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在外投票、してきました(2021/10/21)

前回出国時申請に引き続き、在外投票に関するメモです。

在外公館での投票

で記載した通り、今回の衆院選も投票できることになったので、投票に行ってきました。

日本国内だと投開票日に近くの学校に行って投票…という気軽さですが、前回も触れましたが海外での投票は郵便か、大使館で取りまとめて日本に輸送の後、各選挙管理委員会へ郵送となりますので、投票期間が短くかつ早い時期になります。

ということで、公示直後ですが本日行ってまいりました。実は当地は今週末からvacances de Toussaintで子どもたちが休みに入るので、4歳児を連れていかずにすんでとても助かりました。

ここで投票できる在外公館が遠いと本当に大変ですが、当地には領事事務所があり、かつうまく乗り継げば自宅から30分以内でつけるので、比較的気軽に到達できてありがたかったです。これ、居住地によっては本当に大変だと思います…。

領事事務所へ

前日に配偶者が先んじて投票に行っていたのと、以前子どもと近くの公園に行ったことがあったのもあって、すんなりと辿り着きました。

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ビルの中にあるので事務所前に辿り着き、インターフォンでロック解除していただいて中でパスポートを見せてから入ります。もちろん警備の方にはBonjour!と言います。

在外選挙人証の受け取り

ここで選挙人証がある方はそのまま投票ですが、私は今回初めて発行していただいたので窓口で先に在外選挙人証を受け取りました。ちょっとお久しぶりの神戸市某区の文字。ありがとう出国時申請を忘れさせないでくれて神戸市某区。

そして投票へ

国内だと、番地に応じて本人確認をしてすぐ投票できますが、在外投票だと二段階に分かれます。

1.投票用紙を請求する
2.  小選挙区と比例代表の投票用紙に記載
3.  内封筒・外封筒で厳封
4.  立会人の署名
5.  航空便で日本国内に持ち込み、速達で各選管に発送

という流れをたどるようです。雑事に関わって記事が完成しないうちに10/22付で以下のような特集もあったのでご参考までに。

投票してみての感想

冒頭にも書きました通り、ありがたいことに在外公館のある都市に、かつ交通も便利な場所に住んでいるためにそんなに負担なく投票できましたが、在外公館へのアクセスが悪く、かつ郵便事情も悪ければ負担が大きすぎることが容易に想定できますし、かつ最高裁判所裁判官の国民審査はできません。一方で参政権が在外邦人にもある以上は一票の価値を有するはずですので、ぜひ技術的・制度的に可能な形で国内に近い形での投票を可能にして欲しいとも思います。デジタル技術の活用が不可能ではない領域であるからこそ、喫緊の対処が望ましいと改めて思いました。

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