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R5.1.18(水) 自立の国民性

自民党員です。毎日メールしています。
今日は「自立」について書きます。

令和2年国会所信表明演説の最後を思い出します。あの時、菅前首相は日本国民のあるべき姿を改めて言葉にしました。

「私が目指す社会像は、「自助・共助・公助」そして「絆」です。自分でできることは、まず、自分でやってみる。そして、家族、地域で互いに助け合う。その上で、政府がセーフティネットでお守りする。そうした国民から信頼される政府を目指します。」

昭和生まれの私がすっかり忘れてしまった日本人の在り方を思い出させてくれました。

多くの人は、学校を出て、社会人として働き、結婚し家庭を持ち、子供を育て、子供の成人を祝い、子供の就職を祝い、子供の結婚を祝い、孫の顔を見て喜び、健康なうちは働き続け、伴侶の死、自分の死を迎え、一生を終えます。この一生の全てにおいて、私は自立した自分でありたいと思います。時には家族の力を必要とする時があるかもしれません。そして、不慮の事故や病気で国の支援を受けるかもしれません。

私ごとですが、昨年私はGISTの手術を受けました。幸いなことに経過良好。ラッキーでした。それ以上にラッキーなのは医療費です。国民健康保険の医療費通知書には、この手術入院費用は2,218,890円となっていました。ところが実際の支払いは、限度額認定証もあり、1割弱でした。どこの国の医療費と比べてもありえない額です。これでは、外国人が医療を目当てに入国するわけです。少ない額に文句はありませんが、日本はあきらかに過保護です。

反対に、主人は病院にお世話になったことはありません。熱が出たくらいなら、パブロンを飲んで2日寝て治してしまいます。自営業は病院でインフルやコロナなどになったら店が潰れます。それだけでなく、日頃からの健康管理が徹底しているのです。うがいと手洗いは欠かしたことがありません。なにもコロナで生まれた習慣ではないのです。こうした主人の生活ぶりは自助といえます。主人は、”いざというときは病院に行けばいい”という公助があるからこそ安心してがんばれるのだと言っています。

もしかして主人は自助・共助だけで、公助は使わずに心の支えだけで一生終えるかもしれません。そういえば、主人の父母も介護保険を一銭ももらっていません。そういった昭和人は多いのです。でも、それは他の人が使えばいいと言います。私は昨年使ってしまいましたが。

この菅前首相の言葉は、そっくりそのまま防衛にもあてはまります。国内ではなく今度は世界を相手のことです。言い換えるとこうなります。

「日本でできることは、まず日本でやってみる。そして同盟国で互いに助け合う。そして日本はアジアという地域を防衛面や経済面でのセーフティネットで守れる様にする。」

家庭も国家も同じです。自助、つまり自立しなければ、相手から口出しされて奴隷になるしかありません。福沢諭吉も「独立自尊」を言いました。自分で考え、判断し、責任もって決定できること。そうやって一人ひとりが独立していなくては、本当の日本の独立はできないと。こうした自立の国民性を忘れてはいけないと思います。

総理が目指す社会像はどういったものでしょうか?自民党なら、前首相と同じでしょうが、私はこうした話を、ぜひ総理自身の言葉で聞きたいと思います。これからも岸田総理を応援していきます。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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