リーダー資質に欠ける人のリーダーシップ
リーダーシップ。
その定義を、チームや組織をまとめ、表に立ち導いていくという力というのであれば、私にはリーダシップ力に欠けると思います。
「ない」と言い切れる理由は、過去の様々な経験が物語っているからです。
そしてなにより「嫌い」
これは責任回避ではないのです。
人にはどうしてもそこに情熱を感じられないものは「強み」として持っていないのだから仕方ありません。
でも、私には叶えたい夢があって、そのためには人の協力が必要であり…という状況になった時には、その苦手が足を引っ張ってしまうことがあります。
が、先日のリーダーシップについて書かれた新聞記事を読んでスッと自分のリーダーシップの在り方を承認することができました。
ロシア文学者 亀山郁夫先生へのインタビュー記事
テーマはリーダーシップ。
現在名古屋外国語大学の学長でいらっしゃる亀山先生はご自身を「リーダー資質に欠ける」とおっしゃっているそうです。
その理由は、
私は、文学者ではありませんが、「私もそうだ」と思ったのです。
常に迷っている。
そして、自分の存在がよくわからないww
目指したい世界はわかっているけれど、その手法に迷っている。
本当にそれが最適なのか、と。
また、コーチングを勧めるときもそうだ。
私にとっては最高のスキルだけれど、ほかの人にとってはどうだろうか、と。本当にそれが最適と言えるのだろうか、と。
よく出会う、「これが正しい!」って主張する人には「よくもそんなこと言えるね、世の中で知らないことがこんなにもたくさんあるのに!」と思うし、「もっと多角的に物事考えた方がいいんじゃないかな」なんて思ったりしている。
……書いていてどこまで面倒な人だ。
そりゃ個人事業がとっても苦しいよね、苦しかったよね、って思います。
(だって、私の商品最高です。あなたのお悩み解決できます、って言わなきゃなんないんだから)
そうか、私は迷っている存在だから仕方ない。
そうして私は自分自身を受容したのでした。
また、迷う存在である亀山先生が、大学の学長というリーダーの立場を全うできる理由は何か。という質問の答え
あぁ、私もこれでいいんだ。ってさらに受容したのでした。
私らしいリーダーシップを探求しよう。
そして発揮しよう。
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