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僕の健康の定義②揉んでりゃいいんだ!って言う脳筋な人たちに囲まれて・・・

という事で、23歳になって整骨院なる場所で働きはじめたわけですが、当時(20年以上前)はそんなに厳しくなかったと言うのか?うるさく言われなかったというか?まだ資格も持っていないアルバイトであっても結構ガッツリ患者さんに触れてほぐしと称して施術らしき事をやらされていました(今はっていうか、もちろん昔であっても、ダメなんですけどね)

毎日毎日手が痛くて痛くて・・・3ヶ月はご飯食べる時にヒモでスプーンを手に固定して口に運ぶという生活が続きましたねw(その辺りでみんな辞めていくようでした。)が、僕は大学時代は空手道部に所属していたのでそんな体育会系のノリが嫌いではなく、また、一応脱サラ?だったせいもあって、毎日必死に楽しんでいました。

そんなある日、院長から柔道整復師にならないか?とのはなしをもらい、国家資格持ってた方が良いよね〜なんていう軽いノリで新宿よりも向こう、幡ヶ谷の今は無き某柔道整復師専門学校に行く事になったわけです。

そこで色々と学ぶ傍、世の中には色々な治療法がある事を同級生から学び、頭蓋仙骨療法だの構造医学だの学ぶようになりました。(正確には頭蓋仙骨療法は難しくて学べませんでした💦)

その頃の僕の中の健康の定義というのは「筋骨格に痛みや異常がない事」でしたね。

なので考えていた事もやっている事も高齢女性の膝の痛みをどうやって改善したら良いのか?ギックリ腰で動けないの中年男性をどうやって直すか?腰椎のサブラクセーションを上手に取る方法とか?外反母趾のテーピングはどうしたら良いのか?そんな事を考え練習する毎日でしたね。

当時は今のようにインターネットが発達していたわけでもなければ高度な画像・映像技術があったわけでもないので、高いお金を出して変な言い回し(翻訳だからかな?)で手書きの絵が書いてあるような専門書でしか勉強出来ませんでした。

本を読んではヒントをもらって、試す!(やられる方はたまったもんじゃありませんが〜笑)ほぼほぼ手探りで技術を身につけていくという荒技をこなしていましたっけ😅

治療セミナーの情報は入ってこないし、DVDなんて無いし、ビデオはあっても上手く伝わってこないしで何かと不便な時代でしたね。

あ。院長や先輩など一緒に働いていた人たちはみんな、揉んでりゃいいんだ!揉んでりゃ!って言う脳筋な人達だったので、余計に「自分で学ばなきゃダメだこりゃ。」って思ってた事は公然の秘密です。

#柔道整復師 #修行

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