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アヴィニョン1泊旅行(2023/01/21-22)

プロヴァンスは冬はオフシーズン

この冬、思い立って1泊でアヴィニョンに行ってきました。
おそらく典型的なプロヴァンスの観光を楽しもうと思うと初夏や夏の方が良かったのかもしれません(ラベンダー畑とか)。
ただ、オフシーズンなので空いていて、教皇庁もポン・デュ・ガールもすごくゆったり見られましたので、結果としては良い旅行でした。

とても良い天気

当日は天気に恵まれ、極寒でしたが気持ちの良い始まりとなりました。

プロヴァンス・アルプ・コートダジュールのローカル電車、書いてある地名が地域ごとに違う
アヴィニョンの城壁
泊まったホテルのベッドが素敵だった
家具も何だか明るい感じ
城壁の横を歩いて街に向かう
新しめのトラム、使いどころがなくて乗れなかった

アヴィニョンの橋の上と、教皇庁

お昼ご飯の時間を過ぎて着いたので開いているお店も少なく、カフェ的なところでお昼にしましたが想定よりかなり美味しく食べられ、ありがたかったです。

適当に入ったレストランのマグロタルタルが思いの外美味しい
おしゃれなプレートに見えるけど、これはお子様セット
お肉もボリュームありました

その後、あまり大きくない街なので、徒歩でまずはローヌ川を目指します。

街を世界遺産に向けて歩く

ということで、「アヴィニョンの橋の上」に着きました。家族に見守られ呆れられながらせっかくなのでフランス語でひとしきり歌ってきました、アヴィニョンの橋の上で。

Sur le pont d’Avignon
下から橋を望む

その後、少し歩いてアヴィニョン教皇庁に。

アヴィニョン教皇庁、ちょっと外壁工事中
中庭からの光景
上まで登って屋根を見る
アヴィニョン市街を見下ろす

コンクラーベやアヴィニョン捕囚、大シスマと聞いて喜べる方には大変お勧めの訪問地ですが、建物の性質上歩いて登り降りするところが多いため、健脚な方が入れる場所が増えると思います。我が家の5歳児が結構歩けるようになっていて助かりました。

アヴィニョンの美味しいもの

実はアヴィニョン料理というかプロヴァンス料理というか、その地の名物という感じでは食べなかったのでした。とはいえ全般に肉料理が豪快な感じで、しかもパリやリヨンと比べると少しだけお値ごろだったと思います。夕飯はその日The Forkで見つけて予約しておいたレストランで食べましたが、盛り付けも素敵で子どもにも優しく、良いレストランでした。

子連れでも入れるおしゃれなお店
素敵だけどこれもお子様セットなんです
肉のかたまり。付け合わせがとても可愛く美味しかった
いいレストランでした
おまけ:ホテルの朝食
おまけ:充実のシャルキュトリとフロマージュ

ポン・デュ・ガールへ

もしこの記事を読んでいる方がポン・デュ・ガールに行こうと思っている場合、そしてそれがバスツアーでない個人旅行の場合、可能なら自家用車またはレンタカーで行ってください。

いや、残念ながら車(免許)はないし公共交通機関だけで行きたいんだ、という場合にのみ、ここからの記載は役に立ちます。
また、時刻表のみならず交通事情はよく変わりますので、以下の公式サイトをご参照ください。

アヴィニョンからPont du Gard行きのバスはAvignon Centreのgare routièreから出ています。
115番のAlès行きが、一番近くのバス停まで行ってくれます。バスの本数は1日7本くらい、朝と昼と夕方にしかないので、乗り遅れたら行けませんし帰れません。

Vers - Rond point pont du gardで降り、15分ほど歩くと着きます。

既に敷地内に入っていますが目的地まではかなり歩きます
見えてきた!
ローマ時代の水道橋、世界史便覧で見た
左側はルイ15世の時代に作られた通行用の橋(とすれ違った年配のマダムが教えてくれた)
次女と比べると規模がわかる
良い景色
付属の子ども用博物館が超充実してた
遺跡発掘の再現模型がよくできてた

以上、人が少なかったためにほぼ貸切状態だったポン・デュ・ガールの写真たちでした。少し行くと橋を望みながら食事できるレストランなどもあるようで、気候の良い時期は良い時期で確実に楽しめると思います。

以上、明日からの連休で別の旅行に行くので、その前に以前の旅行を記録しようというエントリでございました。そちらは某クラにはある意味で感動?できる場所に参りますので、近日中にまたアップしたいと思います。

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