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コードギアス奪還のロゼ第2幕を観てきた

奪還のロゼ第2幕を観てきたのでネタバレは極力しないように感想を述べたいと思う。

第2幕も面白かった

個人的な感想にはなるがこの一言に限る。
配信を待ち切れずに劇場に足を運んだが、
劇場でお金を払って観る価値は確かにあったと思える。

予告編にも出てきたようにネオブリタニア側のダモクレスやロゼのアルテミスの活躍など第一幕に比べて物語のスケールがよりアップしていた。
画力としても迫力があり観ていて面白いと感じた。
一方でキャラの深掘りもしっかりとされており、今後の活躍が気になる。
第一幕ではロゼの出自が明かされていたが、今回はアッシュについて触れられており、第3幕に繋がる重要な回であった。

反逆のルルーシュ

今作では予告にもあったように反逆のルルーシュで活躍したキャラが数名登場している。
個人的に素晴らしいと感じたのは各キャラに登場する理由付けがされていたことである。
ファンサービスとしてのみの登場ではなく、物語の展開上必要だから登場している。
観ている側としても納得がいき、反逆のルルーシュ以降キャラ達がどのように生きてきたのかが素直に受け入れられる作りになっていたと思う。

ネタバレになるため詳細は語らないが何よりも冒頭部分は盛り上がった。

演出面で面白いと思った箇所

劇中で反逆のルルーシュの映像が挿入される箇所があった。
個人的に面白いと思ったのは挿入のされ方である。
ただ挿入するのではなく、やや明度を落として映像を敢えて古びてみせる演出がなされていた。
別作品にはなるがガンダムUCで逆襲のシャアの映像が使われた際には映像を綺麗にしていた為、逆のアプローチが行われていて興味深かった。
(しっかりとは覚えていないのだが今回の挿入されたシーンはアスペクト比も変えられていた気がする…今後の配信で要確認である。)

76分間の中の3話形式

第1幕のパンフレットでも触れられていたが本作は配信が前提の作りとなっている。
第1幕でOPとEDが3回流れた際は当時驚いたが第2幕でもこの形式は継続されている。
この3話形式だが、ただ3話分を上映しているのではなくしっかりとした構成がされていると感じた。
まず1,2話は前後編となっており各幕のメインストーリーとなっている。
戦闘パートもこの1,2話がメインで描かれており、観ていて盛り上がる要素が満載となっている。
一方の3話であるが、こちらは1,2話の後日談となっており、エピローグ的な立ち位置となっている。キャラの深掘りや今後の物語の展開に繋がる要素もこの3話で深く描かれており、エピローグ的な要素もありながら次幕に繋がるプロローグ要素も内包した作りとなっていた。

第3,最終幕も楽しみ

全ての回が次はどうなるのだろうと気になる仕掛けがされており観ていて非常に楽しい。
何よりも良いと思ったのが、反逆、復活に続くシリーズ物ではあるが奪還のロゼという一本の作品として面白い作りとなっていることである。
この勢いで最終幕まで走り切って欲しい。

楽しませてもらってるからこそ個人的に気になったのは、これだけ面白いのだから配信媒体をもう少し多くすれば良かったのにと言うこと。
そして、劇中に登場したナイトメアフレームの立体物の少なさである。
現状公開されてるのはアポロのメタルロボット魂化くらいだろうか。
本編を観て盛り上がったあとは立体物を手に取って遊びたいと思うのがオタク心だろう。
またメタルロボット魂はハイエンドトイの為価格帯もかなり高価である、プラモデル化しないだろうか。
今後のグッズ展開にも期待したい。

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