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丘珠まるしぇ Sapporo Farmers Market POROKET【北海道フードマイスター】

北海道の農業の特徴ってなんだろう?
もちろん美味しいというのは当たり前で糖度が全体的に高めで、旨味成分も強いものが多いと思います。

と同時に、北海道の食糧産業が、まさに日本を支えている巨大な産業だという側面を見逃すわけにもいかないと思うのです。

日本のジャガイモの80%、そのほかにも玉ねぎ、かぼちゃ、アスパラガス、とうもろこしなどは日本一の生産量でトマトは2位、百合根やわさび大根は北海道のみです。穀物まで入れると、コメこそ2位ですが、小麦やそばなどは1位。フルーツもいくつかは北海道のみで国内では取れるものや重要な産地であるものがたくさんあります。

まさに北海道は日本最大の食糧基地ですね。

そして北海道の農業は極めて組織化されているのが大きな特徴だと思います。また観光資源の花畑も農業に大きく関わった上での風景であるのも特徴だと思います。安平や滝川の菜の花畑は日本の大手食用油メーカー、美瑛のジャガイモの可憐な花は、やはり巨大なポテトチップスメーカー、とそれぞれ協業していたりする結果の副産物ですし。

鉄道マニアもどきとしては、石炭を運ばなくなった後の鉄道が、重量系の野菜を本州に運ぶために存続している側面に注目しています。

そんな北海道の農業において、ファーマーズマーケットの意義とはなんだろう?と思っていたところ良い機会がありました。

8/26朝、丘珠まるしぇ Sapporo Farmerr Market POROKETに行って来ました。

さとらんどは酷暑なれど日陰に入れば風がまだ気持ちよく、なんとか過ごせましたよ。

9時のオープンとともに農家の直販やBBQ、ブランチなどが楽しかったです。


個人的にはナチュラルワインが出ていて良かった笑

このファーマーズマーケットを観察していると、うーん、なるほど、本州などのこだわりマーケットとは少し違い、本来メジャーな物流に載せるべき野菜が規格外などになっていないものを直接販売する場所として活用しているのが面白かったです。もちろん味は素晴らしい。
つまり北海道の食糧産業の一端としてきちんと機能していることが理解できました。

開催要項などは公式サイトにてご確認ください!

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