戦時下であっても人々は踊り狂う

こんにちは、FWRITINGの中村です。

毎週木曜日は、1,111日に向かって、
チームでコツコツとの日です。

1,054日目となる更新です。

まずはじめに、昨日のブログの振り返りです。

人材と人財の違いとは何か…？
by ナ.イ.ス.オ.ン株式会社 四.ケ.所.秀樹さん

個人的には、グサッと刺さる内容でした。

中でも気になったのが…
主体的と自主的の違いとは？

同じ言葉としか考えておりませんでしたが、
一体、どのような違いがあるのか。

じっくりと、考えてみようと思います。

人材と人財の違いとは何か…？

さて、今日の本題です。

歴史は繰り返されるという言葉が、結構、好きです。その時々で、時代も背景も異なる中で、人々は、精一杯、生き抜いています。

昔よりも、今の方が便利になったとか、昔の方が景気が良くて、良かったとかいうのも「あまり、人生において関係ないのかなぁ」とさえ、思えてきます。

少し前に見た言葉ですが、とても印象に残っている言葉があります。

「戦時下であっても、人は踊る」

この言葉の真意は定かではありませんが、どのような状況であろうとも、人々は娯楽もするし、仕事もするし、生活がそこにある。

きっと、”人々はその時々で精一杯生きている”ということを伝えたかったのではないかと、私には感じられました。

今は、新型コロナウイルスで、人類は苦しんでいますが、もしかすると、2040年には、風邪のように、世界規模で問題になることは、なくなっているかもしれません。

通信が発達していなかった昔は、ポケベルや携帯電話ですら、世紀の大発明であり、人々に大きな便益と幸福感をもたらしたはずです。

何が言いたいのかというと、根本は一緒だと思うのです。幸せなことは幸せであり、苦しいことは苦しい。

そしてそれらは、いつの時代も起こりうるし、いつの時代も普遍のもので、そこに昔の方がとか、今の方がとか、大小は存在しないのではないかということです。

今の70代の方は、東京オリンピックを2回も経験し、交通の発達やIT革命による急成長を経験しています。一方で、増税は3度も経験し、震災も3度以上、経済危機は4度も経験されています。

現代の方が幸せかというと、物質的な豊かさは増えましたが、比例して、幸福度が高まっているかは分かりません。

例えば、鬱病の人口は増えていますし、夢や目標を失う若者も増えています。経済も、バブル崩壊から下降トレンドです。

つまり、出来事は、いつの時代も繰り返されるものであり、そこに善悪や良し悪しは、存在しないのではないでしょうか？

人間もまた自然の一部です。たまたま、脳が発達し、たまたま、言語を手に入れ、感情を手に入れましたが、自然からなるものが私たちです。幸せや不幸というのは、人間が勝手に生み出したものかもしれません。

そう考えると、もしかしたら、個人の幸や不幸というのは、言葉を選ばずに言うと、自然からすれば、どうでも良いのかもしれません。さらに言えば「私」という存在すら、関係ないのかもしれません。

ものすごく、悲観的に感じられるかもしれませんが、むしろ、私はポジティブな側面もあると感じます。

なぜなら、個人の幸や不幸が、自然にとって、もしどうでも良いとしたら、起こる出来事は、あくまでもフラットなものであるとしたら…

そこに、意味を見出すことができるのもまた、人であり「私」であるからです。

与えられた生命に、与えられた人生に、意味を見出すことが、本当の自分と出会うことなのかもしれません。

そして、もう一つ。

人は子孫を残すことができます。子孫繁栄は、自然の摂理です。つまりは、先代から繋がってきたものがあり、それは、自分だけでなく、子孫まで続いていくもの。

個は与えられたものであり、一つの生命が続いてると考えるなら「私」を生きるより「私」の役割を生きること。

それは、もしかしたら、幸せに生きることかもしれませんし、不幸を請け負って、次に残さないための土台を築くことかもしれません。

この役割を見つけることが「私」を生きるであり、先ほど、お伝えした意味を見出すことにたどり着くのではないでしょうか。

今でこそ、家系は縮小傾向にありますが、一つの生命であると考えると、絶家だけは、絶対に阻止しなければならないのかもしれません。

歴史は繰り返されます。良いことも、そうではないことも。

ですが、繰り返される歴史の中で、どのような状況に置かれているかを見極め、どう適応し、調和して生きていくかを見つけ出すことが、豊かに生きることではないでしょうか？

経済的な成功ではなく、物質的な成功ではなく、絶対的な自分を見つけ、社会や自然に一体感を感じながら生きること。

繰り返される時の中で、どのように生き抜いていくかという”問い”にこそ、幸せや豊かさは、顕現するのかもしれません。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

明日は、我らがリーダー、
堤準也さんの更新です！！