければいつか成功できる!」
 
という綺麗事を話す人もいますが、
それは理想の話です。
 
「パンツ1枚で砂漠で遭難しても
諦めずに歩き続ければ必ず助かる!」
 
という理屈と同じなのです。
 
確かに歩き続ければ助かります。
 
でも、99%無理な話だと思います。
 
必ずどこかで心が折れ、挫折し2度と
立てなくなるタイミングが訪れます。

 
私たちは強く見えて弱い生き物です。
 
完璧にすべてを最後まで終えられる程
完成された設計にはなってないのです。
 
今コロナウイルスの影響でほぼ全ての
業界で、売上げが落ち込む被害を
受けていると思います。

 
家賃の事とか、人件費の事とか、
生活費の問題を考えていると思います。
 
心のコンパスを見失っていると思います。
 
実際リーマンショック以上の経済悪化が
専門家の共通意見になってます。
 
色んな経済誌でも感情を煽っています。
 
営業自粛で仕事のない経営者も増えたと
思います。

 
前回、小さい個人レベルのお店向けに
生活費をゲットする方法を話しましたが
それで全てカバーするのは難しいです。
 
このまま続けば、現実問題として明日
食べるもの、飲むもの、住む場所、が
失われる危険性が高いことも事実です。

 
目の前の問題を乗り越える事で頭が
一杯一杯になっていると思います。

 
強めのアルコールを飲んで全部
忘れてしまいたい気分があるかも
しれません。
 
が、そんな時だからこそ忘れないで
欲しいのです。
 
自分が何のために、活動してきたのか。
 
自分はどこに向かっていくべきなのか。
 
オンナにモテたいとか、タワマンの
屋上にヘリポートを持つとか、週末は
クルーザーで20歳のモデルとドンペリ
パーティー開催でも何でもOKです。
 
子供を治安の良い学校に通わせたい、
オートロックの家に住みたい、
奥さんに認めて欲しい。。
 
何かしら『きっかけ』があったと
思います。
 
朝、寝て起きて
 
「よし、今日からお店をはじめよう」
 
と言って、不動産屋に電話した人は
たぶんゼロ人だと思います。
 
何でも良いので
 
『自分にとっての目標・ゴール』
 
を思い出して欲しいのです。
 
そして、それを思い出したら心に
ギュッと閉じ込めてください。
 
それが、
 
『心のコンパス』
 
になります。
 
心の中にコンパスを持ってさえいれば
迷う事がなくなります。
 
1本の道を信じて進む事ができます。
 
今、何をすべきか見えてきます。
 
明日の振る舞い方が変わり始めます。
 
すると、1ミリだけ未来が変わります。
 
不思議なもので、1ミリの変化が
次のモチベーションに繋げてくれます。

 
すると、また行動が変わり、どんどん
結果も良い方向に転がっていきます。
 
少しずつ、少しずつ。。

コンパスの指し示す方向へ向かう事が、
できるようになると思います。

最後の最後で棺桶の中で後悔したくは
ありません。

どんな生き方をしても最後は、死にます。

だったらダイナミックに心の声に従い
私自身の役割を全うしたい考えです。

心のコンパス。。
 
あなたの胸の奥に持ってください。
 
本村涼

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