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ペット×イタリアン事業とは?(100人カイギにて)

コルディアーレをオープンするまでの出来事のつづきです。

ペット事業を始めたきっかけ

駒沢公園の店で、ペットと一緒に楽しめるイタリアンの店を始めたとき、僕も犬を飼っていました。

いわゆる愛玩犬のフレンチブルドックで、ある日アレルギー症状が出ました。
愛玩犬は、人間の都合で掛け合わされて生まれていて、体が弱い犬種です。
とくにフレンチブルは、皮膚が弱く病気になりやすいと言われました。

動物病院でも、体質もあるから治らないと言われ、人間と同じ抗生物質を施されて、一時的に症状を抑えることしかできませんでした。

妻は、"ペット栄養管理士" という資格をとり、僕たちの犬や、店に連れてこられる犬のために勉強を始めました。そうすると色々なことがわかり始めたのです。

加えて、実家でお世話になっているトリマーさんが、ホリスティックケアに詳しく、食べるものに気を使うように教えてくれました。

ペットフードには、人間の食品のように内容表示が義務付けされておらず、混ぜ物が多いこと、その内容物により、ペットの体が悪くなっていることがわかりました。

ペットは、1日でも長く健康で幸せにずっと過ごすことが使命だと、僕は信じています。
飼い主もペットの健康と快適さを願いながら、それが叶わないのはとても悲しいことです。

多くの方が同じ思いをされているのを知り、何かできることはないかと考えるようになりました。

そこで妻が、ペットの健康相談の窓口をつくり、様々なお悩みに応対しました。僕たちは、ペットフードに加えてサプリメントを摂ることを提案しています。

その結果、雑誌の取材を累計220回を受け、ワールドビジネスサテライトや、ニュース23、他のテレビ番組でも計40本ほど取り上げていただきました。日経新聞、朝日新聞の一面に掲載されたこともありました。

一連のこれらのことから、全国的にペットの健康に関する意識が高まっていきました。

ペットと一緒にイタリアンを食べる

僕の駒沢の店では、ワンちゃん用のピザをお出ししていました。
犬が食べられるオーガニックのピザは、大変喜ばれ、評判を集めます。ピザの上にサプリメントをトッピングしていました。

食べ物が健康をつくるというのは、人間も動物も同じです。
「ペットフードさえ与えていれば大丈夫」という認識が間違っていると、日本全国にペットの健康について勉強する人が増えていったのです。

全国のお客様から、安全なペットフードを販売してほしいとご要望が集まりました。その声に応えるべく、僕たちはECサイトを立ち上げ、安全なペットフードと栄養を補助するサプリメントをお届けしてまいりました。

いただいくお客様からのご連絡に、今でも心を動かされています。

「お医者さん要らずの体になりました」
「食べ物ってこんなに大事なんですね」
「何をしても治らなかったのが嘘のようです」


その後、法律も変わりペットフードにも内容表示の義務ができました。
僕たちの取り組みで、少しでも幸せに生きるペットやその家族の笑顔が増えたのであれば嬉しい限りです。

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