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ベトナムからフランスへ明日帰国…子はすが

#ベトナム #ハノイ生活

本当は、明日フランスへ戻る予定だったので、昨日は#最後の晩餐。 #焼肉  ベトナムは何かあるとすぐ鍋か焼肉だ。みんなでワイワイ面白い文化だ。

どうせオンラインでしか作業していないし、授業は終わっているし、今面倒を見ている卒業プロジェクトもオンラインでの発表が決まった。
じゃあいなくても良いかなと明日出発しようとしたら,意外とみんなが残念がっていたので、飛行機を変更して、みんなの卒業プロジェクト発表日、(彼らの卒業日)まで責任持ってベトナムにいることにした。


今回卒業する子たちは、ちょうど1年一緒だった。たった1年、それもオンキャンパスでの授業はたった4週間。それと休みコース(休み期間中に開催されること私企画、運営、教授と言う3人分の仕事を1人でこなす死にそうな日本語会話に特化した2週間コース。休み期間に開始されるから休みコースって名前なんだがもっとカッコいい名前にしたい…)の6週間しか学生に会っていないのだ。

それでも、色々お世話をしてくれて、色々悪さする悪ガキくん①②③がいて、私の周りをウロウロしていたので、彼らに色々「お仕事」をお願いして、2人でいても問題ないようにしていた。

①一般的なお手伝い
(買い物、病院、銀行など)
②授業と寮内でのお手伝い
③イベントなどのお手伝い

そしてクラスとか休みコースでは、又別の男の子とよく一緒にいて色々カモフラージュしていた。

なんともまあ、「花より男子」のような1年だった。本当に道明寺みたいな俺様キャラと、花沢類ぽい優しいキャラの子と美作みたいななんとなく普通ぽい子、がいた。

花より男子のように、うちの大学はお金持ちが多く、その辺までも似ていた。それにしてもこの悪ガキを含めた学生のおかげで、本当に色々あった1年だった。

この悪ガキ③は今卒業プロジェクトグループの担当教師で、私はただの担当教師のはずが、なぜか一緒にプロジェクトの動画制作にガッツリ入っており、3人のプロジェクトを4人のプロジェクトと言う感じでやっている。だから先生も大変。

悪ガキ①も大学近くにいるので、皆でよくお茶したり、ご飯に行ったりする。悪ガキ②とはここ数ヶ月ずっと揉めているんだが、その展開もなんだかドラマみたいだ。
これが私がベトナムを離れることで、又更なる展開が待っているかも…しれない。

コロナで大変な1年だったとも言えるが、これが無かったらきっともっとはちゃめちゃだったかもしれない…。

1年経って学生には「熱心で優しい。」とも言われるが「変わった先生」とも言われる。オンライン授業だったこともあって、学生に校外で会うことも多く、全然先生と思われていないけれど、もうそう言う意味では先生は先生ではない距離感だったりするし、最初はすごく悩んだけれど、でもこのご時世周りには学生しかいないし、学生しかサポートしてくれないし…。

去年まで学生で学生生活終わったと思ったら、ある意味又学生生活を送っていたような1年だった。

たくさん泣いたしたくさん笑ったし、人生でものすごく濃い1年だった。


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