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海外ノマド…自分を信じて願いをかければ「奇跡」が起こる?‐ストラスブール大聖堂の奇跡??奇跡①友人が会いたい有名ゲームクリエイターさんとの「奇跡」

12歳から単身、海外ノマド生活…

そんな海外暮らしは実は山あり、谷あり、楽じゃない。そんな中で最近起こっている様々な災難、裏切り…色んなことを投稿して来た。

そんな中2ヶ月くらい前だろうか…私はストラスブール大聖堂にある隠れキャラを3つ見つけて、願掛けにストラスブール大聖堂の飾り窓モチーフの物を買って、「奇跡」を信じてみようと思った。詳しくはこちら↓

元々は大聖堂にいる犬を見つけて撫でると願いが叶うと言う投稿を見たことだ。


願いが叶うなら…奇跡が起こるなら…

私は無宗教だし、占いも信じていないし、スピリチュアル系は全く信じていない。それは本当だ。それでも、ベトナムに行って以来、本当に心身ともに疲れてしまったこと、そしてあまりにも人に裏切られるようなことが続いてしまったこと…。

だから、私は、その「奇跡」を信じてみようと思った。もちろん、ただ「奇跡」を信じて、何もしないわけではない。「奇跡」を信じて、「できる」「やる」と決めて前に進むことにした。
もちろん、考え方次第で、行動も変わる。「思考が現実化する」なんて言うけれど、それでも、自分の想像以上の「奇跡」が起こるかも、しれない。

そう信じて、私はこのストラスブール大聖堂の3つの隠れキャラを探して、そして、願掛けとしてこのストラスブール大聖堂のシンボルでもあるバラ窓のモチーフものを買って毎日持ち歩いていた。


ストラスブール大聖堂のバラ窓


ストラスブール大聖堂大聖堂のバラ窓モチーフのデコレーション

何もかもが散々な日々の中で…

そんな中、その願掛け以来、本当にありえないような「奇跡」が起こり始めている。私は本当にスピリチュアル系を信じていない。そして、こういう神頼みとか願掛けみたいなことも、本当に信じていない。

自分の道は自分で開拓し、自分で進んでいくと信じている。たまに「運」もあるかもしれないと思うが、それでも「努力」で今までの人生を進んできている方なので、そういう「何かに流される」ようなことはあまり信じていない。

「運」というよりは「縁」はあると思っているが、それでもこういうスピリチュアル系はどちらかというと苦手なのだ。だから人生において、色々上手くいかないことがあるけれど、努力である程度なんとかなる仕事だけはなんとかやってきていた。それなのに、その仕事関係、お金を稼ぐという点でも問題が生じてきて、本当に行き詰っていたんだと思う。

以前の記事に書いたように、
●前職で「日本人雇用しない。」と契約更新がなくなったこと。
●けれどその数か月後には新しい日本人を雇用していたこと。
●次に正社員の職を見つけたが、そこでも労働許可証も取れずほぼ強制出国になったこと。
●労働許可証が取れないと正社員ではなく委託業務にされていること。
●そして、「いつか労働許可証が取れるようになったら」と言われて、結局私よりも後に入社した人が先に労働許可証が取れて、私はそのまま放置されていること。
●ベトナムでは借りていたアパートも「売却するから今月出ていけ」と出されてしまった。

そして、結局このまま正社員としては働けないことも悟り、ここで立ちどまっていても仕方ないと、新しく就職活動をしているが、1つ受けるのに書類作成に1週間ほどかかり、それでも不採用の通知もないようなところもあり、実はことごとく落ちまくっている…

ベトナムでは現地組織の現地採用だったので、ベトナムで生活するには十分な給料だったが、家に戻ってオンラインで仕事をするには、そこまで良い待遇ではない、物価の高いヨーロッパで生活するには、ある意味最低限の賃金くらい・・になってしまう。

ただ、フランスにいる分、フランスでしていた仕事も少しできるようになったので、それは少し有難かった。けれど結局ダブルワーク状態になって、希望の職とは全く異なる状況で生活している状況になってしまったのだ。

だから「願掛け」もして「奇跡」を信じて私は前に進もうと決めた。

そして奇跡は起こった・・・


そして・・・願掛け以来、本当に多くの「偶然」が重なった「奇跡」が起こり始めている。そして、ここ最近起こった「奇跡」は私の人生においても本当に「奇跡」のような出来事ばかりで、先日友人に話したら

「私もそれ(カテドラルモチーフ小物)が欲しい!」

と言われた。よく「引き寄せの法則」とか「成功哲学」のような自己啓発系、スピリチュアル系の本などもある。私はそういうものを本当に信じない。「誰でもがお金持ちになれる」「願いは叶う」みたいなものを商法と思っている方だ。

そんな私だからこそ、私自身ですら、本当に驚いているし、知り合いに話すとかなり驚いてもらえる。
だから…ここからは信じるか信じないかは自分次第だ。でも、私が願掛けをしてから起こった「奇跡」を少しずつシェアしようと思う。

毎年働いていたJPOPカルチャーイベント会場で起こった奇跡!?


私は今年、フランスで日本JPOP系のイベントに仕事に行った。私の仕事はバイリンガルスタッフで、ここでは通訳の仕事もあるのだが、私はなぜか数年前からバックステージバイリンガルスタッフと言うポジションでそのイベントの仕事をしていた。

コロナや別仕事のせいで数年仕事ができなかったのだが、今年はフランスにもいたし、なんとなく「またやりたいな」と思って、今回もその仕事に応募して、数年のブランクがあるにも関わらず、通常通り(?)バックステージバイリンガルスタッフのポジションとなった。

数日のイベントの仕事ではかなりの人数が働く中で、私は又、同じポジションの仕事に就くことができた。

実は私はそのイベント内で、バックステージスタッフと言っても、私のステージは実はサイン会、写真撮影会場で、そこではコンサートなどの大きなイベントは開催されない。

けれど、サイン会場はほぼ全ての有名人、招待者が来る、とても「お得」な職場だった。恐らく、JPOP関係のファンはそこで働くことができず、どちらかというとそういうことに全く興味のない人たちがそこの仕事をすることが多かった。

私も別にJPOPファンではなく、自分の博士論文の研究がJPOPカルチャーと日本語学習の関係性などを調べていたこともあって実際のこういうイベントに参加してみたらどうなんだろうと、来場者ではなく、運営側で働いてみようと応募したのがきっかけで、一度働いてみたら、面白かったので、大学院卒業まで、コロナ前まで数年間そこで仕事をしていた。

JPOPカルチャーにあまり詳しくない私でも知っているようなゲーム業界、アニメ業界、アイドル、など多くの方々がサイン会場には来るので、バックステージではそういう有名人、著名人の方々にお会いできる、そんな場所だった。

とは言え、私はただの下っ端なので、何かできるわけではない。バイリンガルスタッフとは言え、このイベントはフランス人が多く、日本人のバイリンガルスタッフは通訳で数人いるようで、日本人スタッフがあまり多くなく、そのせいもあって、職業柄、裏方でサイン会に来られた有名人の方々に
「あと5分です。」とか「もう少々お待ちください。」くらいの話をする場所だった。

奇跡①友人が会いたい有名ゲームクリエイターさんとの「奇跡」

今回のイベントでは、とある有名ゲームクリエイターさんがいらっしゃることになっていた。私はゲームをしないので、実はあまり詳しくないのだが、知る人ぞ知る、FFの制作者の第一人者だった。
そして、私の家族のような近い友人のフランス人が、彼に会うためだけにそのイベントに来ると言うことがわかった。

私は彼に「私、そのサイン会場の裏方で働いている。」と言うと、彼は目を輝かせていた。けれどもちろん私たちにはサインを求めたり、写真を撮ってもらったり…そんなことはできない。

とても有名なそのクリエイターさんのサイン会は抽選で、いくら会場に来ても、抽選に落ちるとサインはもらえない。このサイン会場は参加者によるが、お話もできたり、写真OKな方もいる。それはその人それぞれなので、そういう確認も私たちの仕事だった。その確認作業などや時間確認などで私は各クリエーターさん、作家さん、などとお話できる立場だった。

けれど、確認するだけで、いくら友人の頼みでも私は何もできない。だから彼に
「抽選頑張って」としか言えなかった。
そんな中、この年はいつもと少し違っており、アーテイストさんは通常アテンドさんという仕事の方と一緒に来るのだが、なぜかお一人で来られてしまってアテンドさんが不在というケースが何度か発生していまった。

そのため、私はなぜかそういうアーテイストさん、作家さんの横でアテンド作業もすることが何度か出て来てしまった。そして、とある又別のクリエイターさんとサイン会時ずっと付きっ切りで一緒にいることになってしまった。
そこに私の友人が私に「抽選落ちた」と言いに来た。仕事中なので対応もできなかったんだが、フランスであるし少し緩いイベントだったので、丁度その作家さんのところのサイン会の列がいなくなり、その別の作家さんが私の友人が立っているのに気が付き、本来抽選のサイン会にも関わらず、彼も良いよと言ってもらえてサインをしてもらい、一緒に写真まで撮って行ったのだ。

友人のお目当てのクリエイターさんは又別の方ではあるが、それでも、私がこうしてアテンドをすることも珍しく、そして、サイン会場でこうして空き時間がポッコリできることも多くはない。抽選の場合、1日に多くのアーテイストさん、作家さんのサインがもらえるわけでもない。そん中で本来抽選しないといけないはずが、彼は本命のアーテイストさんのサインはもらえなかったけれど、しっかり他の有名アーテイストさんのサインをもらって、写真まで撮れてしまったのだ。

そして…
何と本当の「奇跡」が起こった。
その後、その彼のお目当てのゲームクリエーターさんがやって来た。私はいつものように、写真や接触、などの確認事項についてその方に確認したり、していた。
本当に有名な方で抽選の人たちもぎっしり列を作って待っていた。その方は久しぶりにこのイベントに参加されたらしく、そしてすごく喜んでいらした。
「今回は抽選で完売だったそうです。皆さん楽しみにしていらっしゃいます。」というようなお話もして、その時に
「実は私の友人も抽選に落ちてしまったくらいなんです。」と言ったら
「じゃあ、何かあればサインするのに」と言ってくださったのだ!とはいえ私は立場上サインをお願いできない。そして、私は彼を特別に入れてあげる権限もない。そういうことができる性格でもない…。

が、ここで奇跡が起こった。その方は、サイン用のペンで試し書きというか、少し時間があったので、ドラえもんを描いて遊んでいたのだ。(彼はFFのゲームクリエイターでドラえもんとは一切関係ない)その紙は捨てられる運命だったのを知っている私は思わず
「それでしたら、そのドラえもん頂けないですか?」とその紙に彼はサインと私の友人の名前まで書いてくれたのだ!
もちろん、私はお礼を言って慌てて私はかばんに隠した。そして私は友人に
「なんとかサインはゲットした!こんなことはないからね!奇跡だよ!」
と告げたそして彼は
「一緒に写真撮れないかなあ・・・」と言った。
「それは無理だよ、このサイン会場に入れてあげることは出来ないから…」と私は言った。

けれど…奇跡はここで終わらなかった。その方はたくさんのファンがいらしてくれたことが嬉しかったようで、サイン会が終わった後もサイン会場の外で待つファンの為に本来バックステージから帰るのに、サイン会が終わったら、サイン会場の前から出て、ファンの方に行って一緒に写真を撮りだしたのだ。

今まであまりこういう方もおらず、ここで私の友人は頑張ってその方の近くに行き、一緒にセルフィ―を撮ることに成功した。もちろん、彼だけではなくて、多くのファンが一緒に写真を撮ったり、そのクリエイターさんもみんなで集合写真なども撮られていた。もちろん、その方がとても気さくて、言い方だったこともあるけれど、それにしても私の友人は抽選に落ちたのに、私は(私は、私が、と思っている)奇跡が起こったんだと思った。

実は私は元々仕事の関係でコーデイナーターなどをしていたこともあって、色々無理難題を解決してきたことがある。だから「絶対無理」と言われることも、どうしたらそれを解決できるか、無理を無理じゃなくするか、という策を考えて、無理を無理じゃなくしてきた。でもそれは仕事関係だけで、私自身は自分の願いを叶えたり、自分が運が良いということは滅多にない。

でも、この友人の願いが叶ったのはそこに私がいなければ叶わないことだし、私はこれも「奇跡」だと思った。

私のこの願掛け…とお守りにしたストラスブール大聖堂のバラ窓モチーフ物…「欲しい!」人やこの願掛けを「したい!」と思って、アルザスの地にもっと多くの方が訪れてくれたら…それも「奇跡」かもしれない。

私の「奇跡」はまだまだ続く…


願いが叶う??私がお守りにしていたストラスブール大聖堂モチーフしおり


窓に張れる張れるちょっと大きいバージ


お菓子が入っている小物入れ


★欲しい方いたら…販売(転売?)できるかなあ…なんて考えています。これこそ、フランス、アルザス、ストラスブール大聖堂に来ないと買えない物なので…

ただ、私はこの願掛けをストラスブール大聖堂の3つの隠れキャラを探して写真を撮る、ということと、このストラスブール大聖堂のバラ窓モチーフ物をお守りに持つ、という2つのことをしたので、その辺がなかなかどこで「奇跡」が起きるか分からないのだが…

今私は他の人の「奇跡」も起こせていたり、この先も「奇跡」を起こしたいと思っている。
そして、この「奇跡」はまだまだ続いている…。

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